新作は人間愛が詰まった作品
- ――まず、新作『Brand New Days』の話についてお聞きしたしたいんですが。どういった作品に仕上がりましたか?
- この作品の前に配信したシングルはラブソングなんですね、それは聴いてくださる方に対しても広がりがあるという理由があるんですが、このアルバムに関して言うとそこだけじゃなくて、もっと根っこの部分、恋愛だけではなく、家族や友人に対してなど、人間愛が詰まった作品になっていると思います。
- ――そうですね。ラブソングだけじゃない、もっと深い愛情が詰まった作品だなと感じました。
- そう聴いていただけると嬉しいです。ただ、誤解しないでほしいのは、ラブソングを歌うのは凄く好きなんです。でもこの作品では僕の根幹の部分、さっき言ったような他者に対する愛情とか、あと叫びとか・・・自分の素が詰まった作品だなと思ってますね。『You Make Me Feel Good』『To The Top』『Can You Hear My Voice』とかは配信シングルとはまた違った楽曲になってると思いますね。
- ――全16曲、73分というボリュームに関してはどうですか?
- 最初、スタッフであるチームKGに「どれぐらい曲入るの?」って聞いた時に、その曲数と時間を聞かされて「そんなに!?」って言いました(笑)
- ――あはははは(笑)
- (笑)これまでだとここでシングルリリース、ここはアルバムの製作期間とか、ある程度スケジュールが決まっていたんですが、今回新しい環境になって、いい曲ができたらどんどんレコーディングしていこうという作り方になったので、自然と曲が多くなったんですね。今までのやり方だと、決められた期間の中で何曲も作らないといけない事があったりして、そうなると煮詰まってしまいがちなので、このアルバムはいい意味で余裕を持って作れましたね。
- ――確かに、捨て曲が一切ないアルバムですよね。
- ありがとうございます!KG、頑張りましたー!(笑)実はチームKGは厳しいんですよ、いい曲だと反応してくれるけど、あんまりだと全然反応しない(笑)でも、だからこそ良い作品ができるんですよね。
- ――どの曲も思い入れが強いと思いますが、中でも思い入れの強い楽曲はありますか?
- 『Come with me』『You make me feel good』『To The Top』『Can you hear my voice』『It's alright』『I'll go my way』、この曲はアルバムとは違う今言った順番で車で流したりしてますね。