インタビュー

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「みんなで楽しめる歌謡曲」をコンセプトに6人組歌謡コーラスグループとして活動中の純烈。その純烈から、友井雄亮・林田達也・後上翔太の若手3人が組んだユニットがBALISANだ。今年の3月に結成後初ライブを開催し、8月には2回目のライブが控えている3人に、結成のきっかけや純烈との違い、そしてそれぞれの素顔について聞いてみた。

6人のメンバーがダンスに出会ったきっかけは「ヒマ」!?

――まず、純烈から、友井さん、林田さん、後上さんの3名がBALISANを組む事になったきっかけはなんでしょうか?
林田:純烈だけだと儲からないからですね。

(一同笑)

友井:違うよ!・・・ヒマだったからだよ!(笑)
――(笑)本当の所は何なんですか?
後上:でも、本当に最初のスタートはヒマだったからなんですよ。純烈のほかのメンバー3人(酒井一圭・白川裕二郎・小田井涼平)が舞台の活動が忙しくて、純烈としての活動ができなくて。その時は10月とかだったんですけど、3人とも頼んでもない秋休みが1か月ほどあって。
――(笑)
後上:そこでどうする?ってなったのが直接のきっかけですね。
――なるほど、組もう!って話をまず最初にしたのはどなただったんですか?
林田:僕は純烈のほかに元々バンドをやりたくて。・・・そこからかな?

友井:うん、でも多分言い出しっぺは誰かっていうことじゃなくて・・・あそこにいるスタッフの方が、ずっと僕たちの活動を見てくれてて。僕たちBALISANの3人が純烈とは別にやりたい事があって、その意見を聞いてくれたからですかね。世間話程度の話から始まったものが、今こうやって形になってる感じだと思います。
――みんなが楽しめる歌謡曲が純烈のウリですが、BALISANはどういうコンセプトなのでしょうか?
友井:もっと楽しむ!ですね。純烈はムード歌謡なので、騒ぐ感じではないんです。BALISANは純烈よりもノリ重視にした感じですね。お客さんと一緒になって盛り上がれる所が、純烈とは違うところだと思います。
――3月にはBALISANとして初ライブを行ってますが、そのライブの感想を教えていただけますか?
林田:まだその時はオリジナルの曲は少なくて、カバーもやったんですけど、その曲もノリが良い曲を選んでやりましたね。
――また、8月にライブが予定されてますが、このライブに限らず、今後でも良いんですがライブでやってみたい事、挑戦したい事ってありますか?
友井:今、僕たちは生音ではなくカラオケでやっているんで、やはりいつかは生バンドでやってみたいですね。あとはダンサーを入れて・・・女性ダンサーと絡んだりするのも良いかもって思ってます。
――本当に純烈とは全く異なる感じですね。
友井:そうですね、全然違うことをやりたいですね。BALISANでやる曲は純烈とは違う、もっとキラキラした曲をやりたいし。

後上:純烈と同じように、3月のライブも着席スタイルで、座席のある会場でライブをやったんですけど、8月のライブは座席とスタンディングどっちも用意していて、いずれはフルスタンディングでやってみたいなという気持ちはありますね。
――良いですね!スタンディングだと、お客さんとコールアンドレスポンスできたり、楽曲の幅も広がりそうですね。
友井:そうですね。というか、ライブって多分そっちが主流なんだよね。純烈をやり過ぎているから麻痺しているけど(笑)。着席には着席の良さがあるし、スタンディングにはスタンディングの良さがあるしね。純烈と同じ事をやっても意味無いし、可能性は広げていきたいなと思ってますね。

林田:あと、BALISANでは対バンをどんどんやっていきたいですね。この記事を読んで、興味を持ってくれたアーティストの方、元々知り合いの方、対バンのオファー待ってます!

リーダー不在のBALISAN

――3人にとってライブとはどういう場ですか?
友井:僕はお客さんとのコミュニケーションの場でもありますし、発散の場でもありますね。ライブで自分を開放する気持ちでやってます。

林田:あと、音源にする前のお披露目の場でもありますね。どんな反応があるだろうとか。実験の場でもあり、挑戦の場でもありますね。

後上:ライブがあるから頑張れる。ライブ好きですね。例えば、歌を練習するにしても、そこにいるのはメンバーだけだったり、ダンスを練習しても、目の前にあるのは鏡だったりするので、目の前にお客さまがいる。それが凄く僕は好きですね。

友井:林田:うん!そうだね。

後上:お客様の反応で自分たちの今の状態が分かったりするし、メンバーにとってそれこそ精神的な鏡みたいな存在ですね。だから、お客様の前でライブができる、それだけで頑張れるところは大いにあります。
――先ほど、目に見える部分で、BALISANと純烈のライブの違いについてお話いただいたんですが、気持ちの面ではどうですか?やはり違うものですか?
友井:違うね、そうだよね?

