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「GO!GO!69 street」東京・六本木縲恊シ麻布縲恣・ツ山までの六本木通り沿いをロックで盛り上げるイベント【GO!GO!69 street】。その第1回を5月5日(土・祝)に六本木の【mona by GIMME SHELTER】、西麻布の【Rally】、そして南青山の【レッドシューズ】の3店舗が共同で開催致します。
各店それぞれの特性・特徴を活かしたライヴ、パフォーマンス、DJ、etc。ゴールデン・ウィークの後半、ロックで六本木通りをオールナイトで盛り上げます。
インフォメーション

日程:2013年5月5日(日・祝)

店舗名/開場/開演

六本木mona by GIMME SHELTER

六本木mona by GIMME SHELTER

OPEN/START:18時

西麻布Rally

西麻布Rally

OPEN/START:20時

南青山レッドシューズ

南青山レッドシューズ

OPEN/START:20時

チケット : 3,969円 (3店舗共通チケット) + ドリンク代 (500円)

・入場チケットは3店舗どの店でも引き換え可能です。 ・各店舗で初回入店時毎にドリンク代をお支払頂きます。

●一般発売日
4月6日(土) 10:00

チケットのお申し込みはこちら
マップ マップ
マップ
大江慎也

大江慎也 (ザ・ルースターズ)

店舗:六本木mona by GIMME SHELTER

藤井一彦

藤井一彦 (THE GROOVERS)

店舗:六本木mona by GIMME SHELTER

伊東ミキオ

伊東ミキオ

店舗:六本木mona by GIMME SHELTER

DeeDeeFever

DeeDeeFever

店舗:南青山レッドシューズ

THE MAN

THE MAN

店舗:南青山レッドシューズ

KenKen

KenKen

店舗:南青山レッドシューズ

窪田晴男

窪田晴男 (パール兄弟)

店舗:西麻布Rally

MAGUMI(LA-PPISCH

DJ
MAGUMI(LA-PPISCH)

店舗:南青山レッドシューズ

ウエノコウジ

DJ
ウエノコウジ(DAD MOM GOD.the HIATUS)

店舗:南青山レッドシューズ

矢沢洋子

DJ
矢沢洋子

店舗:六本木mona by GIMME SHELTER

MACKY RAMONE

DJ
MACKY RAMONE(BUZZ ATTITUDE)

店舗:南青山レッドシューズ/
六本木mona by GIMME SHELTER




マジックショー
中辰哉

店舗:西麻布Rally


More!

インタビュー
「KenKen」インタビュー掲載!!

1981年、西麻布に誕生したレッドシューズ(現在は南青山に移転)。 ローリングストーンズ、デヴィット・ボウイ、トッド・ラングレンなど海外の大物アーティストも多数来店し、 ロックファン羨望の地として異彩を放ってきたこの伝説的カフェバーが、六本木「Mona by GIMME SHELTER」、 西麻布「Rally」との3店舗共同イベント『GO! GO! 69 STREET』を5月5日に開催する。 大江慎也(ザ・ルースターズ)、藤井一彦(THE GROOVERS)ら馴染みのミュージシャンを招いて六本木通り沿いを朝までロックさせる盛大なお祭りだ。 出演者のひとりであり、10年来の常連というKenKenにレッドシューズの魅力を聞いた。


取材・文:奥村明裕 写真:AYUMI"areUme?"FUJITA (red shoes)

KenKen

レッドシューズに来れば何かミラクルが起きる!

――最初にレッドシューズに来たときのことって、覚えてますか?

KenKen よ~く覚えてますよ。ちょうど10年前の、僕が17歳くらいの時でしたね。ウチの親父(ジョニー吉長)とかお袋(金子マリ)とかがドンチャンやってたのは前のレッドシューズで、僕はそこには行ったことないんだけど、ここに来てみたら、「うわっ、外国みたいなとこだな!」って(笑)。すげぇでっかい音でロックンロールが流れてて、大人がもう子どもみたいな顔してて。「いいとこだなぁ」って最初に思った印象がありますね。それから門ちゃん(店長の門野さん)には良くしてもらって。いちばん多感な時期によく遊んでました。ホント、いろんな思い出がありますよ。

――中でも印象深いエピソードって?

