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ジェフユナイテッド市原・千葉トークバトルVol.6
【 開催日/会場 】9月6日(日) ホテルスプリングス幕張 スプリングスホール
Supported by 君津住宅
協力:ジェフユナイテッド市原・千葉
9月6日(日)、ホテルスプリングス幕張にて行われた「ジェフ・トークバトル Vol.6」。
ジェフユナイテッド市原・千葉のFW深井正樹をはじめ、MF中後雅喜、MF谷澤達也の3選手をゲストに迎え、
会場からは笑い声が絶えなかった2時間のトークの模様を完全版でお楽しみ下さい。

<ホスト>
水内猛(スポーツキャスター)
1972年神奈川県生まれ。旭高から'91年に三菱自動車工業(現・浦和レッドダイヤモンズ)入り。Jリーグ元年には、浦和で出場試合数18試合、7得点と好成績をおさめる。'96年ブランメル仙台(現・ベガルタ仙台)に移籍し、'98年に引退。現在はスポーツキャスターとしてテレビ・ラジオで活躍中。

<ゲスト>

深井正樹(ジェフユナイテッド市原・千葉)
1980年9月13日生まれ 161cm/61kg
'03年、鹿島アントラーズに入団し、'07年アルビレックス新潟へ、'08年名古屋グランパスへ期限付き移籍をしていたが、シーズン中の8月にジェフユナイテッド市原・千葉へ期限付き移籍した。移籍後は得意のスピードあるドリブルで、巻誠一郎とゴールを量産。J1残留の立役者となった。'09年ジェフユナイテッド市原・千葉に完全移籍。

中後雅喜(ジェフユナイテッド市原・千葉)
1982年5月16日生まれ 178cm/73kg
'98~'00年の間、ジェフユナイテッド市原ユースで過ごし、'01年駒澤大学に入学。'05年、鹿島アントラーズに入団し、精度の高い長短のパスを武器にボランチを務める。鹿島時代にはセンターバック、サイドバックでも起用され、プレーに幅を広げた。今シーズンから、ジェフユナイテッド市原・千葉に期限付き移籍で加入。

谷澤達也(ジェフユナイテッド市原・千葉)
1984年10月3日生まれ 175cm/72kg
静岡学園高校卒業後'03年に柏レイソルに入団。入団後、U-20日本代表としてFIFAワールドユース選手権に出場。2アシストを記録し、ベスト8進出に貢献した。'08年ジェフユナイテッド市原・千葉に完全移籍。以後、レギュラーとしてチームを牽引する一方、持ち前の明るさでサポーターも虜にしている。勝利後の「俺たちJEF!」のパーフォーマンスの考案者。


後編
中後:いや、あの恩人ですけど。
水内:いっぱいいるということですね。
中後:そうですね。
水内:すみません。
中後:そういう意味で悩みました。
水内:そして、「江尻監督は怖くて、自分からは話しかけられない」。みんな、そんなことはないと言ってましたけど、中後選手は高校時代、江尻さんが監督? コーチ?
中後:コーチでした。
水内:コーチで、そこでも関わっているわけですけど、来てすぐに今回監督という立場ですけど、何か話したりしました?
中後:コーチを今年の初めにやってて。監督になるとやっぱりちょっと立場が変わるんで、多少接し方というのは僕も気をつけていますし。でも、江尻さんはあんまり気にしてないかわからないですけど。話しかけるときにちょっと、とまどいはありました。
水内:コーチから監督になって、凄く変わる人っているじゃないですか。そのままの人もいますけど、江尻さんは距離を置く感じ?
中後:いや、でもそんなに変わらずに選手にいつも通り話しかけてくれるんで、そういう意味ではやっぱり。逆に僕が、勝手に構えているというか。
水内:話しかけたりはしますか?
中後:しますね。普通の話はあまりしませんけど、サッカーの話はします。サッカーの話をすることの方が多いです。
水内:そうですよね、監督とあまり世間話はしないよね。「最近、どう?」みたいなね。そういう話はあまりしないよね。
中後:そうですね。
水内:深井選手は江尻監督、どうですか? 今年から初めてだと思いますけど。
深井:いや、コーチのときからいろんなことを話してたんで。中後と一緒ですね。監督になったら若干、こっちがちょっと身構えちゃって、あまりこう前とは同じにならずに。
水内:コーチのときはやっぱり仲良く「江尻さーん」みたいな?
深井:逆に向こうからいじってくれるというか、来るんで。それに乗っかってたんですけど、さすがに監督になったらそれはちょっと。
水内:いじってこないの?
深井:福元(洋平)とかも、普通に走りながらね。
中後:言ってましたね。江尻さんが「行こうぜ、フク!」って言ったら、フクが「行こうぜ、江尻!」とかって言ってたんですよ。
会場:笑い
水内:いいんじゃないですかね。監督になってから?
深井:それはコーチのときです。
中後:さすがにそれ以降は言えないですね、監督になってからは。
水内:江尻さんは監督になって、もういじったりしてこないの?
深井:そうですね、さすがに一緒に走ったりとかはないじゃないですか。
水内:しなくなったんだ。
深井:最初のウォーミングアップのときとかも、次の準備をしているので。声をかけてくれるんですけど、さすがにもう。
水内:まぁね、コーチと選手っていうのは結構、近いですよね。でも、監督だとあまり話しかけられないじゃないですか。
深井:アレ? 谷澤寝そう・・・
会場:笑い
水内:大丈夫ですか?
谷澤:全然、大丈夫です。
水内:ごめんね、次ね。江尻さんは好きですか、嫌いですか?
谷澤:それ、嫌いって言う人いないんじゃ・・・
水内:どうですか、江尻さんが監督になって?
谷澤:凄い、自分を持っている人だなっていうのは凄く感じますけど。
水内:どんなところが?