林田:うん、違う。

後上:違いますね。
――具体的に、どういう所が違いますか?
友井:うーん、色々あるんですけど、今思いつくのだと、純烈ではライブのステージはトークで回していくんですが、それをリーダー(酒井一圭)がやるんですね。ただ、BALISANだとそういう回しがいないので、いつも本番前にはそこが気になってます(笑)

後上:誰やる?誰やる?みたいな感じになってますね(笑)

林田:美しくない譲り合いが発生する(笑)
――(笑)8月のライブまでに決めますか?
後上:いや・・・このままで良いんじゃないですか?(笑)その譲り合いも含めて楽しんでもらいましょう(笑)

友井:そうだね、それがいいよ。
――(笑)例えば、回し役を決めるのをゲームにして、それもお客さんに見てもらうとかはどうですか?
友井:いや、それ前のライブでやったんですよ、でも結局グダグダになった(笑)

後上:純烈の流れを汲んで、BALISANも結構自由な感じなので、そういう段取りを1から10までやらないといけないとなると、絶対5ぐらいで脱線しちゃう(笑)

友井:だから・・・3人平等で良いよね!(笑)

寝相、酒豪・・・メンバーの知られざる素顔

――(笑)これまでのインタビューで3人のキャラがよく分かったと思うんですが、ここで皆さんの事を始めて知る方もいると思うので、そういう方のために、ひとりを他のふたりが「こんな人です!」と紹介していただいてもいいですか?
友井:じゃあ、僕から良いですか?これふたりへの注文もあるんですけど・・・まず後上さんは、これからBALISANでツアーをしたりすると思うんですけど・・・ホテルの部屋は別にしてほしい!以上!

(一同笑)

後上:ちょっとちょっと!理由言ってくださいよ!色々誤解を生みますよ!(笑)

友井:寝相が超悪いんですよ!隣にいるとキックとかエルボーとか飛んできて・・・いびきもうるさいし!

林田:純烈だと、大体メンバー2人部屋とか3人部屋とかなんですけど、6人一緒の時もあって・・・その時は地獄ですよ(笑)どんだけ後上さんと離れるか(笑)

後上:そうだ!この前も名古屋でホテルに到着して、僕が車から荷物降ろしてたら、部屋に行くのが1番最後になったんですけど、どの部屋も埋まってて、どこかに入れてもらおうと思ったらみんな鍵を閉めてて、入れてくれないんですよ!

(一同笑)

後上:(林田)達也さんの部屋は空いてたから、入れてもらおうと思ったら凄い勢いで閉められて「ホント良いから良いから、大丈夫だから」って!何が大丈夫なのか分かんなくて(笑)

林田:(笑)ホント無理でした。

――後上さんの押し付け合い(笑)
友井:あと、林田さんに言いたい事は・・・夜中の飲みは途中で帰るからね、ってことです。

林田:(笑)

後上:確かに、とにかく飲みが長いんですよ!

友井:このインタビューで初めて林田さんを見る方は、写真を見てそんな風に思わないと思うんですけど、本当に実物とのギャップが一番凄いのは林田さんですからね。途中で帰ろうとすると「友井さん!どこ行くの!もう一軒行くよ!」って見つかっちゃうんですよ。だからもうあれは勘弁してほしい(笑)
――(笑)林田さんは以前バンドをやられていて、その時の打ち上げのシステムが残ってるのかもしれないですね。
林田:そうなんですよ。

友井:だからといっても、朝まではキツイです!ふたりに僕からは以上です!(笑)
――(笑)逆に友井さんに林田さん、後上さんに言いたい事はありますか?
林田:やはり、BALISANはダンスが結構重要だったりするので、そういう所でリーダー的な役割をしてくれる友井さんを頼りにしてますね。

後上:うん、ステージングの面では色々決めてくれるのが友井さんなので。引っ張って行ってくれてますね。
――友井さんはおふたりから凄く褒められて、さっきふたりの事暴露したのが大人気なく見えてしまいますね(笑)
(一同笑)

友井:仕方ないですね(笑)でも嬉しいです。

林田:(笑)あと、後上さんはステージ上のMCを先陣切ってやってくれるし、ありがたいですね。

友井:歌は達也がベースになってやってくれるし、そういう意味でライブを作ってく上では、3人それぞれ役割分担がしっかりしているかもしれないですね。

オリジナル曲や全国ツアーなど、BALISANの今後は!?

――では今後のBALISANの目標などはありますか?
友井:そうですね。やはりまだ数えるほどしかBALISANでライブやってないし、オリジナルも少ないので、とにかくオリジナルを増やして行きたいですね。

林田:純烈だと作曲家の方に曲を書いていただくというのが基本なので、自分たちで作っていくと言うのがどうしても難しかったりする。BALISANでは能動的にオリジナルを作って行きたいですね。作詞とかもしてみたいし。
――純烈とBALISANのジョイントライブとかはどうですか?
友井:まあ、純烈からオファーがあったら考えましょうか。

後上:(笑)すごい上から目線!

友井:(笑)でも、それぐらい本気でやってるという気持ちですね。

後上:うん、純烈と同じ事をやっても意味ないですしね。純烈の時は興味なかった方が、BALISANを見てファンになってくれて、その後純烈に流れていくかもしれないし。純烈のファンの方が、全然雰囲気の違うBALISANに興味持ってくれるかもしれないし、それぞれ全く異なるからこそ、知名度の広がりもあると思ってるので。
――では最後に、このページを見ている方に一言お願いいたします。
友井:BALISANのライブを体験してない方は、ライブに来ていただいて、一緒に踊っていただければなと思います。あとはありがたいことに東京以外でもライブやってほしいと言う声があるので、ツアーもできればいいなと思ってます。

後上:これから僕たちのスタイルが徐々に固まっていくと思うので、8月のライブに来ていただけるお客様は、BALISANを一緒に作っていく仲間のような、そんな気持ちでいます。ぜひライブで同じ空間を共有してほしいですね。

林田:僕は元々バンドをやっていて、その後純烈でムード歌謡をやって、音楽は色々あるなって気づいたんですけど、でも根っこの部分で「お客様を楽しませる」と言う気持ちは変わらないので、ぜひ足を運んでいただいて、楽しいライブを体感してほしいですね。

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