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★12/9 東京公演、追加発売決定!! 12/11(土)10:00~
★10/28 宮城公演、プレリザーブ受付開始!11/3(水・祝) 11:00 ~ 11/11(木) 11:00
★10/28 大阪公演、プレリザーブ受付開始!11/2(火) 11:00 ~ 11/5(金) 11:00
★10/1 愛知公演、プレリザーブ受付開始! 10/4(月) 11:00 ~ 10/7(木) 11:00
★9/22 一般発売開始! 9/26(日) 10:00発売
★8/26 特集ページオープン
スタンリー・キューブリック監督の傑作映画でも知られる「時計じかけのオレンジ」。 この作品がもたらした芸術的衝撃と圧倒的な暴力描写は、内容のショッキングさだけでなく、 並外れた映像・強烈な音楽・魅惑的な言葉の数々ゆえに、現在に語り継がれる作品として記憶に残っている。
原作小説の著者であるアンソニー・バージェスが自ら舞台版の台本も脱稿し、1990年にRSC(ロイヤルシェイクスピアカンパニー)で舞台版が上演されている。 日本版上演にあたっては、圧倒的な音楽と映像、電飾の洪水の中、まるで巨大なクラブで行われているかのような舞台イベントとして、演劇的衝撃を与える作品を目指す。 脚本・演出に気鋭の演出家・河原雅彦、音楽に維新派やUAへの楽曲提供でも知られる内橋和久を迎え、映画とも違う、舞台ならではの新たな「時計じかけのオレンジ」を制作。 また、キャストにも豪華出演陣が続々集合。狂気と無垢を行き交い、ウルトラバイオレンスの世界を生きる主人公・アレックス役には、 いま最も旬な俳優、小栗旬が挑む。「善より悪を選ぶ自由を否定するのは、その悪よりさらに悪いことなのではないか…」 ベートーヴェンの第九が流れる中、涙を流しながら矯正されていくアレックスに、我々現代日本人は何を見るのか。 この作品が、日本演劇界に衝撃を与える一本となることは間違いないだろう!近未来のロンドンの町。コロヴァ・ミルク・バーにアレックスを首領とするピート、ジョージ、ディムの4人組がいる。 バーの外、ジャンキーをよってたかって、殴る、蹴る。さらに別の少年たちとの乱闘。棍棒、チェーン、ナイフが飛び交う。 ナッドサット語を駆使し、街を席捲するアレックスたち。
アレックスらは作家アレクサンダーに出会う。彼らは作家に猿轡をすると、目の前でその妻を殴りつけ強姦する。 アレックスはかってのミュージカル「雨に唄えば」を唄いながら、作家とその妻に乱暴ろうぜきの限りをつくし、コロヴァ・ミルク・バーへ。 そのときアレックスの心を捉えた音楽、それはベートヴェンの第九交響曲。世にも美しい音楽に心を奪われるアレックス。 アレックスは有頂天だった。仲間でも気に入らなければ、いきなりナイフで刺したりする。そして、次の襲撃場所は猫好きな一人暮らしのブルジョワ夫人の家。 アレックスは夫人を殺害してしまった。警察の襲撃。仲間は逃げ、アレックスは逮捕され刑務所送り。刑務所の牧師のもとで賛美歌を歌う日々。 ある日、内務大臣が視察にやって来た。それがきっかけで、新開発の人格矯正法「ルドヴィコ療法」の実験材料にアレックスが選ばれ病院へ引き渡された。 その療法とは、暴力や性に対し完全に無力な人格を植え付けるというもの。ドクター・ブロドスキーのもと、アレックスは注射を打たれ、体はがんじがらめに固定された。 そして、眼球が飛び出さんばかりにクリップで目蓋をこじあけられ、見せられた映像は膨大な残虐描写フィルム。 BGMはアレックスの愛したベートーヴェンの第九。アレックスは目を閉じることができない。 実験は成功し、羊のようにおとなしくなったアレックスが家に帰ると両親の冷たい仕打ちが待っていた。 家にはジョーという間借り人が住みついてアレックスの代わりになっていた。 また、かつての仲間達は今では警官になっていて、アレックスを半殺しの目にあわせた。 アレックスは今では暴力恐怖になっており、反撃することもできないのだ。 半死半生の体でやっとたどり着いた家は皮肉にも作家アレクサンダーの家だった。あの事件で妻は死に、彼は不自由な体になっていた。 アレクサンダーはそうとうは知らずアレックスを親切に介抱してやった。やっと落ち着いたアレックスはナッドサット語をしゃべりだす。 アレクサンダーはそれを聞いて、真相を悟る。この男だ!と。反体制の作家アレクサンダーは「ルドヴィコ療法」の記事は新聞で知っていた。 その実験の男が、自分たちを不幸のどん底へ突き落とした犯人だったとは!政府攻撃と自らの復讐に燃えるアレクサンダー。 二階にアレックスを閉じ込め、ベートーヴェンの第九を大音響で聞かせる。アレックスは苦痛に耐え切れず窓を突き破って飛び降りた。 この事件で窮地に立った政府は、マスコミ攻撃をかわすため、手を打った。アレックスを人格矯正以前の人格に戻す治療を施したのだ。 大音響で流れるベートーヴェンの第九に陶酔し、不適な笑みを浮かべるアレックス。「これで俺は元に戻った」…。だが、本当にそれでいいのか?キャスト
小栗旬
橋本さとし
高良健吾
山内圭哉
石川禅
キムラ緑子
吉田鋼太郎
他
2011年1月2日(日) ~ 30日(日) 赤坂ACTシアター(東京)
料金:S席11,000円 A席8,000円 立見5,000円
2011年2月4日(金) ~ 6日(日) イズミティ21 大ホール(宮城)
料金:10,000円
2011年2月9日(水) ~ 15日(火) 梅田芸術劇場 メインホール(大阪)
料金:S席11,000円 A席5,500円
2011年2月18日(金) ~ 20日(日) 北九州芸術劇場 大ホール(福岡)
料金:S席9,500円 A席6,500円 B席4,000円
2011年2月24日(木) ~ 27日(日) 刈谷市総合文化センター 大ホール(愛知)
料金:S席10,000円 A席8,000円