谷澤:本当に自分の信念を曲げないんで、そういうところがやっぱり凄い勉強になります。
水内:江尻監督は、結構こう自分のスタイルを要求する感じ? それとも自分たちで考えなさいよって感じ?
谷澤:ベースは、基本的にこうやって欲しいということは伝えられるんですけど。あとは基本的に選手の考えを尊重してくれて、「あとは選手がやるんだ」ってことを常に言ってますけど。
水内:前の監督から、極端に練習方法は変わりました? 
谷澤:はい。基本的に全部、全体的に代わりました。
水内:去年も、クゼ(ヨジップ)監督からアレックス・ミラー監督に代わったときに谷澤選手はいたわけですけれども。監督はジェフに来て3人目ということですけれどもね。いろんな監督を見てきたなかで、日本人監督というところも含めて、どうですか?
谷澤:そうですね、日本人監督になることによって、練習量っていうのは結構、増えますね。
水内:あ~、それはあるかもね。外国人監督ってあんまり練習をしないって、言ったら変だけど。
谷澤:基本は体を休ませることが多いなっていう風に、外人の方は思いました。
会場:笑い
水内:どっちが好きですか? 好きっていうか個人的には。
谷澤:どうなんですかね、どっちもどっちですけど。
会場:笑い
水内:どっちも良くはないと? そんなことはない。練習量ってことですね。どうです? 深井選手。練習量は増えましたか?
深井:増えましたね。
水内:キツイですか?
深井:いや、でも楽しいっていうか・・・楽しいんで、練習が。そんなに苦じゃないっていう感じはありますけどね。
水内:練習メニューの引き出しは多い感じですか?
深井:そうですね、はい。
水内:なるほどね。でも、そういう話しかけやすい雰囲気というか、話しかけづらい雰囲気がないということですね?
深井:そうですね。
水内:監督ですからね。
深井:はい。
水内:わかりました。そして「学生時代の先輩は、プロになった今でもとても怖い存在だ」。みんなそうでもないということですけど。深井選手と中後選手は、先輩と後輩。中後選手は深井選手の2コ下?
中後:そうです。
水内:ということは、1年生と3年生。
深井:はい。
水内:どうなんですか、駒澤大学時代は? 先輩、後輩とか厳しかったりするんですか?
中後:いや、深井さんの目を見たら、「NOにしとけ」みたいな感じで。
水内:なになに? 目を見たら?
中後:さっきちょっと見たら、NOにはしたんですけど、ホント怖かったんですけど。
会場:笑い
水内:大学時代、怖かった?
深井:イメージが崩れるだろ!
会場:笑い
水内:どういうイメージでいたいんだよ! どうですか、正直。1年生って入ったときっていうのはねぇ。
中後:やっぱり知らない人なんで。
水内:そうですね。高校時代とは変わりますもんね。
中後:はい、そういう意味では凄い、どんな人なんだろうという、大学は怖いんじゃないかっていう。
水内:しかもユースだったしね。
中後:はい、そう思っていて。なんか殴られるんじゃないかみたいな感じで行ったんですけど、思ったよりやわらかく。
水内:巻(誠一郎)選手も先輩なわけなんでしょ?
中後:そうですね。
水内:巻選手と深井選手だと、どっちと仲が良かったんですか?
中後:いや、仲が良かったっていう表現はちょっと曖昧ですけど。
水内:どっちが好きだったんですか?
会場:笑い
水内:今じゃなく、今は敢えて言わないです。だけど、学生時代、最初入ったとき、1年生のときに、「巻さんだ、深井さんだ」っていますよね。「大っきいなぁ、小っちゃいなぁ」じゃなく。
中後:いや、「大っきいなぁ、小っちゃいなぁ」とは思いましたね。「小っちゃいなぁ」と。
会場:笑い
水内:今、2回言ったよね? 実際に話してみてどうでしたか?
中後:いや、僕らは寮に入ったんですけど、寮に入って荷物を持ってきたときに、初めに深井さんが寮にいて手伝ってくれたんで、本当に深井さんは、凄いイイ人だなって思って、それから尊敬してます。
深井:僕、イイ人なんです。
会場:笑い
水内:深井選手は覚えていますか?
深井:覚えてますね。
水内:どんな印象を?
深井:コイツ、黒いなっていう。
会場:笑い
水内:色が?
深井:はい。でもセレクションとかでちょっと会ったりしてるし、なんとなく「コイツ入ってくるよ」みたいになってたんで。はい、どうだったんだろ。
水内:一緒に行動を共にしたりとかはなかったんですか? 後輩でそういうのたまにいるじゃん、大学生になると。そんなにはない?
深井:学部がちょっとあの、夜だったんで。
水内:2部ね。
深井:はい、あんまり。授業の時間も違うし、遊ぶことはなかったですね。あ、遊んだりはしてましたけど、あんまりね。
中後:やっぱり同級生とつるんでいた方が多かったですね。
深井:仲良くなかったってことですね。
水内:そういうことだよね。なんかあんまりはずまないなぁって思った。深井選手の大学のときの先輩とかとは、今でも話したりします? 例えば誰がいます?
深井:ジェフだった人なら、みんな知ってるんじゃないかな。小林テル(久晃、ヴィッセル神戸)さんとか。今は神戸(ヴィッセル)にいますけど。えっと、内田(潤、アルビレックス新潟)さん。1年と4年なんで。そうですね。
水内:上は怖かった?
深井:怖かったんですよ、本当に、僕らが1、2年くらいのときは。もう僕らが3年、4年くらいのときは、もうコイツらにはなめられて、全然。
水内:逆にやられたことをやらなかったんだ?
深井:僕らはやらなかったですね。
水内:じゃ、内田選手はイヤなヤツなんだ。
深井:いや、そんなことはないです。本当に怖かったんです。なんかあんまり近づけないような。「来んなよ!」みたいな。
水内:今でもそう?
