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「マクベス」原作:W.シェイクスピア 翻訳:河合祥一郎 構成・演出:野村萬斎 出演:野村萬斎、秋山菜津子、高田恵篤、福士惠二、小林桂太2013年2月22日(金)~3月4日(月)世田谷パブリックシアター 公演・チケット情報 ぴあ最速独占先行決定!11月21日(水)〜27日(火)
狂言師 野村萬斎が紡ぎだすシェイクスピアシリーズ第三弾『マクベス』世田谷パブリックシアターにて上演 舞台

「マクベス」2010年公演より photo by 石川純

  『まちがいの狂言』(「間違いの喜劇」)、『国盗人』(「リチャード三世」)と、 シェイクスピア作品を狂言の発想を用いた大胆な手法で演出してきた野村萬斎が、2010年に手掛けたのが『マクベス』です。

出演者はわずか5人、物語は分かりやすくシンプルに、登場人物が抱える不安や葛藤といった内面は丹念かつ丁寧に見せ、好評を博しました。 再演を望む声も多く寄せられた本作が、大阪、ソウル、ニューヨークを含む4都市で、新演出版としてよみがえります。

出演は、タイトルロールを演じる萬斎のほか、マクベスの合わせ鏡ともいえる夫人を演じるのは、多くの演出家から厚い信頼を得る秋山菜津子。 萬斎とは『藪原検校』でも共演したばかりなので、相性の良さに期待が高まります。 萬斎版『マクベス』で重要な鍵を握る魔女と、その他の登場人物を演じ分けるのは、 天井棧敷、万有引力と同じ劇団で活動した経験を持つ、高田恵篤、福士惠二、小林桂太の3人。 初演でも目を奪った不気味な魔女が再び登場します。

初演から3年を経て、社会も個人も大きな変化を遂げた現代。萬斎はマクベスとその夫人、 そして魔女をどのような存在と捉え、われわれの前に立ち上がらせるのでしょうか。 狂言のDNAと名作戯曲、そして現在を生きる感性の融合をお見逃しなく。

キャスト
野村萬斎
野村萬斎
Mansai Nomura

東京都出身。狂言師。世田谷パブリックシアター芸術監督。人間国宝・野村万作の長男。重要無形文化財総合指定者。「狂言ござる乃座」主宰。国内外の能狂言公演はもとより、『まちがいの狂言』『藪の中』など狂言の技法を駆使した舞台や、『国盗人』『敦--山月記・名人伝--』など古典芸能と現代劇の融合を図った舞台を演出・主演。このほか、最近の主な舞台出演に『わが魂は輝く水なり』『オイディプス王』(蜷川幸雄演出)、『ハムレット』(ジョナサン・ケント演出)、『子午線の祀り』(観世栄夫 演出)、『藪原検校』(栗山民也 演出)など。映画出演に「乱」(黒澤明 監督)、「陰陽師」「陰陽師2」(滝田洋二郎 監督)、「のぼうの城」(犬堂一心・樋口真嗣 監督)またNHK「にほんごであそぼ」に出演するなど幅広く活躍。文化庁芸術祭新人賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞、紀伊國屋演劇賞など受賞多数。

秋山菜津子
秋山菜津子
Natuko Akiyama

東京都出身。近年の主な舞台出演に、野田秀樹演出『エッグ』『THE BEE』、栗山民也演出『藪原検校』『まほろば』『キネマの天地』『ロックンロール』、河原雅彦演出『その妹』、松尾スズキ演出『欲望という名の電車』『キャバレー』、マギー演出『大人は、かく戦えり』、長塚圭史演出『タンゴ』、三浦大輔演出『裏切りの街』、白井晃演出『中国の不思議な役人』『ピランデッロのヘンリー四世』、いのうえひでのり演出『怪談 牡丹燈籠』『朧の森に棲む鬼』、串田和美演出『桜姫』、宮本亜門演出『三文オペラ』、鵜山仁演出『舞台は夢』、蜷川幸雄演出『わが魂は輝く水なり』『タンゴ・冬の終わりに』、岩松了演出『死ぬまでの短い時間』、ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出『労働者M』など。第36回紀伊國屋演劇賞個人賞、第9回読売演劇大賞優秀女優賞・杉村春子賞、第14回読売演劇大賞優秀女優賞受賞。

高田恵篤
高田恵篤
Keitoku Takata

富山県生まれ。1979年、故寺山修司主宰「劇実験室◎天井桟敷」入団。『奴婢訓』『レミング』『百年の孤独』等の国内外の公演に出演。83年「演劇実験室◎万有引力」を結成。93年に退団するまで中心的俳優として全ての作品に出演。90年土方巽記念アスベスト館館長の元藤あき子と出会い、舞踏家としても活動を始める。豊かな身体表現を生かし、演劇、舞踏、コンテンポラリーダンスなど、多くの国内外の公演に出演。最近の主な出演作品として、『エレファント・バニッシュ』(03・04年/演出:サイモン・マクバーニー)、『城』(05年/演出:松本修)、『死の棘』『ヒカルヒト』(05年/演出:鐘下辰男)、『わが闘争』(06年/演出:鐘下辰男)、カフカ作品交互上演『審判』『失踪者』(07年/演出:松本修)『朝焼けのマンハッタン』(07年/演出:佐藤信)、『ゆらゆら』(08年/演出:鐘下辰男)、『春琴』(08・09・10年/演出:サイモン・マクバーニー)など。演出作品として数多くの自作の演劇・舞踏作品の他、『盲人書簡』『レミング』『奴婢訓』(作:寺山修司)、『糸地獄』(作:岸田理生)などがある。

福士惠二
福士惠二
Keiji Fukushi

北海道出身。1978年、寺山修司主宰「演劇実験室◎天井桟敷」に入団。劇団解散後はさまざまな演劇活動のほか、演出やCMナレーションをこなす。また、平成17年度文化庁芸術家在外派遣研修員として渡仏した。最近の主な舞台出演に、『八月の狩』(鐘下辰男 演出)、『アメリカ』『城』『審判』(松本修 演出)、『現代能楽集 AOI/KOMACHI』(川村毅 作・演出)。『マクベス』(アレクサンドル・ダリエ演出)では怪演ぶりを発揮、魔女を好演した。

小林桂太
小林桂太
Keita Kobayashi

福岡県出身。1993年、「演劇実験室◎万有引力」に入団。『大疫病流行記』で初舞台以後、すべての本公演・プロデュース公演に出演。作品には『レミング』『奴婢訓』『SUNA』『毛皮のマリー』『観客席2001年改訂版』など。また、流山児☆事務所、とりふね舞踏舎、コア・システム、遊行舎などにも外部出演。2008年10月、郡山市立美術館にて『100万光年の彼方劇 劇的小道具序説』(J・A・シーザー演出)に出演、同年11月は松山市で『人力飛行機ソロモン松山篇』に出演。

キャスト画像 photo by 久家靖秀

2013年2月22日 (金) ~3月4日 (月) 世田谷パブリックシアター

【料金】S席¥6,500 A席¥5,000 ※プレビュー料金は各一般料金の1,000円引き
Pコード:424 - 223

2012年12月9日 (日) 一般発売開始

公演・チケット情報
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14:00    

       
16:00                
18:00                
19:00        

:プレビュー公演 :終演後、ポストトークあり