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ぴあトークバトル スポーツ快楽主義2007 VOL.58
「~呪われた広島!? 浦和レッドダイヤモンズ戦を前に~」
2007年9月5日、広島で初開催となったぴあトークバトルは、サンフレッチェ広島の槙野智章選手・盛田剛平選手が登場!
6年間勝ち星無しの鬼門・浦和レッズ戦への意気込みやリーグ戦のこぼれ話を2時間フルに語りました。

<ホスト>
水内猛(スポーツキャスター)
1972年神奈川県生まれ。旭高から'91年に三菱自動車工業(現・浦和レッドダイヤモンズ)入り。Jリーグ元年には、浦和で出場試合数18試合、7得点と好成績をおさめる。'96年ブランメル仙台(現・ベガルタ仙台)に移籍。'98年の引退後はスポーツキャスターとしてテレビ・ラジオで活躍中。

<ゲスト>

槙野智章(サンフレッチェ広島)
1987年広島県生まれ。ジュニアユース、ユースとサンフレッチェ広島の下部組織に所属し、各年代の日本代表に選出され主将を務めた。2007年7月に開催された「FIFA U-20ワールドカップ2007」では守備の要として活躍した。背番号28。

盛田剛平(サンフレッチェ広島)
1976年愛知県生まれ。桐蔭学園高から駒澤大学を経て、1999年に浦和レッドダイヤモンズに入団。その後セレッソ大阪、川崎フロンターレ、大宮アルディージャを経て、2004年にサンフレッチェ広島に移籍。2006年にDFへのコンバート。189cmの長身を生かし、広島の硬いDFラインを支える。背番号19。


後編
盛田:お前は恥ずかしがり屋じゃないけどな。試合終わった後の“ビリーズ・ブートキャンプ”とか、平気でできるもんな。僕ははずかしがり屋なんですよ。
会場:笑い
水内:典型的な恥ずかしがり屋だというのはわかるけど、でも試合になったらそんなこと言ってられない?
槙野:そうですけど、僕はどっちかというとアウェーの方がいいんですよ。
水内:静かに見守ってくれるから?
槙野:そうですけど、ホームだとやっぱり違う緊張感があるし、みんな見てるから。アウェーだと僕はやりやすい。
水内:アウェーだってみんな見てますよ、広島のサポーターは。
槙野:そうですけど、アウェーの方が僕は気が楽。
水内:別に、自分のプレーをもっと見てほしいという感じじゃないんだ。「お客さんみんな来てくださいね!」ということは敢えて言わない。
槙野:どっちかというとそういうタイプじゃないです。例えば、ファンタジスタとか。僕もそういう選手になりたかったですけど。
水内:フォワードだったしね、元は。
槙野:僕は友人じゃないですけど、柏木陽介のような選手になりたかったですよ。
会場:笑い
槙野:柏木選手はある意味、憧れ。僕も足技して抜いたりとか、きれいなパスやアシストしたりとか、そういう選手になりたかったですけど、もう無理ですね。
水内:いやいやいや。これからわかんないよ。で、ディフェンスに下がると。
盛田:僕にはなれないっす。
水内:でもほら、戸田(和幸)選手とかもずっと見てて憧れたんでしょ?
槙野:憧れですね。
水内:戸田選手のプレーはどう?
槙野:僕の持っていないものを持っていますし、学ぶところがたくさんあるんで。
水内:じゃあ、敢えて自分のセールスポイントというか、こういうプレーをするというんだったらどういうプレーですか?
槙野:今のディフェンダーってガツガツいくようなディフェンダーはいないと思うんで。それが自分の良さだと思うので、そこを見てもらえればいいと思います。
水内:ちょっとハードに行くところとか。
槙野:はい。あんまり汚くは行かないですけど。
水内:槙野選手は今まで対戦した中で、嫌なフォワードって誰ですか?
槙野:盛田さん。
水内:フォワードの頃の盛田選手ですか? それとも大宮アルディージャの森田(浩史)?
槙野:違います。ここにいる盛田選手、僕がユースの時ですよ。
盛田:やってないだろ、そんなの?