深井:今は全然、大丈夫です。
水内:卒業したらもう全然?
深井:はい。
水内:鹿島に入ったときは一緒だよね?
深井:一緒にやりましたね。
水内:そのときは「おう!」みたいな感じなの?
深井:でもそういう、「来るな」みたいなところに行くのが好きなんで。「やめろ」って言ってても「来いよ」みたいな感じだろって。
会場:笑い
水内:そうか、内田選手はそんなイイヤツじゃないんだ。
深井:いや、イイ人ですよ。
水内:なるほどね。谷澤選手は? 静学出身ということですけれども。チーム内では太田(圭輔)選手が先輩? 忘れてた? 
谷澤:いや、忘れてないですけど。
水内:嫌いなの?
谷澤:嫌いじゃないです。
水内:いくつ違うの?
谷澤:3つです。オレの兄貴と一緒にやってましたね。
水内:そうなんだ。じゃ、高校は入れ違いだね。
谷澤:はい。
水内:入れ違いだとそんなに。
谷澤:面識はなかったですね。
水内:ないの? お兄ちゃんの同級生なのに?
谷澤:はい。
水内:今はどうですか? 先輩、たくさんいますけど、Jリーグの中に静学は。静学OBで嫌いな人は誰ですか?
会場:笑い
谷澤:いないです。
水内:あ、いないんだ、本当。仲のいい選手とかは?
谷澤:うーん、あんまり一人なんで。
水内:あんまり一人?
会場:笑い
水内:「あんまり一人」とは言わないよね。「結構、一人」とかね。
谷澤:でも、永田のみっちゃん(充、アルビレックス新潟)とは仲良くさせてもらってます。今、新潟ですね。
水内:同い年?
谷澤:1コ上ですね。
水内:1コ上。ま、仲良く?
谷澤:はい。
水内:太田選手とは特に仲良くないという。
会場:笑い
谷澤:そんなことはないです。
水内:そんなことはない。どうですか、3人で一緒に食事とか行ったことはありますか?
谷澤:いや、ありますよ。
水内:なんか全然、仲良くなさそう。どうなんですか? 谷澤選手から見た先輩2人っていうのは? 歳は先輩だけど。
深井:コイツ、基本的には先輩だとは思ってないですよ。
水内:静学だからね。
深井:はい、完全に。
水内:どうですか、先輩2人は?
谷澤:いや、本当に・・・
水内:メチャメチャ言葉に困っているじゃん。
谷澤:凄い人間的にしっかりしている先輩だなって。
中後:だいたい、オマエよりはしっかりしてるよ。
会場:笑い
中後:年下でもオマエより、しっかりしているヤツはいるよ!
会場:笑い
水内:でもね、チームメイトで太田選手の話が出ましたけれどもね。柏からジェフに移籍したわけじゃないですか。去年移籍してきて出番をつかみ、「なぜ移籍したの?」って聞いたら外人が帰ってきたからって言う話をしていましたよね。アレックスが帰ってきたからっていう話をね? そしたらジェフに・・・
会場:笑い
水内:来ましたよね。大活躍ですよ。去年の最後も大活躍をしましたけど、アレックスと太田っていうのが、またいますよね?
谷澤:本当にオレを追いやろうとしている。
会場:笑い
水内:追いかけて来てるんじゃなくて追いやられる。聞いたときはどう思ったんですか?
谷澤:どう?
水内:ふざけんなよって?
谷澤:いやいや、それは心の中で。
会場:笑い
深井:1週間くらい言ってましたよ。「また来るよ、アイツ」って。
会場:笑い
水内:その情報は結構、早めに入ってくるわけでしょ?
谷澤:でも、オレ結構決まったくらいだった。
水内:太田選手からは何も連絡ないの? 「行くからな」って。
谷澤:いや、なかったんですよ。
水内:ないんだ! 来ちゃったけどね。でも、大丈夫でしょ? ちゃんと、ポジションをとって。
谷澤:がんばります!
水内:今度はこの2人を移籍させるようにね(笑)。
深井:それはおかしいね!
水内:同じチームですからね。なるほどね。そして、「フクアリの良いところ、1つ以上挙げられる」。1つあればいいんですけれども。どうでしょう、中後選手は、フクアリ、今年からですけれども。その前も使ったことはあると思いますが、実際にホームスタジアムとして使用してみて。
中後:凄い! サポーターの方とか、ファンの方を近くに感じられて、雰囲気が凄い。辺り一面黄色みたいな。凄い雰囲気が良くて、ホームだなっていう感じがします。
会場:拍手
水内:鹿島も、もちろん素晴らしいスタジアム(県立カシマサッカースタジアム)があるわけですけれども、ちょっとココ最近は、あまり満員になることがないですよね。
中後:そうですね、満員になることはないですけど、フクアリは結構、毎試合満員に近くてありがたいですね。
水内:そうだね。他にフクアリのいいところを、満員になる以外にあれば。
中後:もうちょっとですか?
水内:なんかそれは普通だなって思って。例えば、スタジアムのみなさんがわからないところ、ロッカールームが実は凄いんだよとか。ないですか?
中後:いや、・・・凄く雰囲気がいいですよね。
会場:笑い
水内:知ってる、知ってる。みんな知ってる。オレも知ってる、ソレ。
中後:深井さん、なんかありますか?
深井:いや、雰囲気がいいですよね。
水内:みんな知ってる。AEDがあるとか。
深井:そうですね。
水内:古河電子ですから。
深井:古河電子ですから。
水内:いち早く取り入れたんですよね。わかってる?
谷澤:AEDですよね。
会場:笑い
水内:いろいろなところに行くわけじゃないですか、例えば、名古屋(名古屋市瑞穂陸上競技場)、鹿島(県立カシマサッカースタジアム)、新潟(東北電力ビッグスワンスタジアム)。そして、ジェフ。
深井:そうですね。
水内:それぞれ、違う雰囲気だと思いますけど。
深井:新潟はサッカー専用じゃないですし。名古屋も違いますよね?
