マッスルミュージカルは、体操・新体操・空手・シンクロナイズドスイミングなど数多くの種目のアスリートが持つ身体能力を活かし、数々のアクロバティックショーやミュージカルが、舞台上でめまぐるしく変化するレビュー方式のスタイルとなっている。演者が客席に飛び出して、お客様と一体となって踊る斬新な演出やセリフのない構成など、ミュージカルの常識を打ち破る画期的な舞手法で、親子三世代と幅広い層に緊張・驚き感動・笑い・涙、そして、閉幕時には元気を与える舞台となっている。
2001年、「筋肉で音を奏でる」というコンセプトのもとに、他に類を見ない全く新しいパフォーマンスを生み出そうという試みから「マッスルミュージカル」という、前代未聞の肉体芸術は誕生したのだった。
その舞台に上がることができたのは、有名・無名を問わず卓越した身体能力の持ち主ばかり。厳正なオーディションを勝ち抜いた精鋭たちが、まだ誰も観たことのない斬新なミュージカルの舞台に立つことを許された。
マッスルミュージカルには、歌やセリフはない。自らの肉体をフル回転させ、打ち鳴らすことにより生まれるエネルギー、笑い、そして愛が観客に未知の感動を与えてくれる。コンセプトの通り、まさに「筋肉が生み出す音楽」で表現するミュージカルなのだ。そして正真正銘の、日本が生み出したオリジナル作品である。
こうして誕生した「マッスルミュージカル」。まずは関東にて公演を開始。数々の名ステージを繰り広げた。2003年には日本各地を回る初のツアーを敢行、2004年には神奈川県・横浜に専用シアター「マッスルシアター」が誕生し、2005年の春公演では横浜・大阪にて「VIKING」を成功させ、それに続く夏公演とJAPAN TOURでは装いも新たに「MATSURI」を上演。夏の公演だけでなく、クリ スマスやカウントダウン、ニューイヤーをテーマにした冬公演など1年を通して多くの人を楽しませ、2006年3月にはラスベガスにおいて初の海外公演を行うなど、活躍の場を広げ進化はとどまる所を知らない。
2007年4月より横浜から渋谷に専用シアターを移し「Jungle」を開催。
モンスターズカフェも併設し、装いも新たに「渋谷マッスルシアター」としてオープン。夏公演は、江戸時代の祭と現代の日本の祭が融合したマッスルミュージカル流にアレンジされた「-祭-」。さらに、5月末より日本のオリジナルミュージカルとしては初めて、ラスベガスで長期公演契約を結び、ロングラン公演を敢行し、好評を博した。
今までことごとくミュージカルの常識を打ち破ってきたマッスルミュージカル。公演ごとに進化をとげ、多くの観客を驚かせ、感動させるステージを提供し続けている。
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