7/12 特設ページオープン
映画「英国王のスピーチ」(原題:The King’s Speech)は、英国王【ジョージ6世】の史実をベースに、2010年に 公開された英国映画です。第83回アカデミー賞®では作品賞・監督賞・主演男優賞・脚本賞に輝くなど、 各国映画賞で80冠に輝きました。日本では、ギャガの配給により2011年2月26日に公開され、累計動員数が150万人を突破するなど、 映画ファンに留まらず多くの観客が映画館に足を運びました。
この世界中から賞賛を浴びた「英国王のスピーチ」の原作は、デヴィッド・サイドラーが執筆した“戯曲”でしたが、映画化に際し、 サイドラー自ら脚色を手掛け、70歳にして初めてアカデミー賞®の脚本賞を受賞するという快挙を成し遂げました。 この映画の大ヒットを受け、世界各国から舞台化が望まれるなか、今年2月英国にて 舞台版「英国王のスピーチ」が初上演され、 日本での舞台版の上演が決定いたしました。
本公演の演出は、ストレートプレイ、ミュージカルなどジャンルを問わず、意欲的に舞台演出を手掛ける鈴木裕美。
そして、上演台本は物事を独自のシニカルな視点で切りとり、
しっかりとしたストーリーに不条理な空気感を漂わせる作風で注目を集めている若手劇作家・倉持 裕が手掛けます。
本作で初タッグを組むこの二人の手によって、“日本版「英国王のスピーチ」”が誕生いたします。
吃音症を持ち、内気な性格になった大英帝国の王子、バーティ(ジョージ6世)役は、東山紀之。
23年にわたって少年隊ミュージカル「PLAYZONE」の主演を務め上げ、近年は「さらば、わが愛 覇王別姫」、
ブロードウェイミュージカル「カーテンズ」、「ミシマダブル(サド侯爵夫人/わが友ヒットラー)」などの舞台において、
より難しい役どころに挑み続けている東山が、世界中が注目する感動の実話に挑みます。
バーティを支える妻・エリザベス役には、2010年に出演した朗読劇「ラブ・レターズ」
以来2年ぶりの舞台出演となる安田成美。
優しさの中に芯の強さを秘めた、美しく気高い王妃を演じます。
そして、舞台のみならず、映像作品においても引く手あまたの演技派俳優・近藤芳正が、
この作品の要となる バーティの吃音症を治療する言語聴覚士ライオネル・ローグ役を務めます。
さらに、葛山信吾、西尾まり、有福正志、久保酎吉、高橋長英、
ラサール石井といった個性豊かな実力派の顔ぶれが勢揃いいたします。
世界中の話題をさらった名作が、今夏、舞台で蘇ります!
20世紀初頭の英国― 放送機器の発達などにより、スピーチは王室の重要な仕事となっていた。 大英帝国博覧会の閉幕式で、バーティ(ジョージ6世)は父王であるジョージ5世の代理でスピーチをする。 しかし、吃音症のせいで散々な結果に終わり、周囲の人々と英国民を落胆させてしまう。 バーティと妻のエリザベスは吃音症の様々な治療法を試みるが全てが不調に終わっていた。エリザベスは 言語聴覚士であるライオネル・ローグに治療を依頼。ローグは型破りな方法で治療にあたる。当初は、彼の治療法に反発したバーティだったが、次第に信頼を置くようになる。 そして、ローグは吃音症の原因は、幼少期の躾にあることを指摘する。 ジョージ5世が崩御。そして兄であるデイヴィッドが“エドワード8世”として即位する。 エドワード8世は、離婚暦があり、しかも2人目とはまだ婚姻中のシンプソン夫人との結婚を望んでいたが、 英国王室にとってそれは許されないことだった… ローグはバーティに王位を継ぐように進言するが、それを不快に思ったバーティは、ローグを遠ざける。 エドワード8世は王位よりシンプソン夫人との結婚を選び、退位。バーティが“ジョージ6世”として即位する。 ジョージ6世にとって吃音症は、依然として深刻な問題で あり、即位承認会議でのスピーチは散々なものに終わる。 ジョージ6世はローグを訪ね、もう一度治療を依頼する。 2人は信頼関係を深め、戴冠式のスピーチは成功する。 偉大なる王への道を歩き始めたジョージ6世だったが、 ナチスの進攻により、第二次世界大戦が勃発。 ジョージ6世は、全大英帝国民を鼓舞する 最も重要な《スピーチ》に挑む。
85年少年隊として「仮面舞踏会」でレコードデビュー。グループとしての活動のほか、
舞台・映画・TVドラマ・バラエティー・CM・ナレーターなど幅広く活躍中。
主な出演作に、TVドラマ
「喰いタン」シリーズ(NTV・07/06)、「必殺仕事人」シリーズ(EX・12/10/09/07)、
「GM~踊れドクター~」(TBS・10)、
映画「山桜」(08/第18回 日本映画批評家大賞主演男優賞受賞)、
「小川の辺」「源氏物語」(11)、舞台では 「ロミオ&ジュリエット」
(04)、「さらば、わが愛 覇王別姫」(08)、
ブロードウェイミュージカル「カーテンズ」(10)、
「ミシマダブル(サド侯爵夫人/わが友ヒットラー)」(11)等がある。
現在、映画「幸せへのキセキ」(日本語版吹替え)が公開中。
82年TVドラマ「ホーム・スイート・ホーム」で女優デビュー。
以降、数々の映画、 TV ドラマ、CM等で活躍。高い演技力と親しみやすく清楚な魅力で幅広い世代から高い支持を得ている。
主な作品に、TVドラマ「素顔のままで」(CX・92)、「この愛に生きて」(CX・94)、「ドク」(CX・96)、
「松本喜三郎一家物語~おじいさんの 台所~」(CX・07)、「てっぱん」(NHK・10)、映画「大河の一滴」