KenKen  最初のソロ・アルバム(『PARTY of INVADERS』/2006年リリース)のリリースパーティをやらせてもらったこととか。パッと客席見たら、プライマル・スクリームのメンバーが全員いて。「どーなってんだ、この店!?」みたいな(笑)。なんせ外タレとのミラクルはしょっちゅうあって。この間、ブーツィー・コリンズの前座みたいなのをやらせてもらったんだけど、その鍵盤がバーニー・ウォーレルっていう、Pファンクとかで弾いてる名手で。俺、昔からその人の大ファンで。そうしたら、次の日レッドシューズで飲むから一緒にセッションしようって。そのバーニー・ウォーレルとセッションしたのが、ここ最近のハイライトかな。店の隅っこで泣きましたからね(笑)。

――それは感極まりますよね。

KenKen  もう大感動ですよ。あとは、ドア開けて入ってきたら、武道館終わりのビョークがいたりとか。“みんなでビョークのiPodを聴く会”みたいなのになって、「なんだこれー!」って(笑)。「ビョーク、意外と激しいの聴くんだな」みたいな。いきなりジャック・ホワイト(ホワイト・ストライプス)がいたり、外国のミュージシャンが来日したら、ライブ終わりで飲むみたいな店だから。ここに来れば何かミラクルがあるっていう、それに出会いたくて毎回来てましたね。そんな店、他にないでしょ? その意味ではロマンがあるよね、この店には。ずっと遊びに来ても俺が最年少みたいな感じだったんだけど、最近ハマ・オカモト(OKAMOTO'S)とかさ、ようやく年下が出てきて(笑)。まだズットズレテルズの時に、アイツらがここでジャムってて。まだヘッタクソでさ(笑)。そう、俺がDJをやり出したのも、ここなんだよね。自分の家みたいに好きな音楽がかけれるのが楽しくて、客の盛り上がりを見て、「次はファンクかけよう!」とか、その場の空気を読むっていうセンスはここで磨かれたと思います。

――ミュージシャン・KenKenを育んだ場所と言って過言じゃないですね。

KenKen  うん。ここでいろんな人とセッションしまくった結果が今の俺だと思ってるから。母体というか、マザーシップのひとつですよね。もうドンシャリだから、いる人が。振れ幅がすごくて、信じられないくらいアホな外国人から、信じられないような社長がいたりとか(笑)。いろんな分野のプロフェッショナルがいたりして、それが身分とか関係なく隣り合って飲んだりしてて。いい意味ですごいフラットなんだよね。音楽的な交流ができるというか。とにかくここにいる人は人間力が高い。まぁ、クズも多いけど。

――ははははは。いわば人材のミクスチャーが起こっているという。

KenKen  ミクスチャーだね。ホント、記憶のない夜から大乱闘から、いろいろあった。恋に落ちたこともあったし(笑)。もう何回、大御所同士のケンカ止めたことか。

――ここでは言えない話も(笑)。

KenKen  その意味では濃い10年を過ごしましたね。ここに来て薄かった日はなかったから。ただふらっとメシ食いに来るだけでも面白かったから。

――特にお気に入りのメニューって?

KenKen  焼きそばかな。ちょっと辛めなんだけど、チョーうまい。あと、スーラータンメンみたいなのも美味しいし。でも、若い頃は金なかったから、いい演奏して誰かに奢ってもらおうとか思ってましたけどね(笑)。こういう場所があってホントに感謝してるから、お祝いごとには必ず駆けつけたいなと思ってるし。

この店は常に化学反応祭り

――5月5日には盛大なお祭り(「GO! GO! 69 STREET」)が行われます。もちろんKenKenも出演されますが、どんなステージにしたいと思ってますか?

