出演が決まったときの喜び
- ――本作の出演依頼がきたときや、出演が決まったときに感じたことをお聞かせください。
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福山:僕は今公演で4度目の出演になりました。初めて参加させて頂いたのは3年前になります。自身の初演当時は『自分の業界外での朗読劇』への参加にとても喜びを感じていました。新たな刺激や出会いを求めていたので。
沢城:再びお声がけいただけて嬉しかったのと同時に…あー、でも大変だなぁ(笑)と。
小野:観たい観たいと思っていたら、自分が出演することになって驚きました(笑)
高垣:以前からずっと気になっていたのですが、なかなかチャンスがなく、昨年初めて観劇することができました。そこで物凄い衝撃を受け、しばらくはこの朗読劇のことばかり考えていました。“もし自分が薫役だったら……”と、想像をしたり、いつか自分も出演したい!! と強く強く願っていたので、こんなに早く叶うとは思わず、とにかく嬉しかったです。そして同時に想像していた以上の難しさと、この役への責任を感じています。 - ――原作(日本TVドラマ版・韓国映画版)、もしくは本作の過去公演をご覧になったことはありましたか?
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小野:ありませんでした。
高垣:最初に映画を観たのは何年も前ですが、スジンの症状が家族の前で発覚すシーンがとても衝撃的で残っています。公演は昨年初めて拝見したのですが、私が想像していた“朗読劇”の概念を越えていて、内容はもちろん演出にもとても感動し興奮しながら劇場を後にしました。 - ――前回演じられた際に一番好きだった台詞は何ですか? その理由も教えてください。
- 福山:『忘れる度に俺に薫は恋をするんだ』。理由は細かく説明するよりも観て頂きたい部分です(笑)
- ――作品中、印象に残るシーンやセリフがあれば教えてください。
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福山:先ほどの台詞の出てくるシーンはとても演じていて、そして他の出演者の方の公演を観ていても好きなシーンです。対照的に、浩介が過去を語るシーンも同じく好きですね。
沢城:“浩介の顔は何度描いても飽きない”です。
小野:“俺が君の記憶になる。”。
高垣:恋をしている時の二人のやりとり、そして、“わたしはあなたを、あなたが思うようには愛せない”という台詞です。どんなシーンかは、是非劇場でご自身で感じていただけたらと幸いです。