今年の活動を振り返って
- ――(質問事項の説明が一通り済んで・・・)では、インタビューを始めさせていただきます。
- なるほど、質問事項を事前に説明していただけるんですね。
- ――はい(笑)わりと珍しいみたいなんですが、まず「敵じゃないよ」というのを先に知っておいてもらいたいというのと、あとは何となくでも質問を知っておいたほうが答えてもらいやすいかというのがありまして・・・。
- そうなんですね。では佐久間さんも手の内を見せてくださったという事で、私も先に手の内を見せますと、(机においてあったリリース資料を手に取り)これに全て書いてあるんですよね。なのでこれを読んでいただければ・・・と言う感じです。
- ――あはははははは(笑)確かに凄くまとまっていますが(笑)
- なのでこれをかいつまんで書いていただけたら良いと思います。
- ――(笑)
- いや、もちろんお話もしますよ(笑)ただそれよりもこの資料に書いていない「中村 中ってどういう人なのか、こういう人だからこそ、今の活動にいきついているんだな」という風にまとめていただける人だと思うんだよなあ~、佐久間さんは。
- ――(笑)いやいや、もうそこまで言っていただけるなら、何とかそういうインタビューになるように頑張ります!
- お願いしますね(笑)
- ――では、まず今年1年の活動を振り返ってみていかがだったでしょうか?様々な活動それぞれが印象深いとは思うのですが。
- やはり残っているものいうと、色々な意味で舞台の『エドワード二世』ですね。昨日千秋楽を迎えたのですが、打ち上げが夜の8時からスタートして、今朝の5時まで。そのお酒がとにかく今も残っていて・・・(笑)
- ――そういう意味でも残っているんですね(笑)でも歌がない純粋なお芝居の出演は大きな挑戦だったと思うのですが。
- これは大きかったですね。元々、CDデビューして初めての生の舞台がライブじゃなくてお芝居だったんですね。お芝居に呼ばれて歌を歌うというということで。正直、「何でだろう」って気持ちが強くて・・・「嫌だな」とすら思ったかもしれない。楽器をバックにライブをやるつもりだったのに、カラオケが流れて、フワーッと出て行くというのに、抵抗があって。
- ――確かに、CDデビューしていきなりがそれだと非常に抵抗があるかもしれないですね。いわゆるミュージシャン然とした出方ではないですもんね。
- ただもしかするとその時からお芝居とは何かしら縁があったのかもしれないと思います。それから2年に1本くらいのペースでお芝居に呼ばれるようになったのですが、その全てが先ほど言っていただいたように「歌もあるお芝居」で。それで、「こんなに呼ばれるのなら、一度きちんとお芝居だけのお芝居に呼んでいただきたいな」と思っていたところに、このオファーが来たんですね。
- ――そうなんですね!
- はい、なので願ってたら引き寄せるものだなと思いました(笑)