槙野:やってますよ。僕の方から入れましたから。
会場:笑い
槙野:僕はやっぱりワシントンですね。背負われたらボールが見えないですから。体が大きくて。そこが一番困りますよね、体も強いし。
水内:ウェズレイとどっちがイヤですか?
槙野:ウェズレイと寿人さん(佐藤)はずっと練習でやっているんで、お互いの癖もわかりますし。やっぱりワシントンの方が。
水内:やっていてちょっと恐い感じ?
槙野:恐いですね。
水内:90分間で1点取れば仕事したことになっちゃうしね。やられた方はそれでもう勝負がついちゃいますからね。盛田選手は?
盛田:僕はでっかいというよりは、すばしっこい奴の方がイヤですね。まぁ田中達也(浦和レッズ)もそうですし。だから結構ガツンと行きたいんだけど、「裏があるぞ」っていうのがあると行けないじゃないですか。それがやっぱり。
水内:俊敏な、細かくちょろちょろ動く選手の方がイヤ?
盛田:はい。
水内:そういう意味では、ウェズレイと佐藤寿人みたいな、ああいう典型的な選手がいるわけだから、そこそこ練習すればいい練習になるじゃないですか。
盛田:そうですね。それはもう言ってみれば日本でもトップクラスの2トップですからね。一緒にやれば、やっぱり上手くなると思います。
水内:ウェズレイはすごいよね。いわゆる同期。同い年ですよ。
会場:え~っ?
水内:どういう「え~っ」ですか? そして6問目、「自分のサッカー人生を変えた指導者がいる」。盛田選手は?
盛田:僕は指導者には恵まれていると思うんですよね。小学校、中学校も高校も大学も。やっぱり一番は李(国秀、元東京ヴェルディ1969総監督)さんですね。
水内:当時は桐蔭学園の監督で、ヴェルディの監督もやりましたけどね。やっぱり影響受けましたか?
盛田:受けましたね。すごい理詰めなんですよね。「次来たらどうするの?」みたいな。「パスなの? ドリブルなの?」って。
水内:すごい考えさせるんですよね。
盛田:すごいむかつく。
水内:でも、あの人は高校生の監督じゃないよね。高校生には難しすぎる。プロとかだったら面白いけどね。
盛田:難しい。だから今では当たり前の理論かも知れないですけど、その頃にしてみればすごく新しいという感じでしたね。
水内:私事ですけど、当時桐蔭がすごく強くなって、中学の時に練習に行ったわけですよ。同じようにそれを言われるわけですよ、中学3年生に。「何だこの人?」と思って、「やめよう、こんなサッカーできないよ」って。桐蔭に行ってたら、先輩になってましたね。それぐらい影響力があった。プロになってからは誰かいます?
盛田:いっぱいい過ぎて。原(博実、FC東京監督)さんには首が痛くなるくらいヘディングやらされましたし。
水内:そうですよ。原さん大好きだから、ヘディング練習。
盛田:やばいっすね、あれ。
水内:今、平山相太(FC東京)に一生懸命やらせてるから。
盛田:平山相太が点取った時、他のフォワードよりも喜んでましたからね。
水内:それだけかわいがってるわけですから。でも、人生を変えるくらいだったのはやっぱり李さん。
盛田:でしょうね、はい。
水内:高校時代は大きいですよね。槙野選手は?
槙野:僕はゴリさん(森山佳朗、サンフレッチェ広島ユース監督)ですね。
水内:森山さん。ユースの時のということですね。
槙野:はい。
水内:どんな感じですか、森山さんは? 僕はプレーを一緒にしたことしかないんで。
槙野:本当に、私生活からほとんど一緒で。
水内:立ち入ってくる?
槙野:そうですね。ゴリさんも寮生活みたいな感じなんですけど、本当に友達感覚でコミュニケーションを取れますし。選手と距離が近い分、何でも話せるような仲なんで。
水内:兄貴だ。
槙野:そうですね。何でも言われて、何でも言い返す。そういうのがユースのチームの中で出てるんで。だから、ユースも強いんじゃないかなと思います。
水内:広島ユースが一番結果を残してると言ってもおかしくないからね。
槙野:自分の代は結果を残してないです。
水内:これだけトップに昇格して、活躍してる選手がいるというのは数少ないわけですから。ジェフ千葉とかガンバ大阪もあるけど、それは森山さんの影響が大きい?