水内:豊田(スタジアム)もありますけど。
深井:アウェイ側がちょっとわからないんで。だいたいわかんないじゃないですか。北海道(札幌ドーム、札幌厚別公園競技場)は広いし、使いやすいし、新しいんでトイレとかシャワールームとかもいいと思います。
水内:風呂はあるの? 風呂、湯船。
深井:ないです。
水内:ないの? ないんだ。余計なこと言っちゃったな。
深井:でも、新しいクラブハウスにはあるみたいなんで。
水内:谷澤選手は? フクアリは? 1つ以上あげてくださいって言っても、1つしかあげてないよ。「雰囲気がいい」って。もっとなんか言わないと。谷澤選手、お願いします。
谷澤:スタジアムの造りがいいです。
会場:笑い
水内:外観、外観?
谷澤:なんか、そのこういうところにコレを持ってくるのか、みたいな。
水内:例えば? 「そこにコレがあんの?」みたいなのがあるんでしょ?
谷澤:スタンドから、ピッチが凄いキレイに見渡せるような角度とか、その微調整とかが凄い。
会場:笑い
水内:今の、それをそこに持ってくるんだっていうことではないよね。
会場:笑い
水内:それってだいたい、新しいスタジアムっていろいろんなスタジアムの悪いところをうまく改善して造っているわけだから。新しければ新しいほど、いいスタジアムという感じではありますけど、「ココにコレを持ってきたの? お~!」っていうのをお願いします。
谷澤:選手が出てくるところがちょっとなんか・・・
水内:わかります? ちょっと僕はわからないんですけど、2人はわかります?
深井:わかんないですよね。
会場:笑い
谷澤:ちょっと難しいですね。
水内:それがいいんだ。
谷澤:でもあの、雰囲気がいいですよね。
会場:笑い
水内:みんな、知ってる! だから、サポーターの人たちがわからないところを言ってくれよ。
谷澤:本当にまっ黄色で。
水内:知ってる、知ってる。それ柏時代もだよね。
会場:笑い
谷澤:スタンドにタンポポがいっぱい咲いてるなって。
会場:笑い
水内:ね。でも、柏の方がスタジアム(日立柏サッカー場)は凄いいい雰囲気じゃないですか。それはまた独特というか。どうですか、柏と比べると? どちらもお花畑じゃないですか。
谷澤:本当に、ジェフのタンポポも敷地がデカイです。
水内:はい?
谷澤:ジェフの方が敷地がデカイ。
会場:笑い
水内:なるほどね。いいところは柏よりデカイということで。わかりました。そして、「チームを移籍する時は、すごく悩んだ」。みんな、悩んだと思いますけど、谷澤選手は初の移籍ですよね、どうでした? やっぱり最初の移籍っていうのは凄く悩むと思いますけど。
谷澤:そうですね。やっぱり正直、最初に入団したチームでずっとそのチームでやりたいっていうのは凄い、あったんですけど。
水内:うん。なんで移籍したの?
谷澤:本当に毎年、毎年どのチームも補強とかそういうのが必ずあると思うんですけど。ここでね、試合に出なかったらオレ終わっちゃうのかなっていう、サッカー人生のことを考えて、太田さんとか、アレックスが入ってきて。
会場:笑い
水内:そうだね、来たね。
谷澤:ちょっとマズイなって。そのときにジェフさんから。
水内:ジェフさんから。
谷澤:ジェフさんから、オファーをいただいて。
水内:お話をいただいて。
谷澤:はい。
水内:で、決めたと。
谷澤:はい。
水内:ジェフから話があったときは、「ジェフだな」っていう感じになったの?
谷澤:はい。
水内:今、当たり前だろうみたいな顔してたけど。ジェフでやろうというのはすぐに感じたということですね?
谷澤:そうですね。
水内:でも、また来たよね、アレックス選手と太田選手。
会場:笑い
水内:中後選手も初の移籍でしたけれども、どうでした?
中後:やっぱり凄い悩みましたし、でもやっぱりサッカー選手として、出場機会を求めるのは当然なんで、来ました。
水内:どうですか? ジェフのユースにいたっていうのも、何かこう自分のなかでイメージとかは?
中後:そうですね、そのままジェフに上がれれば一番良かったんですけど、それが実現しなかったんで。鹿島に行きましたけれども、もともとここで育ったっていう気持ちは強かったし、いずれはジェフでやってみたいなという気持ちは常に持っていたというか。それを強く思ったときに、タイミングよくお話をいただいたんで、悩みましたけどプロとして決断しないといけないなと思って、来ました。
水内:なるほどね。そのまま上がれなかったけどっていうことで、そこだけは根に持っているんだよね、なんかね(笑)。
中後:いや、上がれませんでしたけど、それは自分の実力だと思います。
水内:他で成長して、こういう形で戻ってきたという。
中後:そうですね。
水内:深井選手は、引越し代がかかったと思いますけど、支度金というものが出ますが。引越しは大変でしょう?
深井:大変ですけど、自分はそんなにやらないんで。
水内:サッカーをやるだけですよね。
深井:そうですね。
水内:でもどうですか、千葉は?
深井:いや、本当に3日くらいでジェフに決断したんで。移籍期限もギリギリで。ちょっと名古屋(グランパスエイト)の方では全然、試合ができる気配がなさそうだったんで、これは行くしかないと思って。そこまでもう2回してたんで、移籍慣れじゃないですけど。
水内:でもあるよね、1回移籍するとね。
深井:そういうのが自分のなかではあって。また行って、そこでダメならっていうふうになるのがなんかイヤだったんで、ジェフに来るっていうときにはこれでダメならオレもうダメだなって。
水内:最後に?
