インタビュー

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結成から5年を迎える最中、ニュー・シングル『キラメキ』をリリース。全国ツアーのファイナルとして初のホールでのワンマンライブを目前に控えたwacci(ワッチ)のメンバー5人全員に登場頂き新作、そしてツアーに関してのお話を伺った。

アニメ用により世界観を近づけた形で生まれ変わったのが『キラメキ』

――今回のシングル『キラメキ』はTVアニメ『四月は君の嘘』のエンディングテーマという事で制作段階でアニメの内容も意識されたのですか?
橋口洋平(以後、橋口):この曲って実はインディーズ時代に『君のものだった』ってタイトルっであった曲なんですけど、アニメの監督やスタッフの方がすごくその曲を気に入ってくださっているという事で、原作を読んでみて再度聴いたら、この為に作ったんじゃないかって位すごいはまっていたんですよ。これは曲がすごく良い出会いをしたんだなって思って、そこから歌詞とかタイトルとかアレンジを全部ではないですけど一新してアニメ用により世界観を近づけた形で生まれ変わったのが『キラメキ』という曲になります。
――その楽曲はライブでもずっとやっていたのですか?
橋口:そうですね。比較的やっていた曲ですね。
――そうするとライブでやるバージョンも新しいものになっていきますよね?
因幡始(以後、因幡):アレンジが一新してますから気分的には新しい曲をやっている感覚ですね。
――以前からファンだった方の反応はどうですか?
因幡:てっきり「全然変わっちゃった」とか、そういう反応が来るかなって思っていたんですけど、実際はすんなり受け入れて頂けましたね。前の曲は前の曲、今の曲は今の曲の良さがあるっていうような話を頂く事もあるので、僕らとしてはとても嬉しい事ですね。

第二の『上を向いて歩こう』を目指そうと思います!

――アニメのエンディングテーマということで今までにはなかったような反応もありましたか?
村中慧慈(以後、村中):アニメを見ている普段ライブに来ないような層の方がTwitterとかでつぶやいてくれていたりするので、wacciって名前を知ってもらえる大きなきっかけになっていると思います。
――海外からの反応はどうですか?
横山祐介(以後、横山):ありました! TwitterやFacebookに弾き語りとか自分で演奏したいんだけど楽譜はないのかっていう問い合わせが来ていて、僕達のFacebookページでは『wacci演ろうぜ!』っていうコーナーで曲の歌詞とコード進行だけは公表していているんですね。そこで『キラメキ』も公表して、慣れない英語で演奏してみてくださいって返したら一応「いいね」は付けてくれてました(笑)
――歌詞はすごく綺麗な日本語ですよね。他の楽曲も含めてwacciの魅力の1つだと思うのですが、これは意識してこだわっている部分なのでしょうか?
橋口:そうですね。自分の中であまり英語が出てこないっていうのもあるんですけど、日本語の美しい部分っていうのは大事にしていきたいなって思っています。
――最近の海外からの反応とかを目の当たりにして、例えばもっと英語を使ってみようとか揺らいじゃう気持ちってないですか?
橋口:う~ん、自分の中でなかなか染みてないんで難しいかもしれないですね(笑)

横山:最近は海外でも日本語の曲をカバーする方とかも結構いますもんね。

因幡:日本の文化って歌も日本語も含めて浸透して行っている傾向にあると思うんで、もしかしたらこの日本語の美しさが外国にも届いているのかも知れないのでこのまま変えないでいくほうが良いのかも知れないですね。

橋口:そうですね。やっぱり第二の『上を向いて歩こう』を目指そうと思います!

それぞれの日常に一個おみやげを持って帰って頂ける様なライブをしたい

――全国ツアーではそれぞれの会場で企画が用意されていると思いますが、ファイナルとなる渋谷アイア シアタートーキョーではどのような企画を考えているのでしょうか?
村中:今回のシングルの期間限定盤に収録されている『キラメキ-公生とかをりの演奏 ver.-』をヴァイオリニストの篠原悠那さんをゲストに迎えて演奏します。 それと、その他に未発表を1曲披露する予定です!
――クリスマスを意識した演出もあるのでしょうか?
橋口:ツアータイトルにもクリスマスという言葉を入れているように、全体を通して盛り込んでいますね。季節感を大事にできるような部分っていうのは常に曲でもライブでも取り入れてきたので、今回は冬でクリスマスが近いという事で冬の暖かさみたいなものを感じてもらいつつ、僕らなりのクリスマスの楽しみ方、ちょっとほっこりする手作り感みたいなものも伝えていけたらと思っています。
――渋谷アイア シアタートーキョーを会場に選ばれた理由は何かあるのですか?
小野裕基(以後、小野):ここは全席指定席になるんですけど、そういったホールでのワンマンライブは今回が初めてで、これからは徐々に普段ライブハウスには来ないような方にも来て頂けるようにしたいので、そういう面でも今回は指定席でゆったり見て頂ける会場を選びました。
――そうすると内容や雰囲気もこれまでのライブハウスでのライブとは異なるものになりそうですか?
因幡:そうですね!会場を下見しましたけど、見え方とかも全然違うのでこっち側のテンションも全然違ってくるだろうなって思いますね。
――今までと異なる部分でお客さんには何か意識しておいてもらえるとより楽しめるポイントなどありますでしょうか?
村中:僕らのライブは予備知識がなくても楽しんでもらえるように全力で用意しているんで手ぶらで来て頂いて全然大丈夫です!

小野:wacciを知って頂いている方にはまた違った角度からの見え方があると思うんですけど基本的には準備なく遊びに来て頂けたらと思います。
――最後にツアーに向けての意気込みをお願いできますでしょうか。
橋口:年末にやるという事で2014年を振り返ってみて、みんなで一緒に締めくくれて、さらに良い年だったなとその日1日で想ってもらえて、みんなそれぞれの日常に一個おみやげを持って帰って頂ける様なライブをしたいなと思っていますので是非楽しみにしていてください!

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