槙野:そうですね。あとは寮生活で寮長さん、寮母さんがすごく選手を支えてくれる。やっぱりその3人ですね。
水内:あの吉田(サンフレッチェ広島練習グラウンド)にいたらやることないしね。
槙野:そうですね。夜とか、鹿の声はするわ。
水内:鹿の声ってどういう声なんですか?
槙野:「キーン」って鳴いてますからね。
水内:鹿、見たことあります?
槙野:夜とか、トレーナーの人が帰る時に鹿とぶつかったとか。
水内:猪とか。
槙野:吉田は何でもいますからね。
水内:だって、熊とかいるんでしょ?
槙野:出ますし、あそこらへん。
水内:本当に夜は違った意味で危ないね。
槙野:無料サファリパーク。吉田のグラウンドのところも、落武者が酒盛りをやるらしいです。その霊を見たっていう。
水内:ウソだろ。
槙野:ホント、ホント。マネージャーが、夜2階に上がったら、落武者が酒盛りやってたって。
水内:クラブハウスの2階ってこと?
槙野:はい。そこでやってたらしいですね。
水内:昔何かあったのかも知れないね、吉田っていうところは。
槙野:昔、お城とかあったみたいです。いまでも森山さんがそこに住みついていると。
水内:何か強引に話を戻しましたけど。今でもそこの寮に?
槙野:今はユースの寮とは違う寮です。
水内:何か言われて印象に残った言葉とかない?
槙野:森山さんにですか? 「喋るな」って言われました。
会場:笑い
水内:それは注意じゃない。何か心に刻んであるとかって。注意されただけじゃない。
槙野:僕は基本的にそういうのしか言われないんで。
水内:それはもう、僕が現役の時に今のオジェック監督に言われた言葉ですよ。「うるさい」。
会場:笑い
水内:「試合前に喋るな」って言われましたからね。
槙野:僕は今も監督に、ご飯の時には言われます。
水内:一緒だ。言われた。
槙野:言われますよね? 何か一つのテーブルで食べてると・・・
水内:そこだけ盛り上がってるんでしょ?
槙野:違うんですよ。一つのテーブルがあって、僕がそこで喋ってると、他のテーブルにも話が回っちゃってるみたいで。その話に入ってくるんですよ。
盛田:でもね、本当に喋ってるのが聞こえるんですけど、多分50%くらいウソなんですよね。
水内:落武者が出るとか?
盛田:いやいや。まぁ、今日は披露しなくていいけどさ。
水内:でも、うるさいって言われるよね。
槙野:言われますね。
水内:さぁ、そして7問目、「自分のサッカー人生を変えたゲームがある」。サッカーのゲームだからね。テレビゲームじゃないからね。盛田選手はありますか? 見たゲームでもいいですよ。
盛田:印象に残った試合というか、ディフェンダーになって初めて勝ったゲームですかね。アウェーですけど、1-0で大宮アルディージャに勝ったんです(2006年5月5日駒場スタジアム)。ディフェンダーをやり始めた頃の目標としては、とりあえずトップチームで試合に出て、0点で抑えて勝つというのが僕の中にあったんですよね。それが達成できたということで、その試合が印象に残っています。
水内:思い出の駒場だし。
盛田:まぁ、駒場だし、言ってみれば大宮も元在籍したチームだし。
水内:ディフェンダーの再出発じゃないけども、とりあえずここからだと。槙野選手は?
槙野:僕はこの間のU-20ワールドカップのチェコ戦(2007年7 月11日、カナダ・ビクトリア、日本2(PK3-4 )2チェコ)。
水内:ということは負けた試合ね。
槙野:やっぱりそれの影響があって、今後自分のサッカー人生において、もっと自分がレベルアップしていかなければいけないなと思いましたし、自分がA代表に入っていきたいなというのも思いました。
水内:行ってよかったと言うのは変だけど、ああいう大会を経験できたのは全然違います?
