対決と銘打った理由
- ――このライブを企画したきっかけについてお聞かせいただけますか?
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櫻井:まず、THEポッシボーとLinQと一緒にやってみたかったというのが大きな理由ですね。ポッシボーは去年、僕が企画して松戸で開催されたライブイベント「Japan Popculture Carnival 2013」に出演してもらったんですが、出る事が決まったのがギリギリで。ほかの出演アーティスト同士はコラボなどしてもらったんですが、ポッシボーにはその時間がなくて、当日ステージ横でライブを見ながら「ポッシボーにも色々やってほしかったなあ」って・・・心残りがあって。
後藤(THEポッシボー、以下ポ):そうだったんですね。
- ――なるほど。でも、今わりとアイドルのイベントというのは多いと思うんですが、こういう風にアイドルとバンドが一緒に出て、しかも「対決」と銘打つのは見たことないと思うんですが。
- 櫻井:そうですね。最近アイドルの現場に行って思った事があるんですが、僕はずっとロック少年で、2010年にモーニング娘。をパリで見るまで、アイドルにはこれっぽっちも興味なかったんです。自分とは別世界のものだって。でもそこで凄く衝撃を受けて、現場に通いだすんですが、アイドルのライブに行く感覚が、10代の頃、ロックのライブに行く感覚と一緒だって気づいて。
- ――例えばどういう所ですか?
- 櫻井:アイドルのライブって、いつも自分の中の盛り上がり所が違うんですよ。どこにそのライブの頂点が来るのが分からなくて。それがロックのライブと似ているなと思ったんですね。だったら僕の好きなこの2アイドルグループと、ロックバンドに挑戦状を叩きつけたら面白いんじゃないか、良い化学反応が起きるんじゃないかというのが、こういうタイトルになった理由ですね。
- ――でも挑戦状!ってかなり好戦的ですよね(笑)
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(一同笑)
櫻井:(笑)はい、だから2組にはそこを念頭に置いていただいて好戦的に・・・ポッシボーもLinQもそこをよろしくお願いしますね(笑)
ポッシボー・LinQ:よろしくお願いします~(笑)