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レッドシューズ in 名田庄 VOL.2

INFOMATION

11/23(土) 14:00 OPEN
名田庄コンベンションホール


福井県大飯郡おおい町名田庄納田終109-6-1
チケット料金:4,500円
公演・チケット情報

出演
YAMA & TAKASHI & TOCHIGI(from THE BOOM)/
矢沢洋子&THE PLASMARS / MAGUMI&THE BREATHLESS / 越路姉妹
オープニングアクト
名田庄太鼓保存会勇粋連 / タナカユウキとhis juke box

OUTLINE 東京・南青山にあるロックカフェバー「レッドシューズ」のオーナー門野久志が、自身の地元である福井県名田庄を活性化させるために企画。 2年ぶりの開催である今回は、YAMA & TAKASHI & TOCHIGI(from THE BOOM)、 矢沢洋子&THE PLASMARS、MAGUMI&THE BREATHLESS、越路姉妹が出演。また、会場には地元の名産が味わえる飲食店も出展される。

レッドシューズとは…1981年オープン。ミュージシャンやクリエイター達の交流の場となり、その後日本中にカフェバーブームを巻き起こす。 1995年一度はクローズするが、店長を務めた門野久志が2002年に南青山に復活させ、新たな社交場として君臨。 ローリング・ストーンズやオアシスなど、ロックセレブ達が集うロックバーである。週末はさまざまなイベントを開催している。

宮沢和史(THE BOOM) 出演キャンセルのお知らせ

「レッドシューズ in 名田庄 VOL.2[11/23(土)名田庄コンベンションホール(福井)]」に出演を予定しておりました宮沢和史ですが、 体調不良により、やむを得ず出演をキャンセルすることとなりましたことをお知らせ致します。 出演を楽しみにしていたお客様に於きましては、ご迷惑をおかけしますことを心より深くお詫び申し上げます。
また宮沢和史の代わりに「YAMA & TAKASHI & TOCHIGI(from THE BOOM)」の出演が決定したことを併せてご報告させていただきます。
尚、アーティストの出演キャンセルによるチケットの払い戻しは一切致しませんので、何卒ご了承ください。
SPECIAL INTERVIEW

1981年、西麻布にオープンした「レッドシューズ」は、瞬く間にカルチャーの先端を行く人の間で評判となり、 ローリング・ストーンズなど海外の大物アーティストも多数来店し、 ロック・ファンにとって伝説的なカフェ・バーとして君臨した。1995年に一度閉店するも2002年、 南青山で店舗は再開された。そんな「レッドシューズ」を牽引するオーナー・門野久志が、 自身の故郷である福井県名田庄を活性化させるべく企画したイベント「レッドシューズin名田庄」が2年ぶりに開催される。
今回の出演は、矢沢洋子&THE PLASMARS、MAGUMI & THE BREATHLESS、 越路姉妹。そしてTHE BOOMの宮沢和史が出演予定だったが体調不良により、 急遽THE BOOMの山川浩正、小林孝至、栃木孝夫の3人が出演することに。
公演を間近に控え、主宰の門野とMAGUMI、THE BOOMの3人によるスペシャル対談をお届けする。

取材・文:浅野保志 写真:井出絵里奈(STUDIO ROCKet)

門野久志 門野久志

  まずはこのイベントを開催することになった経緯を教えてください。

門野 僕の田舎の福井県名田庄というところは元々「村」で、福井県でも一番マイナーなところで、福井県に住んでる人でも知らないくらい本当に山の中、山村だったんです。市町村合併で今、おおい町っていう原発で有名な土地で。そこで僕は生まれ育って東京に出てきたんです。東京に出てきてレッドシューズで働いていろんなアーティストやミュージシャンと知り合いになって友達になって、25年くらいになるんですけど。で、地元に新しい文化施設が2年前に出来て、そこの?落としで何かやらないかという依頼を受けまして。ちょうどレットシューズ30周年を迎えるときだったので、30周年の一環として地元でレッドシューズのイベントをやろうと。ここを復活させて11年になるんですけど、渋谷のO-EASTとか大阪とか福岡とか名古屋でもバンドを集めてイベントをやったんです。じゃあ名田庄でもそういう感じでやろうということになって。奥田民生君にスペシャル・ゲストで来てもらって1回目のイベントをやったんですね。それがものすごく評判が良くて、第2弾がやりたくなってきたんです。それが今回のイベントで、MIYA(宮沢和史)に前からうちのイベントに出て欲しいなってずっと思ってたんです。たまたま弾き語りで地方でやったりしてるって聞いて、「じゃあ今度うちのイベント来てよ」って。そういうところから話が出来上がったんです。