槙野:そうですね。今はJリーグを引っ張っている選手でも、U-20の大会を経て成長している選手も多いので。僕もそれに続いて行けるようにならないと、という思いはあります。それに関しては良かったです。
水内:チェコ戦はどうですか。2 点リードして「行けるよ!」と誰もが思いますよね。2-0 はサッカーでは一番危ない点差と言いますけど。そんなのは百も承知ですよね。でも、やっぱりPKを取られた瞬間は焦りました?
槙野:焦りましたけど、正直あまり負ける気がしなかったです。まさかのまさかで、2 分間で2 回PKを取られましたからね。よりによって僕も点を決めましたから。あのチームは僕が点を決めるとほとんど負けてるんです。
水内:入れない方がいいんじゃないかなと思っちゃうよね。
槙野:そうですね。
水内:自分だけじゃない、思ってるのは。
槙野:ホント1年目でベンチ入った時、1回しか勝ってないんですよ。
水内:この間、言ってたね。
槙野:ホントにヤバかった。だから僕、メンバーに入ったら、もうみんなから「お前、入るなよ」って言われましたよ。
水内:それも困るよね。
槙野:だから、1年目が終わったら、寿人さんに「お前、お参りに行け!」と言われて。「勝てるように」って。それはやっぱり勝負事ですから。
水内:今後のことを考えたら行っといたほうがいいかも知れないね。行ったのそれで?
槙野:いや、行ってないです。
会場:笑い
水内:今シーズンは別に?
槙野:負けたのは1 回だけです。最初はおいしいところで。勝ってる試合で残り5 分、10分を出させてもらった試合があって。でも、ぶっちゃけ、負けてる試合でディフェンスの投入はないですからね。
水内:盛田選手も頑張ってくれてね。そのへんも、監督が「勝ちの空気を味わわせてやろう」ってね。いいじゃないですか。チェコ戦はPKで負けましたけども、チェコはU-20ワールドカップで準優勝して。
槙野:自分たちも、まだできたかなっていうのはあります。
水内:やっぱり「超人の世代」って言われてましたけど、乗ってました?
槙野:むっちゃ乗ってますよ、みんな。
水内:みんな結構ノリノリな感じで。
槙野:すっごいノリノリですよ。もう試合終わったから言いますけど、試合前とか、だいたいピッチ状況とか見るじゃないですか。その時にみんなで「今日はここで決めよう」とかみんなで言ってるんですよ。ホントにもうそんな感じです。
水内:それはね、大事なことですよ。
槙野:僕は「やるな」って言ってるのに、みんな「やりたい、やりたい」って。
水内:逆でしょ。
会場:笑い
水内:ディフェンスの選手って、点を取ることがあんまりないじゃないですか。だからフォワードの選手が点を取ったら、「俺もやりたい」って入ってくるやつがいるんですよ。槙野くん?
槙野:僕、絶対無理だと思うな、入るの。だいたいディフェンスって後ろにいるじゃないですか。フォワードが点取るとあっち行くじゃないですか。ダッシュで行くの、それだけで疲れちゃいますからね。「そんな体力ない」と思って、僕はいつも近くにいるスタッフの方と喜んでて。
水内:でもね、それは大事なことですよ。できるだけ相手の陣地で喜んだ方がいいですよ。味方の陣地で喜んでるうちに点を取られたチームもありますからね。
会場:笑い
水内:僕がJリーグ1 年目で、初めてベンチ入った試合なの。それこそ初めて遠征に行ったのが広島なんですけど、その時に点取ったの森山さんですよ(1993年6月5日、広島スタジアム、サンフレッチェ広島1-0浦和レッズ)。裸で喜んじゃってね。あの時、僕初めて遠征に連れて行ってもらったんですよ。その次の試合が鹿島戦(1993年6月9日、カシマスタジアム、鹿島アントラーズ3-1浦和レッズ)ですよ。僕ベンチに入ってて、初めてレッズが先制点を取ったの。エース福田正博(JFA アンバサダー)ですよ。すごいドリブルシュート決めて、ワーッってベンチでみんなで喜んでたら、向こうの方で「始まってる、始まってる!!」って。
会場:爆笑
水内:ポカーンとして。ディフェンスはいたんだよ。2 対3 の状況だったのかな。普通だったら抑えられるじゃない。そこで決められちゃったから。
盛田:しょうがないや、それは。
水内:あれからみんな気をつけてたから。喜ぶ時は相手陣地で喜んだ方が始まらないからね。それだけだね。あと、できるだけメインスタンドの方でパフォーマンスをやったほうがいい。バックスタンドだと背中しか映らないから。
会場:笑い
水内:メインスタンドじゃないと顔が映らないから。それ大事。
盛田:勉強になります。
水内:続いては先ほども話が出ましたが、「この6年間浦和戦未勝利の事実を知っている」。YESということですが、盛田選手は1999年、レッズがJ2に降格した時(1999年11月27日、駒場スタジアム、浦和レッズ1-0サンフレッチェ広島)はピッチ上に?
