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いまや20年以上の歴史を持つ「ヴィジュアル系」。80年代半ばくらいからX(X JAPAN)、BUCK-TICK、D'ERLANGERといった、派手なメイクや衣装に身を包んだバンドたちが登場し、90年代に入るとLUNA SEA、黒夢、GLAYなどのバンドが立て続けにメジャーデビューし、ヴィジュアル系ブームを牽引した。SHAZNAのブレイク以降、MALICE MIZERやFANATIC◇CRISIS、La'cryma Christi、PENICILLINなど、数え切れないバンドが人気を博した。その後、2000年前後にLUNA SEAなどの人気バンドの解散や活動休止が相次ぎ、世間的なヴィジュアル系ブームは収束した。しかしDir en grey(DIR EN GREY)やPIERROTなどのバンドは、ヴィジュアル系ファンから圧倒的な支持を受け、表面的なブームが去っても生き残っていた。
またその一方で、90年代のヴィジュアル系に影響を受けたナイトメアやthe GazettEといったバンド群が「ネオヴィジュアル系」と呼ばれるようになり、ヴィジュアル系の海外人気が報道されるようになったのもこの頃である。
そして2000年代後半になると、 2007年のD'ERLANGERの再結成からはじまり同年のLUNA SEA、2008年の黒夢といった人気バンドの復活も相次ぎ、話題を呼んでいる。
そして近年では「演奏しない」ヴィジュアル系エアーバンド・ゴールデンボンバーのブレイクによってあらたなムーブメントが巻き起ころうとしているのだ。


文・藤谷 千明





ウレぴあ総研でもV系記事が盛り上がっている!
ざっと記事タイトルを何本か並べてみたが、どうやらネオ・ヴィジュアルと呼ばれる現世代はかなりおもしろいことになっているようだ。

◆[本人直撃]面白いだけじゃない?ヘンテコバンド・えんそくの真意
◆ゴスからギャル男へ? V系ファッションの流行を追う!
◆金爆ボーカル・鬼龍院翔の自伝がヤバイ!
◆V系シーンの新たなブーム、カバーソング集に注目
◆金爆だけじゃない!“おもしろい”V系バンドが急増中!

このおさらいの締めくくりに、ぜひウレぴあ総研のV系記事も一読していただきたい!

>>ウレぴあ総研「V系記事」はこちら。



HALLOWEEN PARTY 2012
10/20(土)・21(日)神戸ワールド記念ホール(兵庫) ※公演終了
10/26(金)~28(日)幕張メッセ 国際展示場(千葉) ※チケットの取り扱いは幕張開催のみ

毎年恒例のVAMPS主催のハロウィンイベント。今回は神戸・千葉で5日間の開催となる。メンバーの仮装など、ココでしか見ることのできないハロウィンならではの趣向を凝らしたステージが楽しめること請け合いだ。

[出演]VAMPS/Acid Black Cherry/BREAKERZ/jealkb/MAN WITH A MISSION 他



stylish wave GENERATION Vol.3
11/25(日) 赤坂BLITZ (東京)

「世代の壁を突き破れ!」をテーマに、90年代から活躍するベテランバンド、中堅、若手バンドを集め、幅広い年齢層に向けたイベント。「昔はビジュアル系を聞いていたけど今は…」という方にもオススメ。

[出演]PENICILLIN/SuG/摩天楼オペラ/R指定/BORN



JROCK EVOLUTION 2012 in Tokyo
11/3(土・祝) Zepp Tokyo (東京)

夏に開催されたお台場でのワールドプレミアで電撃発表され話題を呼んだ大規模イベントツアー。日本だけではなく台湾・ジャカルタ・シンガポールを回り、ファイナルがこのZepp Tokyo公演だ。

[出演]MUCC/Alice Nine/ギルガメッシュ/SuG/ユナイト/ダウト



ViSULOG 2nd ANNIVERSARY 「LIVE AT 新宿 BLAZE」
2013/1/27(日) 新宿BLAZE (東京)

人気ビジュアル系ポータルサイト「ViSULOG」の2周年記念イベント。若手実力派バンドから、ベテランたちが新しく結成した話題のバンドまで、様々なバンドが集う注目のイベント。

[出演]BORN/己龍/THE MICRO HEAD 4N’S/Royz/ZUCK






「Simeji」×V系まさかのコラボ!
ビジュアル系用語が超サクサク変換!


「Simeji」とビジュアル系がまさかコラボするなんて…。
いまや日本を代表する文化といっても過言ではない「ヴィジュアル系」。
20年以上の歴史があるこのジャンル、シーンが成熟するにつれて様々な専門用語が生まれていきました。
例えば、LUNA SEAのファンを指す「SLAVE」、DIR EN GREYのファンの指す「虜」など、ファンの名称も独特です。バンド名もインパクトが重用なので、長ーい外国語だったり、日本語でも表記と読み方が違ったりして、ややこしいケースも。メンバー名も「樽美酒」を「だるびっしゅ」と呼んだりと当て字も多いのです。
また「日本武道館」を「日武」、「渋谷公会堂」を「渋公」と略す文化もファンの間では定着しています。
このように、ヴィジュアル系にまつわる単語は本当に膨大なのです。しかも、普通の辞書には登録されてない単語も数え切れないほどあります。Twitterやmixi、LINEやメールでバンド名やアーティスト名や曲名を打つときにものすごい面倒ですよね。
そこで今回、「ウレぴあ総研」(ぴあ)はAndroid用日本語アプリ「Simeji」とV系でまさかのコラボ! ヴィジュアル系データベースサイト・vkdb協力のもと、4000以上のバンド名やメンバー、楽曲名、ライブハウスなどなど、ヴィジュアル系用語の変換がカンタンにできちゃうのです。

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