深井:最後にジェフっていう・・・
水内:言っちゃった。
会場:拍手
深井:ありがとうございます。最後にジェフでサッカー人生をかける気持ちで。そのくらいの気持ちでやりたいなって。
水内:だから、千葉で家を買うつもりなんだよね。
深井:そうですね。でも土地だけ買うんで上をちょっとプレゼントしてもらえれば。
水内:3人とも千葉に家を買うつもり・・・ね? 中後選手は?
中後:実家は千葉なんで、両親が家を買っているんで、僕はそこにいきます。
水内:そういう意味で?
中後:はい、もう買いました。
水内:谷澤選手は? 千葉に家を買うつもりなんだよね?
谷澤:そうですよ。
会場:笑い
深井:静岡に家を建てるって言ってました。
水内:君津住宅で?
谷澤:でもまぁ、家賃を払うんだったら買った方がいいんじゃないのかって思いますよね。
水内:それは人それぞれ捉え方があると思いますけど。今はまだ買ってないでしょ?
谷澤:はい、賃貸です。
水内:君津住宅の賃貸だよね?
谷澤:・・・はい。
水内:買えばいいじゃん! 家賃を払うんだったら買った方がいいってことですよね? 買っちゃいな。
谷澤:いや、勇気がないというか、一歩踏み出せないというか、凄い大きな買い物じゃないですか。
水内:そうですね。大きな買い物ですよね。もしかしたら何億かもしれませんからね。でも早い方がいいって。オレが言うことじゃないけど、選手のときに買っている方というのは。秋田さん、鹿島に家があるでしょ。
深井:ありますね。あの人、行く土地土地で家を買いますからね。
水内:京都にもあるの?
深井:京都にはないですけど。
水内:名古屋にあるの?
深井:名古屋にはありますね。
水内:バカだね。
会場:笑い
深井:言っておきます(笑)。
水内:そう。確かに移籍っていうこともあるんで、なかなかそこでっていうのは難しいかもわからないですけど。それでも、3選手とも、『骨を埋める覚悟』でやるわけですから。
深井:その言葉あんまり好きじゃないんですよ。
水内:え?
深井:その言葉、あんまり好きじゃないんですよ。
水内:あ、『骨を埋める覚悟』? でも千葉にいるんでしょ、きっと。
深井:その気持ちはありますけど、前なんかそれを言って移籍しちゃったんで、その言葉をあんまり口にしないように。
水内:まぁね。こればっかりはわからないからね。もちろん、みんなそういう気持ちで戦っているわけですから、何が起こるかわからないですよね。そういうこともありますよ。本当にみなさん、ぜひ近い将来、君津住宅で家を。千葉でなくてもやってくれるんじゃない? 今日、いらっしゃるかもしれないから。あ、いないかな。でも、ぜひお願いしておいた方がいいんじゃないですか?
中後:お願いします。
水内:いないかもいれないけどね。一応、お願いしますという。で、最後になりましけれども、「残り10試合、これまで以上に全力で戦う!」。これは、当たり前ですけど。今までももちろん全力で戦っていると思いますけど、谷澤選手。いつも人生を変えるくらいの気持ちで戦っているわけですよね? 残り10試合、あっという間ですよね。もう24試合戦ってきて。どんな気持ちでいきますか?
谷澤:ホント、自分のできることを精一杯やりたいと思います。
水内:さっきと比べて随分、声のトーンが下がっちゃったね。
谷澤:ちょっと真剣モードなんで。
水内:いやいや、みんな真剣ですよ。遊びじゃないよ、コレ。最初から真剣だよ。でも、10試合となると、どこかで計算しちゃうところもあるじゃないですか、勝ち点とか。寝てる? 谷澤選手。去年のこともありますけど、去年の経験というのは、いい意味でも悪い意味でも生きてくると思うんですけど、谷澤選手。
谷澤:僕は本当に言葉でじゃべるの苦手なんで、プレーでやっていきたいと・・・
水内:オマエ、何しに来たんだよ!
会場:笑い
水内:トークバトル!
谷澤:選択チョイスミス・・・
会場:笑い
中後:選択チョイスミスって!
水内:今、選択チョイスミスって言ったよね? ドンマイ、ドンマイ。今、同じこと2回言ったよ。
会場:笑い
水内:それだけミスったってこと? そんなことないでしょ! 今回の出演の話は、こういうトークバトルがあるよって言うのは、谷澤選手は誰から聞いたの? 
谷澤:広報さんに。
水内:広報さんに。「トークバトルがあるよ」って言われて、谷澤選手はなんて言ったんですか?
谷澤:まぁ・・・基本的に、あんまりこういうところは出ないんですけど、今日・・・でも結構、いいもんですね(笑)。
会場:拍手
谷澤:最初はちょっとドキドキしてて、しゃべれなかったんですけど、後半だいぶ・・・
水内:しゃべられるようになりました?
谷澤:もうトークできるんで。
水内:最後のシメの言葉でまたいただくことになるんですけれどもね。中後選手は、残すところ10試合。去年は、優勝争いをしていたチームにいて、今シーズンはちょっと今までとは違う状況だとは思うんですけど。
中後:ちょっと目指すところは違っていますけど、ただ勝ち点3を取って勝つということには変わりないんで。残り10試合ですけど、まずは1試合ずつ勝ち点3をとっていけば、勝ち点を積み上げていけると思うんで。
水内:うん。もちろんだ。
中後:ありがとうございます。
深井:谷澤がうつった。
水内:そうですよね、勝ち続けるしかないですよね。
中後:勝ちたいと思います。
会場:拍手
中後:引き分けはいらないです。
水内:引き分けはないより、あった方がいいでしょ?
中後:負けるよりは。
水内:引き分けだったら負けてもいいよとは言わないよね?