盛田:はい。降格したけど勝ったんですよね、あの時は。
水内:Vゴールでね。あれから広島が勝ってないというのは知ってました?
盛田:ついさっき知りました。
水内:槙野選手も同じですよね。
槙野:ついさっき知りました。
水内:あの時のことは槙野選手は知らないですよね。
槙野:僕はテレビですね。
水内:福田さんがゴール決めた瞬間に、なぜか飛びついたのが池田(学)さんだったというね。わかります? そのシーン。わかる方もいると思いますけど。
盛田:そうですね。
水内:延長になった時点でダメだったんだよね。延長になった時点で、もうレッズは降格が決まったんです。でも昔はVゴールまであったんで、試合が続いたわけですよね。で、福田さんがなかなかいいシュートを決めたんだよね。勝ちは勝ちなんですけど、その時点では降格が決まってたわけですよね。そうしたら、池田学という選手が、ディフェンスの選手なんですが、満面の笑みで福田さんに抱きついたわけです。「良かった、これで残留だ!」みたいな感じでね。福田さんは「何だこいつ!」と思ったって。あれほど寂しい勝利はないよね。
盛田:今では笑い話ですけど。
水内:その後からは勝っていないということですけど、最近どうですか、槙野選手はレッズと対戦する時は特に意識したりします?
槙野:僕はJリーグ初先発が浦和レッズ戦(2007年8月1日、埼玉スタジアム2002、浦和レッズ4-1サンフレッチェ広島)だったんですけど、8月1日。まぁ前半は0-0だったんですけど、後半4 点取られてバーンとやらかしちゃいまして。
水内:やってましたね、4-0だっけ?
槙野:4-1です。
水内:レッズも今シーズンは3点以上で勝つってあんまりなかったんですよ。何かあれから火が着いた感じなんだよね。
槙野:着けちゃいました。
盛田:広島は勢いつけるのがうまいキャラなんですよ。
会場:笑い
盛田:マリノスも勢いがついたのは広島戦からかな(2007年3月31日、広島ビッグアーチ、横浜F.マリノス3-1サンフレッチェ広島)。
水内:ディフェンスにとってはつらいでしょ?
槙野:つらいですね。
水内:どうですか盛田選手、この間も戦ってますけど。9月15日の浦和戦?
盛田:いや、負けたくないですよね。
水内:その前の試合、お互い出ているっていうのもあるし。
盛田:そうですね。この前は前半とかすごく良かったんです。「浦和どうしたの?」ぐらいに良かったんですよ、ウチが。でも、やっぱりそこで勝ちきれないし。また、そこで勝てないのが今の浦和なんだろうけど。強いし。でも、ホームだしね。6年間勝ってないし。
水内:6年って、単純に年に2回と考えて、10試合近くやってるわけですから。
盛田:はい。お返しします。
水内:ウェズレイは点を取ってるよね。すごく僕はそういう印象があるんですけど。浦和に負けててもウェズレイはすごく点取ってるイメージがある。
盛田:ちょっとディフェンスがだらしない。ミーティング開きます。
水内:食事会じゃないからね。その浦和戦が9月15日にありますが、負けてはいますけど苦手なチームではないと。槙野選手は苦手意識はない?
