チケットのことならチケットぴあチケットぴあ

こんにちは、ゲストさん。会員登録はこちら

チケットぴあインタビュー

イレブンプレイ MIKIKO

イレブンプレイ MIKIKO
「五感に響く作品作り」をモットーに、Perfumeの振付やライブ演出、各種CMなどで独特の世界観を作り出す振付家MIKIKOが、盟友Tomomi Yoshimuraと共に率いる女性だけのダンスカンパニー「イレブンプレイ」。今年1月のレセプション公演に続いて、いよいよ本格的に動き出す彼女たちの第1回目の公演“dot.”が、11月11、12日の両日、ラフォーレミュージアム原宿で行われる。世界でも注目されるクリエイター陣を迎え、会場の空間を生かした、“観る”というより 、観客も一緒に“体感する”ダンスインスタレーション作品について、MIKIKOに聞いた。

――イレブンプレイのメンバーはどんな方たちですか?


「広島時代の教え子や、舞台の仕事で知り合った子、既にアーティストだった子や現在女優として活躍している子もいます。みんな何らかの仕事で関わって、自分がいいな、育てたいなと思った子に声をかけました。技術的なこと以外に、人間的な部分も育てるつもりで、普段は週に2回、トレーニングをみっちりやって、リハーサル期間には3ヵ月ぐらい一緒に作品作りをします。当初は11人でしたが、今は15人で、今回の公演には14人が出演します。 女性ばかりなのは、やはり女性の内面を踏まえた上で振付するのが私のやりたいことだからなんです」


――『dot.』はダンスと映像と照明のコラボレーションということですが。


「ダンスのショーとしてももちろん成り立っていますが、お客様が舞台を観ていたような、ライブを観ていたような、映画を見ていたような、不思議な感覚になってもらえたらいいですね。それもただ観ているというよりは、席もステージも自由に作れる多目的空間なので、それをうまく使いこなして、お客様が会場に入った瞬間にワクワクするような、空間自体を体験してもらう形にしたいと考えています」


――その空間をMIKIKOさんと一緒に作り出すクリエイター陣も、豪華な顔ぶれですね。


「映像の関和亮さんは、10年ほど、PerfumeのPVとCDジャケットやライブのパンフレットなどのアートディレクションをして頂いている方で、真鍋大度さんは多方面で活躍されているメディアアーティストで、去年、Perfumeの東京ドーム・ライブでの仕事が、世界で話題になったんですよ。照明のダムタイプの藤本隆行さんも、世界で活躍されている方で、今回、初めてきちんとした作品を作るに当たって、最強メンバーを揃えたくてダメ元でお願いしたら、快諾してくださったんです」


――それだけの作品が2日間だけの公演ではもったいない気もします。


「この作品が1つ形として残って、世界に呼んでもらえるような物になったらいいなと思っているんです。クラシックバレエとか他のジャンルの作品が、出演者が変わっても長く上演されるように、『dot.』もアップデートを繰り返して、レパートリーとしてずっと上演出来るような作品にしたいですね。もちろん新作も作りますが、流行りの物ではなく、それも作品として名前が残るような物にしたいなと思います」



取材・文 原田順子
撮影:源 賀津己



〈プロフィール〉

ダンスの原点はクラシックバレエとヒップホップ。地元広島でダンサー兼指導者として活動中、小学5年生だったPerfumeの3人と出会う。以来、現在まで13年間、Perfumeのダンスの指導から振付、ライブの演出も手がけている。早くから指導や振付の機会に恵まれ、自ら踊るより、“何もない更地に立体的に物を作り、踊り手の魅力を引き出す”振付の作業に燃え、作る側に。2006年より舞台演出の勉強と自分磨きの為、単身ニューヨークへ。独自のスタイルを確立し、帰国後も演出振付け家として多方面で活動中。
イレブンプレイ MIKIKO

イレブンプレイ MIKIKO

撮影:源 賀津己