数々のステージを経験し、LoVendoЯとして強くなっていく結束力
- ――LoVendoЯ結成から2年がたち、ツアーや様々な活動を4人でやってきて、心境の変化は?
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田中れいな(以下、田中):結成当初は、メンバー同士であまり会話する機会も無くすぐステージに立ったので、「ただやっているだけ」という感じがし、自分の中にモヤモヤした気持ちがありました。でも、リハーサルや楽屋等でメンバーと一緒に過ごす時間が増えて、お互いの事がだんだんわかってきました。そうすると、自然とライブ中にアイコンタクトや絡みが増えて、いろんなパフォーマンスがうまく噛み合うようになり、やっと本来の自分達を表現できている感じがして楽しくなってきました。オリジナル曲も増えましたしね。
岡田万里奈(以下、岡田):最初はメンバー感で壁がありました。田中さんはモーニング娘時代から見ていて遠い存在で「何を話したらいいんだろう」と思っていました。でも、この1年でイメージがすごく変わりました。田中さんがいろいろ話しかけてくれて、悩み相談にも真剣に答えてくれるんですよ。「こんなの聞いてくれるの!?」ていう相談にも。田中さんはみんなのお姉さんみたいだし、引っ張ってくれる頼れる存在です。 - ――最初は怖かったですか?
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岡田:最初のイメージはヤンキーというか。。。
田中:え!?
岡田:いや、怖い人なのかなと勝手に思っていたんです。でも、仲良くなると「そこまで尽くしてくれるのかっ!!」ていうくらい優しい方でした。今では「リーダーについていきます!」っていう気持ちで楽しくできています。 - ――ツインギターの宮澤さんと魚住さんは何か変化を感じますか?
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宮澤茉凜(以下、宮澤):メンバーの結束力が強くなった感じがします。ライブ中のMCも誰に振っても安心感があるし、「ここで自分に話を振られるな」っていうのが雰囲気で伝わるようになってきました。
魚住有希(以下、魚住):一緒に過ごす時間が増えて、楽屋での過ごし方も湧き合い合いとして雰囲気がよくなりました。それがステージに現れているなと感じます。最近、田中さんが付けているイヤーモニターの調子が悪くなり、田中さんだけがステージから楽屋に戻る、というトラブルが起こりました。その間、残った3人でトークをして、お客さんを盛り上げることができたんですが、結成当初だったら沈黙の時間が何分続いたことか。。。絆が深まった今だからできた事だと思います。 - ――楽屋ではどんなことしていますか?
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魚住:ご飯を食べる時はみんなで集まる頻度が高いですね。あと、地方公演などで空き時間ができた時は、街に繰り出してスーパーへ行くこともよくあります。みんなでご飯買って一緒に食べたり、一人で食べたい時は一人で食べたり、本当に自由。
宮澤:一人の時間はちゃんとあるんです。変に「4人ずっと一緒だよ」というのもないし、だからこそ気疲れもしない。集まりたいときはみんなでワイワイやるし、すごく居心地がいい場所です。
田中:そうそう、みんな自由でばらばらなので、ぶつかることもないんです。意見が違う時も「それ違うやろ!」って反対するのではなく、「そうか!そんな考え方もあるよね」って認めちゃう。みんなでぶつかるのではなく、良いところを認めながらそれを広げていく感じがとても好きです。