槙野:苦手ではないですね。僕はどっちかと言ったら、ワシントンみたいな選手の方が自分的にはやりやすい。
盛田:ちょっと待て。そう言うと逆に取られるよ、それ。
槙野:ワシントンは別格で。
水内:やりやすいけど、ワシントンは嫌なんだ。
槙野:そういうことですね。
水内:意味わかりますかね? あんまりわかんないですよね。じゃ、ワシントンじゃないけど、ワシントンみたいなタイプは他に誰がいる?
槙野:マリノスの大島(秀夫、横浜F ・マリノス)さんだったり。ヨンセン(名古屋グランパス)とか。いるじゃないですか。
水内:でかい選手ね。
槙野:その方が自分的にはやりやすいですね。ワシントン以外は。
水内:ワシントンは苦手。でも、苦手なチームではない。でも、ワシントンみたいなタイプは嫌いではない。何か矛盾だらけじゃないですか?
会場:笑い
水内:浦和というチームに関してはどうですか?
槙野:どっちかと言ったら、やっぱり個のチームじゃないですかね。ガンバ大阪みたいにチームで崩していくのではなく、個が強いチームだなというのは感じますね。
水内:でも、苦手な意識はない。
槙野:はい。「どんと来い!」って感じです。
水内:どんと来い? ありがとうございます。
会場:拍手
水内:ワシントン以外に注意しなきゃいけない選手とかは?
槙野:やっぱりポンテだったりとか、闘莉王さんじゃないですかね。
水内:闘莉王か。強いからね、ヘディング。
槙野:そうですね。強いですよ。
水内:彼も昔ブラジル人だけあって、嫌なところありますからね。
槙野:陰でひじ打ちをバーッとやられたりとか。
水内:「やめてよ!」って言いたくなる感じでしたけどね。にらみ返したら怒るしね。
槙野:はい。
水内:「何だよ、あの勝手なブラジル人!」って感じだよね。盛田選手は、浦和にはこの前4点ぶち込まれたわけですけど、苦手な意識はそんなにない?
盛田:う~ん、もうないですね。もうって、前はあったみたいな感じですけど。
水内:自分がいた時が苦手だったんじゃない?
盛田:あぁ、それはありますね。今は別に逆にもみ消された方が思い出になるのかなとは思いますけどね。浦和と対戦するにあたって、僕らは別に失うものは何もないっていうか、やっぱり普通に見たら、広島と浦和なら浦和の方が上かなとみんな思うじゃないですか。そういう意味では逆にこう、ちょっといいとこ狙いですよね。「やってやるよ」という感じ。逆にいいモチベーションでいけると思うんですけどね。
水内:どうですか、9 月15日の試合というのは休み明けで、ぶっちゃけ出られますか?
盛田:それはわからないです。僕は一昨日90分サテライトで出て、槙野さんは休んだんですけど。
水内:槙野選手は何で休んだの?
盛田:槙野さんはその前の日曜、水曜2試合やってましたから。
槙野:土曜まで3試合で出場給。
水内:大きいからね、出場給っていうのは。やっぱり出たいじゃない、90分。
槙野:あとは頑張ってやるだけです。
水内:練習でアピールすることと。浦和戦に向けて秘策はありますか? 槙野選手はあると。もう忘れちゃいました?
槙野:いや、毎日の練習がウェズレイと寿人さんなんで、その2人に対してずっとやってれば、何なくやれるんじゃないかなというのはあると思います。
水内:基本的にはマンマークじゃないんでしょ?
槙野:マンマークじゃないです。
水内:ということはワシントンであったり、永井(雄一郎)であったり、田中達也であったりというところになるんだよね。
槙野:はい。
水内:何か秘策考えようか、今。
盛田:だって水内さん、あっちサイドの人間でしょ?