KenKen  ドラムのDUTTCH(UZUMAKI)っていうヤツがいて、そいつと2人だけでやってみようかなって。中村達也とは2人でよくやったりしてたんですけど、ベースとリズムだけでどこまでいけるかっていう。(出番が)夜中で最後の方だっていうから、絶対誰かしら乗ってくんのわかってるから(笑)。きっといろんなミュージシャンがいるから誰かしら(セッションに)入ってきて、したら狙ったことより絶対面白いこと起こるでしょ? それが音楽のパワーだし、この店は常に化学反応祭りだから。

――ミラクル発生の予感ビンビンですね。

KenKen  その時にしか起きないミラクルじゃん? 俺が決めてるのは、決め打ちしすぎないってことで。もちろんリズム隊だけでも満足できるショーにはするんで。演奏も自分なりに良くなってきたと思うし、それを今回ここでやれたらなって。(フライヤーを手に取って)見るだけで濃いもんね(笑)。

――何が起こるか、今から楽しみですね。最近、特に話題になっているのは資生堂「uno」のCMでのベースプレイで。超絶テクで超かっこいいですけど、あれは即興でやったものなんですか?

KenKen  そうですね。その前にアクエリアスのCMを一本やってて、その流れでのオファーだったんですけど。映像見せてもらって、それを見ながら一発で録って。あれで日本中のテレビをベーアン(ベースアンプ)に変えられたんですよね。それはスゴイことでさ。楽器ひとつで、どうやって人の意識を変えていけるかっていうことを人生の目標に置いてるから、だからこそ、音だけ使われるCMとか、チョー嬉しいわけ。音だけで振り返ってテレビ観ちゃうってこと、今までなかったと思うから。それを今回やれたと思うしね。

――たしかに。一方で、iPhoneのアプリを作ったりもされていて。

KenKen  ベースの教則のね。俺はベースを誰にも教わってないんだけど、グルーヴとか、かっこいいと思う部分を伝えられたらいいかなって。音楽に正解なんてないんだけど、今俺が思う正解みたいなものはこれだから、俺から何か盗んでっていう。レッド・シューズで学んだこととかを伝えるっていう、そういう使命感はあるよ。俺はあっくん(実兄の金子ノブアキ)みたいに2つの顔を持つことはできないから、その意味ではすごい尊敬してて。あっくんは、ドラマーとしてもスゴイし、俳優としても評価されてて。俺からしたら信じられないようなことやってんだけど、その分、俺は音楽の分野でやってやろうっていう。だって、今チョーいい状態だから。今年の頭くらいに初めてスランプみたいになったけど(笑)。「うわー、どうしよう?」とか思ったけど、逆に27年間、一回も凹んだことなかったから(笑)。まぁ、いい時期がまた巡って来たのかなって。親父が死んで、いちばんの兄弟分だった馬場育三(IKUZONE/Dragon Ash)が死んで、もう一人だけの身体じゃなくなってきたなっていうのがすごくあって。生きる理由があまりにも濃いというか。

――親父さんや育三さんの分も人生を全うしようという。

KenKen  うん。ここにも一緒に何回も来たしね。まぁ面倒臭いから、育ちゃん酔っ払うと(笑)。面倒臭いから、酒が回ってきたらちょっと遠くに離れていって(笑)。でもあんなに愛すべき人はいなかったよね。

――たしかに。未だにいなくなったことが信じられないくらいです。

KenKen  うん。もう俺の身体の半分は育ちゃんだと思ってるから。彼の愛したバンドでベースを弾くっていうことが、俺が彼にできるいちばんのことだし、彼のためにできることがあるってことが幸せに思ってるし。そういうのがミュージシャン同士の力なわけじゃん? だから俺は音楽の力を信じてるし、プレイヤーの力を信じてるし。今年でベース弾き始めて20年目だけど、やっぱ20年かかったよね。ある程度、評価されるまでにも。BLANKEY JET CITYとかTHE MAD CAPSULE MARKETSとか、小学校の時から大ファンだったから、その人たちから「ちょっとベース弾いてくんない?」って言われる嬉しさったら、ないっすよ。それは20年がんばってきたからで。

