2014年の活動を通して、ライブの楽しさを再確認できた
- ――2014年はフェアリーズにとって、どんな年でしたか?
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藤田みりあ(以後、藤田):去年はいろいろと新しいことに挑戦させていただいたんですよ。デビュー当初からの目標だったアルバム(1stアルバム「Fairies」)もリリースさせてもらったし、ライブ・ツアーも実現したし、イベントで初めての場所にもたくさんいけたし、PVの撮影でアメリカに行ったり(9thシングル「BLING BLING MY LOVE」のPVをロサンゼルスで撮影)、とにかく充実してましたね。
伊藤萌々香(以後、伊藤):いままででいちばん早く過ぎた1年でしたね~。2015年になって「え、もう1年経ったの!?」ってビックリしちゃいました(笑)。
下村実生(以後、下村):ツアーも楽しかったです! 年末にライブDVD(「フェアリーズ LIVE TOUR 2014-Summer Party-」)を出させてもらったんですけど、それをみんなで見たりもしていて。
伊藤:初めて見たときは真尋といっしょだったんですよ。
林田真尋(以後、林田):部屋を暗くしてね(笑)。
伊藤:準備万端で「よし見るぞ!」って(笑)。ふたりですごく騒いで、楽しかった~。
林田:私は感動してちょっと泣いちゃいました。
野元 空(以後、野元):自分たちのライブなのに(笑)。
藤田:ライブ当日はめちゃくちゃ緊張してましたけどね~。オープニングは2階建てセットで、ひとりずつ仕切りのなかに入ってスタンバイしてたんですよ。カーテンが開いてひとりひとり登場するんですけど、待ってるときはずっとドキドキしてて。
野元:あれはヤバかった! ふだんのイベントは始まる直前まで手を繋いでるんですけど、それも出来なかったし。
井上理香子(以後、井上):「がんばろうね」って声を掛け合って。
藤田:お客さんが盛り上がってくれるかどうかも心配だったんですよ。すごいアウェイだったらどうしようって…。 - ――え、それはないんじゃないですか?
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藤田:いやいや、すごく心配してましたよ。
野元:始まった瞬間、すごい声援が起きてビックリしたよね。「うわっ!」って(笑)。ダンスしてるうちにすぐ楽しくなれたんですよ。よく握手会に来てくださるファンの方の顔を見ると、すごく安心できたし。
林田:それ、すごくわかる! 「White Angel」の「真冬に舞い降りた天使」の部分の歌詞を「名古屋に舞い降りた天使」「大阪に舞い降りた天使」って歌ったり。
下村:自己紹介のときも、その土地の方言を使ったんですよ。みなさん、すごく温かく迎えてくれました。
伊藤:そうだね。もちろん、個々に反省点もあったと思うけど…。
野元:自分のダンスとか歌に対しては「もうちょっと、こうしたほうが良かったな」って思うよね。
藤田:そうだね。
井上:着替えるタイミングとかも気になる。「みんな、間違えてないかな」って(笑)。 - ――初めてのツアーだし、ファンのみなさんの思い出にも刻まれてますよね。
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下村:ツアーグッズのTシャツを着てイベントに来てくれる方も多いですよ。それを見ると「フェアリーズの歴史が進んでいってるんだな」って感じられて。
藤田:(野元)空がロゴを考えたり、みんなでデザインの意見を出し合ったりもして。何度も試行錯誤しましたね。
井上:タオルとかTシャツとかは、ふだんでも使えるように考えたり。
伊藤:売り切れると嬉しかったよね~。 - ――やっぱりみなさん、ライブが好きなんですね。
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野元:そうですね。去年の活動を通して「やっぱりライブは楽しいな」って改めて実感できて。自分たちのパフォーマンスをいちばん思い切り見せられる場所だし、もっともっといろんなところでやりたいですね。メンバーそれぞれの地元でもやりたいし…。
井上:まだ九州もイベントで2回しか行ったことないしね。ツイッターなどを通して、ファンの方から「自分たちの地元にも来てください」っていうメッセージをもらうことも多いんですよ。
伊藤:地方に行くと初めて顔を合わせるファンの方もすごく多くて。
林田:そうだよね。いつかは47都道府県でやりたいです!