中後:言わないです。
水内:なるほどね。深井選手は? 2年連続ちょっと苦しい状況ですけれども。
深井:そうですね、今シーズンに限って、最初からスタメンで使ってもらって、この成績なんで、自分自身非常に責任も感じてるし。ここに来ていただいている方以外にもたくさん、みんないつも来てくれるのに、まだホームで1勝しかできていないという。
水内:今シーズンは1勝なんだ。
深井:本当に申し訳ない気持ちなんですけど、やっぱり顔を下げてもしょうがないんで。残り1試合ひとつひとつ、去年もそうだったんですけど、この状況をいい意味で楽しんでやっていければなと。そうすれば、おのずときっと結果が現れてきっと・・・絶対。
水内:メチャメチャ言葉を選んでるね。
深井:はい。イイことが起きると思うので、それを信じて全力でがんばりたいと思います。
会場:拍手
水内:ここまでのことはもう、しょうがないですから。これから勝ち点3を取り続けて、残り10試合で勝ち点30を取ればいいんですから。
深井:そうですね!
水内:そうですよ! 3選手ともがんばってくださいよ! ということで、時間の方もきたので次は質問コーナーにいきたいと思うんですけれども。質問のある方は手を挙げてください。Q1.今日は貴重な時間、楽しい時間を提供していただいてありがとうございました。進行をやられている水内さんは、ゴール後の奇抜なパフォーマンスで非常に有名な選手だったんですけど、ぜひ今後の試合で3選手にゴールを決めていただいて、何かこんなパフォーマンスをするぞということを、ココで約束していただきたいのですが。
水内:なるほどね。でも、オレのは奇抜じゃなくてユニークね。
会場:笑い
水内:点を取った後にね。確かにそれは僕もね、最近の選手たちに思っていました。点を取った後、なんで何もやらないんだろうって。もったいないって。昔は全国中継されていたんで、やると確かに覚えられるというメリットはあったんですけど。今は、得点シーンもなかなか流れなかったりするからあれですけど、でもやった方がいいですよ。
深井:ちょっと教えてもらっていいですか?
会場:拍手
水内:なんだろう。今何が流行ってるっけ? 流行ってることやればいいんだよ。オレだって「キャイ~ン」をやったときに、キャイ~ンが売れ初めで凄くお礼を言われたもん。「ありがとうございます」って。そういうお笑いとかね。なんだろうね。何かあります? コレをやって欲しいとか。一番、点を取りそうなのは深井選手ですからね。
深井:谷澤選手じゃないですか?
水内:点を取ったら、名波のモノマネしてよ。
会場:拍手
水内:名波。点を取って、嬉しいじゃない? 嬉しいけど、冷静になるわけよ。「あ、そうだ、オレやらなきゃいけない」って。で、お尻たたくのが特徴的だったから、ボールを置くところはないにしても、この蹴る感じ? これはどこかでやってみるとかね。できればメインスタンドのところに走ってくると、顔が映ります。バックスタンドの方に行くと背中しか映らないので。ゴール裏はダメ。ゴール裏に行くと、なかなか抜いてもらえないので、結構メインスタンドに来た方がいいですね。カメラは3台、4台ありますから、必ず撮ってくれますから。それでいきましょうか。でも、2-0で負けているときにやっちゃダメだからね。「バカだ」って言われるから。先制ゴール、同点ゴール、逆転ゴールだからね。谷澤選手は名波ね。みんな、抱きつかないで時間を与えてくださいね。クロマティでもいいんじゃない?
会場:拍手
水内:そっちの方がわかりやすいかもしんないね。ココにいる人たちしかわからないわけですから。クロマティの方がわかりやすいよね。
中後:コーナーフラッグを持って・・・
水内:あ、それは警告になっちゃう! アレを抜くと警告になっちゃうから。しかもイエローカード1枚もらっててさ、「ヤレヤレ!」ってなって、抜いちゃったら退場だよ。「谷澤、早く持てよ。バット、バット!」って? それはマズイからね。
会場:笑い
水内:クロマティいいじゃないですか、すぐできるし。ぜひ。こんなこと、オレが言っていいのだろうか。中後選手、深井選手にもそれぞれ考えてもらって。寝る前とかに考えると。点を取るシーンとかイメージするでしょ? なんとなくこの前、点を取ったイメージがあるじゃないですか。ゴールシーン、点を取った後とか、ちょっと冷静に考えて、「ココでやらなきゃ」みたいな。そうすると点を取った後、冷静になれるから。
深井:でも、興奮しちゃって。
水内:そう、興奮するんだけど「お~!」ってなるけど、「あ、やらなきゃ」という。期待しています。残り10試合で。
深井:何をすればいいんだろう。
水内:何かしてください。
深井:考えてみます。
水内:間違っても、勝ったときですからね。10試合ありますから、何度もチャンスがあると思うんで。ぜひ、中後選手もやってください。クロマティでもいいや。
会場:笑い
水内:この3人はそろってクロマティかもしれないですね・・・ってことです。次の質問にいきましょう。Q2.今、28歳でお年頃なんですけど毎週ジェフの試合を観て元気をもらっています。ありがとうございます。で、ジェフの試合を観るきっかけになったのが、今隣にいる彼氏なんですけど。ありがとうございます。みなさん、左の薬指にキラキラ輝いてるものがありますが、結婚のきっかけを。お三方がどういったきっかけで結婚されたのかとか、プロポーズの言葉なんかを教えていただきたいのですが。
水内:なるほどね。確かに結婚のケジメって人それぞれですからね。でも、どうなんでしょうね、彼氏はね。
司会:ちょっと彼氏のお声をお聞きしましょうか。
水内:彼氏はおいくつなんですか?彼氏:27歳です。
水内:あ、年下で。それはちょっと甘えてるな。今言っちゃいな。
会場:拍手
司会:彼は汗をふいておりますが。彼女:選手の方から聞きたいのでお願いします。
水内:わかりました。今、聞きたくないという。なんでこんな500人の前で言われなくちゃいけないという。でも、いい思い出ですよ、それは。じゃ、誰が一番早かったの?