――最高のご褒美ですよね。

KenKen  そうですよ。未だにKYONOさんとか隣にいると、ニヤニヤしちゃうから(笑)。それが醍醐味じゃん? ミュージシャンの。でも、今の音楽業界はあまりにもレベルが低すぎるというか。大事な軸が欠落してるというか。みんな似たようなサウンドだし、演奏はしてないし。あれだけは俺、絶対に受け入れられないから……って、こういうこと言うからTwitterとか炎上しちゃうんだけど(笑)。でも、俺らが言わないとヤバいんすよ、日本は。

――現状への危機感みたいなものがあって?

KenKen  危機感はすげぇあって。今の状況は早く覆したいなと思ってる。革命狙ってるから。そういう意味では、昔よりもギラギラしてますよ。17歳の時は楽しけりゃいいって思ってたけど、もうそれだけじゃダメな立場だし。もっと尊敬してもらえるようなプレイヤーになりたいと思ってる。本当に尊敬しあってるミュージシャンって、年齢とか関係ないからね。ムッシュかまやつさんとか、もう70歳越えてて、山岸竜之介っていうすごいギタリストが今13歳で。でも、言ってること一緒なんだよね。結局、グルーヴって何なの? うーん……快楽! 間違いない!って(笑)。

――真理を突いてしまってるわけですね。

KenKen  そう。俺もそういう70歳になりたいしね。

――思い浮かびますけどね。70歳になったKenKenがここですごいセッション繰り広げている場面が。

KenKen  全然変わってないと思うよ(笑)。それでいいんだよね。育三とジョニーが教えてくれたのは、「死ぬことがロックじゃない」ってことですよ。初めてこんなに死にたくないって思ったし。

――やり続けることこそがロックっていう。

KenKen  本当に。そのために自分はどうあるか、だしさ。どれだけ昨日までの自分に縛られないかってことも大事で。だから、若い子もどんどんここに来て、“本物”を体感してほしいよね。こういうムチャクチャできるところも、もうないから。かと言って、「ムチャクチャしに来い!」って言ってるわけじゃないですからね。読者のみなさん、グラスは割らないように(笑)。

KenKen KenKen KenKen KenKen

Profile

1985年12月30日生まれ、東京・下北沢出身。小学生でベースに出会い、中学生の頃から数々のセッションを重ね、 10代とは思えぬテクニックとグルーヴ、そしてその特異な存在感があちこちで評判となる。

ロックバンド『RIZE』に加入後は、ベース&ボーカルとして圧倒的なパフォーマンスを魅せつけ、ジャンルレスな自身のバンド『KenKen of INVADERS』では、 モッシュピットをダンスフロアにかえる幅広い音楽性を持つ。2009年からは、ドラムス・中村達也とのハイスペック・バトルバンド『SPEEDER-X』が始動。 また、KYONO(MAD CAPSULE MARKETS)のプロジェクトである、WAGDUG FUTURISTIC UNITY、サポートを務めるDragon Ashなど数多くのバンドで活躍している。

2012年からは、the day[仲井戸麗市(g),中村達也(ds),蔦谷好位置(key),KenKen(b)] にも参加している。 ベースはもちろん、ドラム、ギター、プログラミング、ボーカル全てを自身で演奏、アレンジ、プロデュースした2枚のソロ・アルバムをリリース。

ゲーマーとしての才能も発揮し、『週刊ファミ通』にて、SUPER KANEKO BROTHERSを連載している。 現在オンエア中の資生堂「uno」のCM楽曲を手掛けたことでも話題を集めている。また、ベースギター教則アプリを制作中。

KenKen

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