会場:笑い
盛田:僕も元レッズでしょ。
水内:もちろん応援はしてますよ。応援はしてますし、優勝はしてほしいけど、情報は流しますよ。
会場:笑い
水内:ワシントンは、多分ここらへんで帰ってくるとは思います。ただ、やれるかどうかがちょっとわかんないけど、やれる状況で帰ってくることは事実。あと、子どもが生まれた。
盛田:それ大事ですよ。
水内:大事でしょ? メモっといて。あと、阿部(勇樹)は新聞にも載ってますけど、相当疲労がたまってて。あ、出場停止だ。だからゆっくり休めるんだ。よく知ってますね。あとは岡野(雅行)は僕と同い年。
会場:笑い
水内:岡野は昔は全治3 週間って言われたのを1 週間で治したけど、さすがに今回は戻ってこられなかった。
盛田:本当に野人だからね、あの人。
水内:昔1回、肺に穴が空いたことがあった。病気じゃないんだけど、よくあるんだってね。すぐ治ったりするんだけど、岡野はその日「苦しい」って言って病院に行って、1週間安静って言われたの。で、次に病院に行ったら、なんか調子がいいんだって。「治ってる」って。
会場:笑い
水内:新聞にも出てましたよね。とりあえずそういうのもあって、その前から野人ではあったんだけど、何か本当におかしい。本人も「おかしいよね?」って。足にねずみ(軟骨遊離体)も持ってるんだけど、捻挫して「これは絶対に手術しなくちゃいけない」となるんだけど、「なくなった」って。ワケわかんない。あり得ないでしょ?
盛田:自分の中で何かあるんですか? そういう話なんですか、これ?
水内:わかんない。僕もそうですけど、あいつもどっちかというとスーパーポジティブな人間なんで、悪いことは忘れちゃうんですね。遊離軟骨って、遊んでるはずの骨が「なくなった」って。普通は手術して取るわけですからね。多分どっかに隠れてるはずなんですけど、そういうバカな奴ですけどね。まぁ、岡野は出ないからいいですよ。あとね、要注意人物は闘莉王。闘莉王あたりが上がってくるのはイヤですか?
槙野:つかまえづらいですね。
水内:余ってると上がってきますからね。
盛田:そんなに記憶にない。
水内:「闘莉王の上がりに期待ですね」とか番組で言ってるからね。でも、あのへんは固い部分がありますけど。闘莉王とヘディングで競る時は、なんかこう、やり返す。基本的にはコーナーキックのマークは闘莉王なんですか? ワシントンですか?
盛田:いやいや、わかんないです。
水内:この前の時は?
盛田:誰だっけ? ワシントン、闘莉王。
水内:責任重大だよね。意外に堀之内(聖)が強かったりするからね。
盛田:そうですよね。
水内:阿部も強いし。でもいいじゃないですか、ビッグアーチでね。
盛田:どっちの応援ですか、水内さん?
水内:二人の応援。
盛田:おぉ~~~。
水内:ちょっと癒着してたな。それは応援してますよ。でも、やっぱりチームではレッズが一番知り合いも多いし。
盛田:個人的な意味でも。
水内:個人的にはこうやって知り合ったりとか、盛田選手はレッズの時から知ってるし。
盛田:スナックも行きましたしね。
水内:行きましたよ。「盛田、頑張れよ」とか。
盛田:「俺ディフェンスかよ!」とか。
水内:やり続けていることを応援してるし、それはみんな応援してますよ。槙野選手もこれを機会に、必要以上にオリンピック代表候補とかに推しておきますよ。
会場:笑い
水内:ワールドカップ前とかになると、「注目の2トップは誰ですか?」という取材が多いわけですよ。必要以上に大久保嘉人(ヴィッセル神戸)を推してましたからね。
盛田:個人的に。
水内:個人的に。彼のプレーも好きなんですけど、僕は大久保と結構友達なんで。
盛田:いい奴ですよね、本当に。
水内:彼は本当に、寿司は投げてないです。
会場:笑い
水内:そういうコメント求められることがあるわけですよ。「北京オリンピックのベストの選手を挙げてください。オーバーエイジも含めて」みたいなのあるわけです。そうしたら「ストッパーは盛田」とか。
盛田:やったらホントすごいですよ。