深井:谷澤かな。
水内:谷澤選手はいつ結婚したの? 覚えてないの?
谷澤:覚えてますよ! 3年くらい前かな。
水内:「かな」って、結構そういうの奥さんが聞いてたら怒るよ。・・・え、そんなに考えること?
谷澤:いやいや。
中後:オマエ、覚えておけよ。
会場:笑い
水内:絶対、こんなヤツはポロポーズの言葉なんて覚えてないでしょ。大丈夫?
谷澤:大丈夫です!
水内:じゃ、谷澤選手お願いします。
谷澤:3年くらい前。
水内:いくつの方と?
谷澤:1つ年下です。こんな話するんですか?
水内:こういうのが、トークバトルなの。
谷澤:嫌いじゃないです。
会場:笑い
水内:なんて言ったんですか? どういうシチュエーションだったんですか?
谷澤:いや、オレみんなに言ったら、「バカじゃね!」って言われた。
水内:いやいや、バカかどうか判断するのはみんなですから。
谷澤:いいんスか?
水内:どうぞ、どうぞ。
谷澤:じゃ、ココにいるとして。
水内:目の前にいるということで。
谷澤:「一緒の保険証になろう」って。
会場:笑い
水内:「一緒の保険証になろう」。バカじゃねぇの? いやいや、そんなことない。おもしろいよね。あそう、保険証。なるほどね。免許証は違うしね。それはちょっと初めて聞いたな。お客さんがどういうふうに思ったかはわかりませんけどね。そのとき、なんて言われたの? 「は?」って言われたの?
谷澤:「もう1回やりなおして」って。
会場:笑い
水内:ちゃんと言ってと?
谷澤:結構、オレは真剣だったんですけど。
水内:で、ちゃんと言ったの、その後?
谷澤:でも、オレはソレだよって。
水内:ソレなんだと。保険証なんだと。
谷澤:でも千葉は保険証が別々がでした。
会場:笑い
谷澤:静岡の地元のイメージがあったんで。
水内:わかりました。中後選手は? いつですか、結婚されたのは?
中後:去年ですね。
水内:去年のいつ頃ですか?
中後:去年の7月26日。妻の誕生日です。
会場:拍手
水内:おー! なるほど、誕生日に。その前に軽くジャブは打ってるの? 結婚しようみたいな話は?
中後:いや、入籍したのはその日で。
水内:じゃ、まぁ。
中後:その前くらいに結婚しようかっていう話をしてて。
水内:プロポーズの言葉ですもんね、きっとね。
中後:そうなんですけど、なんか結婚しようかみたいな話をしただけで、ちゃんとしたプロポーズをされてないって、未だに言われているのでこういう話題はちょっと・・・
水内:なるほどね。
谷澤:今、言ってみればいいんじゃない?
水内:今、言えばいいじゃないですか。今日、奥さん来てないでしょ?
中後:そうですね。
水内:いないから大丈夫だよ。
中後:・・・本気ですか?
水内:本気ですよ。怒るよ?
中後:そうですね、ちゃんとしてって言われてるんで。
谷澤:じゃ、立って言った方がいいよ。
会場:笑い
水内:人には強いね。でも、いいんじゃないですか、でも。
中後:本気ですか?
水内:きっと彼氏も相当勇気をもらえると思いますよ。
中後:本気ですか? 本気で言った方がいいですかね、そういうの。
深井:そしたら、たぶん彼も言うって。
会場:拍手
水内:「中後選手が言ったから言ったんだよ」とは言わないと思うけど。いいじゃないですか、言ってないんだったら。
中後:そうですね。えー・・・
会場:笑い
中後:コレ、おかしいっスね。
会場:笑い
水内:おかしくない、おかしくない! よくある光景だよ。よくある、よくある。だいたいトークバトルはこんなもんだよ、最後。
中後:いや、やっぱり同じ保険証になりたいと思います。
会場:笑い
水内:怒られるよ?
中後:怒られますね。「ちゃんと言ってよ」って言われますよね。
水内:どっかでちゃんと言わないとまた言われるよ。
中後:これからもこのチームで、千葉でがんばっていきたいと思うので、ずっと一緒に千葉でがんばっていきましょう。
会場:拍手
水内:いいじゃないですかね、奥さんきっとグサッときてますよ。「家を建てようよ、家を買っちゃおうよ」って。
中後:家はもう、両親が買ったから。
水内:そっか、わかりました。深井選手はいつ頃ですか?
深井:3年前ですね。
水内:3年前。奥さんへのプロポーズはどんな感じで?
深井:指輪を見に行こうって、なって。
水内:どっちから?
深井:いや、「見るだけだよ」みたいな。いろいろ考えたんですけど、欲しいのをみつけて、その後いろいろ考えてたけど、でも指輪を買っちゃったんで。
水内:そういうのはノリって言わないの?
深井:ノリじゃないです。そのときにもう、コレがいいっていうのがあったんで、買って。プロポーズはどうしようかなって。
水内:笑ってるよ。
深井:ちょっとビルの上の方にある焼肉屋さんに行って。
水内:焼肉屋なの!? バーじゃないのかよ!
深井:ちょっとまだご飯、食べてなかったんで。
水内:なるほどね、腹ごしらえね。
深井:夜景が見られるように横に並んで。
水内:横に並んでね。
深井:話そうとするんですけど、その度に「はい、カルビになりまーす」って邪魔が入るんですよ。
会場:笑い
水内:店員さんね。
深井:こっちは言おうとしているんですよ。でも「はい、ハラミになりまーす」みたいな。そういうのが3回くらい続いたんですよ。「ちょっと空気読めよ」みたいな。
水内:空気読めよと。でも、店員は関係ないからね。
深井:ま、関係ないですけど。それでも、ちゃんと言いました。
水内:なんて言ったの?