(01/日本アカデミー賞 優秀主演女優賞受賞)、「歓喜の歌」(08)、「時をかける少女」(10)、
舞台「リチャード 三世」(08)、「ラブ・レターズ」(10)などがある。
現在、出演映画「HOME 愛しの座敷わらし」が公開中。
81年劇団青年座研究所に入所し演劇の基礎を学ぶ。
83年卒業後、劇団7曜日、 赤信号劇団、東京乾電池などの公演に出演し、年5本ペースで舞台をこなす。
以降、舞台に留まらずTVドラマ・映画などで幅広く活躍。
また、三谷幸喜率いる東京サンシャインボーイズの後期の作品に立て続けに出演している。
近年の主な出演作に、TVドラマ「黄金の豚」(NTV・10)、「ブルータスの心臓」(CX・11)、
「告発~国選弁護人」(EX・11)、映画「ハラがコレなんで」「ステキな金縛り」(11)、
「はやぶさ 遥かなる帰還」
(12)などがある。12年5月26日~6月2日まで紀伊国屋ホールにてバンダラコンチャ サードアルバム公演
「HUG!~ステレオサウズ」の公演を終えたばかり。
90年、第3回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞。
翌年TVドラマ「ヴァンサンカン・結婚」(CX)でデビュー。
以降、時代劇から現代劇まで途切れることなく出演している。
また、映画・舞台にも意欲的に出演しており、06年「アンナ・カレーニナ」ではミュージカルに 初挑戦し、活躍の幅を広げている。
近年の主な出演作に、TVドラマ「Oh!デビー」(BSスカパー・12)、「マルモのおきて」(CX・11)、
舞台「ビューティフル・サンデイ」(12)、「ビクター・ビクトリア」(11)、「宝塚BOYS」(07・08)などがある。
今後の予定:NHK-BSプレミアム「薄桜記」(7月13日~OA)
子役として、TVドラマ「うちの子にかぎって・・・パートⅡ」(TBS・84)、「パパはニュースキャスター」(TBS・86)など、
話題作に数多く出演。その子役とは思えぬ演技力は、今もなお見た人の記憶に残っている。
また、TVドラマに留まらず、映画・舞台など幅広く活躍。近年の出演作に、TVドラマ「天使のわけまえ」(NHK・10)、
「ドン★キホーテ」(NTV・11)、映画「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」(10)、舞台「怪談 牡丹灯籠」(09)、
「富士見町アパートメント~ポン助先生」「2人の夫とわたしの事情」(10)、「泣き虫なまいき石川啄木」
「その妹」(11)などがある。
67~84年まで自由劇場に在籍。その後86年、東京壱組の創立メンバーとして92年まで在籍。主な作品に、
「大漫才」「分からない国」など多数。退団後、TV、映画にも活躍の場を広げる。近年の出演作に、
TVドラマ「再婚一直線」(TBS・08)、大河ドラマ「龍馬伝」(NHK・10)、映画「種まく旅人~みのりの茶」(12)、
「るろうに剣心」(12年8月25日公開)、舞台「エキスポ」(06)、
「12 twelve」(07)などがある。鈴木裕美演出作品への出演は「検察側の証人」(11)以来 2度目となる。
早稲田「新」劇場、演劇集団MODEを経て、現在に至る。舞台を中心に、TVドラマや映画、
ナレーションなどでも活躍。近年の主な出演作に、TVドラマ「密命 寒月霞斬り」(TX・08)、 映画「ゲゲゲの女房」(10)、 舞台
「東海道四谷怪談」(05)、「JAIL BREAKERS」(06)、「The Light in the Piazza」(07)、「山の巨人たち」(08)、
「リチャード三世」「きらめく星座」(09)、「富士見町 アパートメント『海へ』」「カエサル」
「砂町の王」(10)、「6月のビターオレンジ」「ノミコムオンナ」(11)、「パーマ屋スミレ」(12)などがある。
俳優座養成所第15期卒業。舞台で活躍後、68年に「二人の恋人」で映画デビュー。
以降、 TVドラマ・映画において存在感のある脇役として活躍。悲劇的な善役から狂気的な悪役まで、
幅広い演技力を活かして多彩な役柄を演じている。近年の主な出演作に、映画「マルタイの女」(97)、
「郡上一揆」(00)、「風花」(01)、「帰郷」(05)、
「それでもボクはやってない」(07)、「山桜」(08)、
「奇跡」「はやぶさ/HAYABUSA」(11)、舞台「高き彼物」(00初演)、「骨唄」(06初演)、
「錦繍」(07初演)、「かもめ来るころ」(09初演)、「エネミイ」(10)、「金閣寺」(11初演)などがある。
「コント赤信号」を結成、80年TVデビュー。
現在は俳優のほかに、脚本・演出家としても活躍。 人気漫画
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」では、
アニメ・舞台で主人公・両津勘吉役を務め、 さらに、TVドラマ・映画では主人公の父・銀次役として出演するなど、
作品にとって欠かせない存在となっている。近年の主な出演作に、TVドラマ「瞳」(NHK・08)、「カーネーション」(NHK・12)、
映画「おとうと」(10)、舞台「志村魂」シリーズ(06~/脚本・演出)、
「ペテン・ザ・ペテン」 (11/演出・主演)、「オーデュボンの祈り」(12/演出)などがある。
12年6月15日~7月1日まで サンシャイン劇場にて熱海五郎一座「落語日本花吹雪~出囃子は殺しのブルース」公演を行う。