
フランス・パリの「カルティエ現代美術財団」にて2010年3月~9月、6ヶ月にわたり開催された『Beat Takeshi Kitano, Gosse de peintre 絵描き小僧』展。“天才コメディアン・ビートたけし”、“世界的映画監督・北野武”・・・
さまざまな顔を持つ氏の、現代アーティスト「BEAT TAKESHI KITANO」としての新たな一面にパリは大いに魅了され、「カルティエ現代美術財団」で大ヒットとなりました。
2012年4月にこの展覧会が待望の日本上陸を果たします。パリ「カルティエ現代美術財団」で開催された展覧会の凱旋帰国であり、現代アーティスト「BEAT TAKESHI KITANO」として日本初の個展となります。また、今回の展示では、パリでの展覧会以降に制作された作品も、今回初公開される予定です。
ポップカルチャーと科学、想像と風刺、伝統と教育、美とキッチュ…といったものが融合したアミューズメントパークのような展覧会。絵画、インスタレーション、映像、観客参加型のワークショップなど、多様な表現方法で制作されたユニークな作品たちにより、観る者は「BEAT TAKESHI KITANO」ワールドに引き込まれていきます。
『絵描き小僧展』は、まさにアーティスト「BEAT TAKESHI KITANO」の感性をじかに体感できる展覧会なのです。
[公式サイト] http://www.btk2012.jp/
<現代アーティスト「BEAT TAKESHI KITANO」>
1994年のバイク事故以降リハビリを兼ねて、動物と花が融合した不思議な絵を描き始めました。 それ以来、「HANA-BI」「菊次郎の夏」「アキレスと亀」など、自ら監督した映画の中で色鮮やかな作品を発表してきました。日頃から「ペンキ屋のせがれ」を自認する本人は、その鮮やかな作品の色彩に関しては「ペンキ屋だったおやじの影響だ」と話しています。また、作品制作については、「眠くなかった り、眠りたくない夜は絵の具や鉛筆を使って絵を描く」と語るほど、本人にとっては日常的な出来事です。
Takeshi Kitano during the exhibition Beat Takeshi Kitano, Gosse de peintre, Fondation Cartier pour l’art contemporain, Paris, 2010 (C) Office Kitano Inc. Photo Olivier Ouadah
<カルティエ現代美術財団>
カルティエ現代美術財団は1984年に設立され、フランスの企業メセナとしては際立ってユニークな活動をしています。その目的は、多様な広がりを もつ現代美術と出会う機会を人々に提供することです。毎年、個展やテーマ展を行うと同時に、現存アーティストへの注文制作によりコレクションを増やしてお り、その数は今や1000点を越えています。これまで、デヴィッド・リンチ、パティー・スミス、杉本博司、村上隆など国際的に著名なアーティストの作品を 紹介し、その活動をサポートしているのです。
BEAT TAKESHI KITANO 絵描き小僧展 Fondation Cartier pour l’art contemporain
[開催期間] 2012年4月13日(金)~9月2日(日)123日間
[開館時間] 11時~19時(金、土は20時 最終入場30分前)
[休館日] 毎週月曜(祝日の場合は翌日 ※GW中は無休)、8月5日(日)
[会場] 東京オペラシティ アートギャラリー(東京都新宿区西新宿3-20-2)
主催:フジテレビジョン、カルティエ現代美術財団、東京オペラシティ文化財団
特別協賛:日本生命保険相互会社
協力:オフィス北野、ぴあ
問合せ: 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
公式サイト: http://www.btk2012.jp/