チケットのことならチケットぴあチケットぴあ


LOVE/LOVE・YA・DAY

ライブレポート #10

ハーモニカ奏者 田中光栄先生

LOVE photoLOVEが主催する月イチイベント『LOVE・YA・DAY』の第10回が、3月28日に東京・J-POP CAFE SHIBUYAにて開催!今回は、日本でも数少ないブルースハープ/クロマチックハーモニカ奏者の田中光栄をゲストに迎え、“吹くならホラよりハーモニカやDAY!”と題して行われた。

イベントはLOVEと田中によるトークセッションからスタート。数々のミュージシャンとセッション&レコーディング、また、フジテレビ『新春かくし芸大会』のハーモニカパフォーマンスでは指導者として関わり、そして、なんと!ヨーロッパで発売されているYAMAHAのシンセサイザーに入っているハーモニカの音は彼の手によるものだそう。

そんな凄腕のハーモニカ奏者である彼は、一昨年より、世界を旅しながら子どもたちにハーモニカを教えてセッションする“ハモニカサンタ”という活動をスタート。その模様を撮影したスライドショーととも、「ウガンダの子どもたちはリズム感が違う!こっちが演奏しながらジャンプすると、一緒にジャンプするんだよなぁ」など、楽しいトークで会場を沸かせた。


LOVE photoさらに、田中が子どもたちとセッションするために作った曲『Between Sunshine and Joy』でLOVEがハーモニカに挑戦。ハーモニカの呼吸法、音階などのレクチャーを受けた後、田中に導かれるままにハーモニカでセッション。長く吹き続けたLOVEは、苦しそうに目をパチクリしながら「お母さん!」と叫び、笑いを誘った。

約5分間にわたる大盛り上がりのハーモニカセッションに続き、LOVEから恒例の質問が。「田中さんにとって“愛”とは?」に田中は、手書きのイラストを頭上に掲げて、「ハーモニカと愛がプラスされて音楽になる」とゆっくり話すと会場に感動が広がった。今回のイベントを表しているイラストに、LOVEも大感激だった。


LOVE photo第2部のライブコーナーでは、まずは田中がオリジナル曲をひとりで披露し、しっとりとしたハーモニカの音色を聞かせた。続いてLOVEもステージに登場し、『がらくたライト』『Don't Be Sorry』『君は僕のセンユウ』などを次々とセッション。会場の盛り上がりは一気にヒートアップ!さらにビートルズもカバーした名曲『LONG TALL SALLY』や、田中のオリジナル曲『月もみぬふり』にLOVEが歌詞をつけるなど新しい試みで観客を喜ばせた。

大盛況の中、田中を送り出すと、ここからはLOVEがひとりでアコースティック・ギターによる弾き語り。『未来へ帰ろう』『STAY』の2曲を心を込めて歌い上げた。最後には田中を再び迎え入れ、『オドレイ』をセッション。観客は手拍子で参加しサビをLOVEと一緒に合唱。ステージと観客が一体となり、会場の熱気は最高潮に達した。

撮影:山我祐生