MAGUMI 歓迎の仕方がすごくって(笑)。一回目はDJで参加したんです。バスでみんなで現地に入ったんですけど、車の上に人が乗って、“ウエルカム!”みたいな。車の上でギター弾いて歌ってる。パッと見ると民生のフリして歌ってる(笑)。バスが入ってきたら一同ワーッ!って。ものすごい状態で。その出来たばっかりの会館も最新システムで楽屋と楽屋も全部無線で繋がってるし。なんでこんな似つかわしくないものが建ってるんだろうって。福井県って日本海側に象の鼻みたいに京都側に細く伸びてるんですけど、そこの先の方で。曲がりくねった道を行くんです。

門野 京都と県境なんですね。(アーティストはツアーで)全国を回ると思うんですけど、どうしてもスルーされるようなところで。

MAGUMI 打ち上げもすごくて、みんなスタッフがカープの帽子を被ってる。“なんで? 広島からの移民がいっぱい来てんの?”って思ったんだけれど(笑)。民生を接待するためだった。そこまでやるのよ。今回やるコンベンションセンターというところで、前回は打ち上げをやったんですよ。ちょうど形が武道館をふたまわりくらい小さくしたようなドームっぽい感じのところで。そこで打ち上げだったんで、“えっ?”みたいな(笑)。

門野 前回の会場は中では飲んだり食べたりできないような場所だったんですね。ライブ・パフォーマンスが全部終わって打ち上げ会場に移動して、そこで地元の美味しいものを振舞うというか、もてなしてもらったんですけど。今回は美味しいものだったり、いいところですよっていうことをお客さんにアピールして欲しいなっていう気持ちが前回以上に強くって。今回は美味しいものを食べながらお酒飲みながらイベントを楽しんでもらいたいということで、打ち上げ会場だったコンベンションホールで開催となったんですよ。

MAGUMI 大人の文化祭みたいな。

MAGUMI MAGUMI

  今回はバンドでのご出演ですね?

MAGUMI ええ。monちゃん(門野)に頼みました。今度はバンドで、って。

  前回に続いて出演依頼があったときはどう思われましたか?

MAGUMI monちゃんは東京に来たときから知ってるんで。まだ田舎モンだったときから(笑)。まだ訛りの抜けない...。僕も今でも訛り抜けてないですけど。その彼との長い付き合いの中で初めて地元に行けるっていうんで、ほんとに楽しかった。誘われたときにまたこうやって行けるっていうのが嬉しいなって。今度はもっとカッコつけたいなと思いました。

  最初、宮沢和史さんの出演ということでしたが体調不良で、今回、THE BOOMの山川浩正さん+小林孝至さん+栃木孝夫さんが参加されることになりました。

山川 元々去年の夏にMIYAが沖縄に「みやんち STUDIO&COFFEE」というカフェをオープンさせたんですよ。そこのお店でかける曲を作ってくれということで。僕と孝至が自宅でインスト(THE BOOMの曲の歌無し)を制作して、お店のBGMで流すというところから始まっているんです。お店に来たお客さんから、“このCD売ってるんですか?”という声が多くて。で、CDを作ったと(笑)。そしたらライブもやろう! ということになって、この3人でライブを始めました。だからライブはまだ今年になってからで、3人で手探りで。

小林 そう、まだ11本目くらいなんです。

山川 今年、ツアーみたいなのをやって。大阪、名古屋、京都と、沖縄の民謡酒場やカフェでライブをやってきました。だから今回の会場が今までで一番大きいんです(笑)。

小林 (チラシをみて)“今回、ホールなんだ!?”ってびっくりして(笑)。

山川 まだちょっとキャラクターとかスタイルが定まってない(笑)。ライブ毎に、会場に合せていろいろチャレンジしてみてるんですけど。今回はどうしたもんかなと…(笑)。

山川浩正 (THE BOOM) 山川浩正 (THE BOOM)

  THE BOOMのツアーのMCでその企画のお話はされてましたよね?

山川 今年のツアーで、アコースティックのコーナーみたいなのがあって、そこで1曲だけやってただけなんです。

  ではホール規模で人前に立つには今回が初めて。

山川 そうですね。どうしましょうね。

栃木 この濃いメンツの中でどうやろうかな?みたいな(笑)。

  THE BOOMのツアーでやってみて、3人演奏は手応えはありました?

山川 そうですね。

小林 ほんとに“箸休め”な存在だったんです(笑)。

山川 今回、僕らが最初に出るのがいいんじゃないですかね?(笑)

MAGUMI THE BOOMは一番最初に観たのが新宿ロフトで。MIYAが真剣に“MAGUMIさん、スカってどうやったら上手くなるんですか?”って訊いてきたから、MIYAに“毎日800回縄跳びすればいいよ”って(笑)。

山川 伝説になってましたよね(笑)。

  門野さんの頭の中では出順とかタイム・スケジュールとか決まってるんですか?