深井:同じ保険証になろうって。
会場:笑い
谷澤:いや、いやいや。
水内:谷澤選手のことを「バカじゃない」とは誰も思ってないよ。結構、素敵だと思うよ。オレは素敵だと思うけどね。で、深井選手は?
深井:結構、マジメに言いましたね。
水内:いや、谷澤選手もマジメに言ったんだよね。
会場:笑い
谷澤:結構、マジメに言いました。
水内:なんて言ったんですか?
深井:ちょうどそのとき、鹿島から移籍するって決まったくらいだったんで、たぶんいいときも悪いときもあるけど、信じてついてきてくれみたいな。
会場:拍手
水内:持ち越されたのは谷澤選手だけっていうね。ということですよ、お2人。参考になりました?彼氏:はい。
深井:いや、使うと思いますよ。
水内:ドレを使うんだろ~!
深井:1コしかないですよね。
会場:笑い
水内:でも、それを言うってことはプロポーズってことだもんね。
深井:そうですよね。千葉はちょっと保険証が別なんですけど。
水内:言ってたね。でもまぁね、どんなことになるのか報告して欲しいよね。
深井:そうですよね。今でもいいですけどね。
水内:今でもいいんじゃないですか?
会場:拍手
水内:ぶっちゃけ、勝負に出るわけだよね。オレらは、アレだけどね。ホント?
司会:え? ダメですか?
水内:いいんじゃない?
深井:なんか結婚式のアナウンサーみたいですね。
司会:それでは新郎・・・まだですね。いかがでしょうか。
水内:彼はどうなの? 真剣なの?彼氏:真剣です。
水内:じゃあね、そういう気持ちがあるなら僕もそうですけれども、4人も証人がいますし。
司会:ご起立いただきましたよ。
会場:拍手
水内:勝ち取ったみたいな。取ったど~! みたいな。彼氏:このような場で言うつもりはまったくなかったんですけど、あのゆくゆくはそういうつもりだったんで、この場を使わせていただきたいと思います。同じ保険証になってください!
会場:拍手
水内:素晴らしい。たぶんね、その言葉があったから言えたんだと思うよ。谷澤選手のおかげですよ、言えたのは。
会場:拍手
水内:凄い展開になりましたけれどもね。本当になんだコレ?
会場:笑い
水内:おめでとうございます。
会場:拍手
水内:はい、ということですね。
司会:なんかジンワリきましたね。
水内:ホントはきてないでしょ?
司会:いやいや、きましたよ。
水内:そうですか。じゃぁですね、お時間もきてしまいましたので、3選手に感想などをいただきたいと思います。えっと、谷澤選手ではなくて、深井選手から。
谷澤:なんで、なんで?
水内:だって一番最初、イヤなんでしょ? 深井選手お願いします。
深井:短い間でしたけど、楽しい時間をありがとうございました。残り10試合、みなさんが笑顔でスタンドから帰れるようにがんばって勝ちますので、これからも応援よろしくお願いします。
会場:拍手
水内:ありがとうございます。中後選手。
中後:今日は楽しい時間をありがとうございました。これからまだ10試合残っていますけど、がんばってJ1残留をしたいと思います。応援よろしくお願いします。
会場:拍手
水内:最後、谷澤選手お願いします。
谷澤:今日は短い時間でしたけれども、2時間という時間でしたけど、最初はどうなるかと思ったんですけど、本当に楽しくできました。来てくれた人も楽しんでくれたら・・・楽しんでくれてると思っています! これからあと10試合残っていますけど、本当に何がなんでも勝ち点3を取りたいと思います。共に戦いましょう。
会場:拍手
水内:はい、ありがとうございました。
司会:ありがとうございました。今日のゲスト、ジェフユナイテッド市原・千葉から深井正樹選手、中後雅喜選手、そして谷澤達也選手でした。ありがとうございました。大きな拍手でお送りください。
会場:拍手
司会:ありがとうございました。水内さんもお疲れ様でした。
水内:お疲れ様でした。
司会:本当にみなさん、どの選手の方もおもしろいですね。
水内:いろいろな人がいますからね。
司会:本当に楽しかったです。ありがとうございます。
水内:本当に最後、突然ですみません。ムチャなフリをしてしまって。ムチャなフリって言うとそれもちょっと違うかもしれませんけどね。
司会:そうですね。ぜひ今度は選手のみなさんとステージではなくて、ぜひスタンドの方でね。
水内:そうですね。みなさん、もちろんスタジアムに行かれている方もたくさんいるかと思いますけど、練習場も新しくなるみたいなので、そちらの方にも足を運んで、選手に声援を送ってください。僕はいませんけど、街中でみかけたら声をかけてください。
司会:はい、ありがとうございました。本日のホスト役、水内猛さんでした。ありがとうございました。どうぞ、大きな拍手でお送りください。
会場:拍手
司会:ありがとうございました。さぁ、みなさまいかがでしたでしょうか、楽しんでいただけましたでしょうか。今後ともジェフユナイテッド市原・千葉を、そして、選手を応援していただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
会場:拍手
司会:ぜひ、スタジアムで熱い声援を送ってください。今こそ! WIN BY ALLです! スタジアムにしかない感動、驚きが必ずありますからね。ぜひ皆様のご来場をお待ちしております。「ジェフユナイテッド・トークバトル vol.6 Supported by 君津住宅」。本日はご来場いただきまして、ありがとうございました。ナビゲーターは小川千鶴子でした。ありがとうございました。どうぞお気をつけてお帰りください。

取材・文/CREW 撮影/新関雅士

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深井正樹
深井正樹
中後雅喜
中後雅喜
谷澤達也
谷澤達也
水内猛
水内猛