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LOVE/LOVE・YA・DAY

ライブレポート #08

牧野隆志(東京プリン)先生<番組パーソナリティ兼アーティスト>

LOVE photoLOVEが主催する恒例の“月イチ”イベント『LOVE・YA・DAY』。2010年1発目のイベントが、1月24日に東京・J-POP CAFE SHIBUYAにて開催された。今回は、“東京プリン牧野さん流「和み」のココロをたしなむDAY!”と題して、ゲストに東京プリンの牧野隆志を迎えて行われた。

「今日は和んでいきましょう!」とLOVEが東京プリンの牧野を呼び込み、トークコーナーからイベントがスタート。最初の話題は、牧野がプリンをかぶるまでのお話。もともとバンドマンとして活動していた牧野は、「ちゃんとしたロックをやってました。でも、そのうち、スタレビみたいにMCがおもしろいバンドに憧れて、“しゃべり”の勉強を始めました」と、大阪のライブハウスで司会を務めていたことを振り返った。そうこうしているうちに、ラジオのDJに抜擢され、人気DJになったという。


LOVE photo 33歳の時に上京。エイベックスのパーティの余興で相方の伊藤洋介とともに歌を披露すると会場は大爆笑に!このことがきっかけとなり、MAX松浦に見出されCDデビューすることになった。トレードマークのプリンの被り物は、「デビュー曲のジャケット撮影のためだけだったのに、そのまま被ることになった」のだそう。LOVEも牧野も関西出身ということで、のっけから息のあったテンポいいトークで会場を笑いに包み込んでいった。

テーマである“和み”について牧野は、「このプリンも1コあると和む。和みは大切です」と話し、「人に何かを伝えるときに、ギスギスしていたら何も伝わらない。“バランス”が大事。“WIN-WIN”の関係っていうのは成り立たないものだと思う」と語った。恒例の質問「あなたにとって愛とは?」には、「痛みを共有すること、分かち合うこと」と話し、他人を想う温かなキモチが大切であると語った。また、トーク中盤には、牧野の曲フリにより、LOVEが『あなたを忘れるその前に』を披露した。


LOVE photoトーク後のライブでは、LOVEが中学時代によく聴いていたというエクストリームの『モア・ザン・ワーズ』のカバーからスタート。そして、アースマラソンに挑戦している間寛平へエールを贈る曲『寛走の風』や、最新シングル『君は僕のセンユウ』などをアコースティック・ギター1本で歌い上げていった。ライブの途中に歌詞が頭から飛んでしまい、「これも和みのおかげかしら?」とおちゃめな姿を見せ、会場を和ませた。また、ライブ後半には、名曲『アメイジング・グレイス』をアカペラで熱唱し、観客を感動させた。

次回の『LOVE・YA・DAY』は、女流書家の美帆をゲストに迎え、2月28日(日)東京・J-POP CAFE SHIBUYAで開催される。また、1年ぶりのフルバンドによる全国ツアーを3月6日(土)東京・LIQUIDROOM、13日(土)愛知・エレクトリックレディランド、14日(日)大阪・BIGCATで開催する。チケット発売中。

撮影:山我祐生