門野 そうですね、大体。

栃木孝夫 (THE BOOM) 栃木孝夫 (THE BOOM)

  3人はオープニングを希望されてますが...。

門野 いやいや一番最後に、オオトリで(笑)。

山川 要相談で(笑)。

MAGUMI いやいや、アンコールとか遊べるからさ。ボーカリストいっぱい居るし。

門野 ここにも居るし(笑)。

山川 僕ら歌う人がいない、インストですからね。

小林 ツアーのときは、最初に映像や写真とか流して..。

栃木 ライブ&トークで、多目的にやってます。

  他の出演者のラインナップはどのようなコンセプトで決めたのですか?

門野 コンセプトというより、ほんとに身近にいる方に声をかけるというパターンですよね。矢沢洋子ちゃんも結構ウチでライブやってもらったりDJやってもらったりしてて、“ウチの田舎来ない?”みたいな感じで。

MAGUMI 2年くらい前かな、(杉本)恭一とここでアコースティック・ライブやってたら、リハーサル時間に矢沢永吉さんが入ってきちゃって(笑)。

門野 今回、お父さんに“娘呼んでくれてありがとな、次はオレ呼んでくれよ”って言われて。“一曲でも二曲でも歌いに行くから”って。次は来てもらいたいと思います。

  地元のみなさんはどんな感じで盛り上がってるのでしょうか?

門野 前回もそうだったんですけど、地元の人がすごく温かくみてくれてて、地元のお店も出店してもらったり、ほんとに協力的にいろいろ動いてもらってます。だからすごい楽しみにしてもらえていると思います。

  これからも継続的に開催していくご予定ですか?

門野 そうですね。4回くらいまでは頭の中に構想があるので。ウチもFUJI ROCK FESTIVALに毎年お店を出させてもらってるんですけど、地元の人がすごく協力的で受け入れ態勢がしっかりしている。主催者側と地元がうまく繋がってる感じがすごくするんです。だからやっぱりそういう形で、地元の人にいい想いというか、大事にしてもらいたい。なんかそういう形を作れるようなイベントにしていきたいですね。

小林孝至 (THE BOOM) 小林孝至 (THE BOOM)

  それでは当日に向けてひと言ずつ抱負をいただけますか?

MAGUMI まずは“THE BOOMいじり”ですかね(笑)。夜、寝かせないとか。前回、ヒドかったんですよ、朝まで。

山川 MAGUMIさんのバンド好きなんで、生で観れるのがすごく楽しみです。

MAGUMI ありがたいですね(笑)。

  セッションもあるようですしね。

MAGUMI もちろんそれは、すべて胸を借りるつもりで(笑)。

小林 やっぱり大きいところでこの3人でやるのは初めてなんで楽しみです。そして、やっぱり打ち上げも楽しみですね(笑)。他のバンドとも仲良くなって、きっと上手くいったらいい感じで打ちあがるんじゃないですかね。

MAGUMI 前回はみんな“帰りたくない”って言ってた。

栃木 なかなかツアーでは行けない場所じゃないですか。そういう場所に呼んでもらって行けるっていうのがすごく嬉しいですね。やっぱり日本はすごく広いし、いろんな場所があって、いろんないいところがたくさんあるんだけど、長くやっていてもいけない場所ってあるから、今回の機会はとても楽しみです。

小林 今回3人でやってるこの活動も、“呼ばれたところには何処でも行く”って言い始めたところだったので、すごくうれしいです。

門野 さっきMAGUMIさんが言ってましたけど、“帰りたくない”って言ってもらえるくらいのいいイベントにしたいなと思います。地元にとってはなかなかアーティストとかに来てもらえない場所なので、来てもらった人にすごく満足してもらえるような、いいイベントにして、いい打ち上げにして、また来たいなって思ってもらえるような、そういう素敵な時間をみんなで過ごしたいなって思います。

門野 久志 門野 久志(かどの ひさし)
1964年、福井県生まれ。(有)アールエスジェイピー代表取締役。89年に上京、レッドシューズに勤務。その後独立、有限会社アールエスジェイピーを立ち上げ。95年に一度閉店したレッドシューズを、02年に西麻布でリ・オープンし2代目オーナーに。

MAGUMI MAGUMI
1963年、熊本県生まれ。87年、LA-PPISCHでデビュー。ボーカルとトランペット担当。バンドと並行して2001年から本格的にソロ活動を始動。現在もライブのみならずDJ、MC、イベント・プロデュースなど精力的に活動中。

YAMA & TAKASHI & TOCHIGI(from THE BOOM) YAMA & TAKASHI & TOCHIGI(from THE BOOM)
1989年、宮沢和史(vo)、小林孝至(g)、山川浩正(b)、栃木孝夫(ds)の4人でTHE BOOMとしてデビュー。以来、不動のメンバーで2014年にはデビュー25周年を迎える。2012年、宮沢が沖縄にカフェ“みやんち STUDIO&COFFEE”をオープン。店内BGMとして、小林、山川がTHE BOOMの曲をインストで録音したことがきっかけで、CD『みやんち STUDIO&COFFEE×THE BOOM』のリリースやライブ活動をスタートする。 http://www.theboom.jp/

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