水内:そうしたら、「えっ、も、盛田さんですか?」って。「彼はチームまとめますよ」みたいな。「まとめてくれますよ。北京オリンピックに行きたいらしいです。ラーメンを勉強してるんですよ」って。
会場:笑い
水内:言うのは勝手ですからね。自由な仕事でしょ、僕らの仕事って。でも、本当にそういうのありますから。ぜひ期待していますよ、いいプレーを。15日、もうすぐですけど、勝利をつかんでくれますか、槙野選手、浦和戦。
槙野:はい。
会場:拍手
水内:僕が言うのも何ですけど、どんな展開を予想しましょうか。シュミレーションした時に。
槙野:僕は1-0で。
水内:1-0で。やっぱり無失点で。1点は誰が取りましようか。
槙野:盛田さんの頭で。
会場:拍手。
水内:合わせて盛田選手のヘディングで。
槙野:そこが秘策です。
水内:ヘディングかぁ。サンフレッチェの作戦じゃ盛田選手が上がるの? コーナーキックから狙ってるから。番組で言いましょうか、「盛田選手の上がりに要注意です」って。
盛田:ガウボン(ブラジル・アトレチコ・ミネイロ、元サンフレッチェ広島)と間違えられる。ガウボンっていう選手が2年前にいたんですけど、この前サポーターに写真をもらったんですよ、「盛田さんこれどうぞ」って。選手が整列してる写真だったんです。間違いなく僕いないんですよ。「あれっ? 僕いないぞ」と思ってよく見たら、後ろにガウボン写ってるんですよ。絶対間違えてると思って。結構似てるんですよ、ガウボンと感じが。
水内:へぇー。
盛田:「絶対に間違えてるよ、これ」と思って。間違えた人、いたら手を挙げてください。いないですか?
槙野:僕も一度、ダリオ・ダバツ(サンフレッチェ広島)と間違えられました。いや、ホントですよ。サイン書いてくれって。
水内:サポーターにですか?
槙野:「サイン書いてくれ」って渡された選手カードがダリオだった。どうしようと思って。
水内:でもそれは、わざとじゃないと思うけど。間違えたんじゃないの? それか、「ダバツ選手にもらってきてください」って言ったんじゃないの?
槙野:ガウボンよりはいいかな。
水内:じゃ、必ず言いますよ。僕らの番組、予想っていうのが必ずあるんで。
盛田:槙野は調子いいんで出ると思うんですよ。僕はベンチに座ってると思うので、カッコで盛田の後にフォワードって。
水内:あの2トップに入ってたらね。
盛田:パワープレーで。
水内:絶対にないの、それは作戦としては?
盛田:ないですね。
水内:パワープレーはする? サンフレッチェは。
盛田:しないですね。
水内:しない。
盛田:横浜FC戦(2007年5月12日、広島ビッグアーチ、サンフレッチェ広島0-2横浜FC)で勝手に僕が上がっていったのが1回あるだけですね。
水内:怒られた?
盛田:最初言われましたけど、もう戸田と和幸(森崎)だったのでそれはもう。
水内:それは選手のコミュニケーションでね。闘莉王なんてこないだずーっとフォワードやってたからね。
会場:笑い
水内:後半15分くらいからずーっとフォワード。しまいに、「パスが来ない」って怒ってましたからね。監督も言わないんですよ。まぁワシントンがいなかったんで、やっぱり最後パワープレーみたいになったんですけど。これは正直、後ろのキックの精度が悪いんだよね。全部縦の方に行っちゃうの。闘莉王がいないから。これじゃ勝てないよね。後は練習じゃないですか、キックの精度も含めてね。そういう浦和も、この間、1点取られて負けてますから、大宮に(2007年9月1日、埼玉スタジアム2002、大宮アルディージャ1-0浦和レッズ)。すごくいいサッカーしてましたよ、大宮は。
盛田:気持ち? じゃなくて?
水内:気持ちももちろん入ってたし、やっぱり大宮の選手は嬉しいみたいですね。埼玉スタジアムが満員って。
盛田:そうでしょうね。
水内:自分たちもホームなんですけど、入らないんで盛り上がらないんだけどね。今度の浦和戦はホームですから、ぜひ1-0での勝利というのを見せてください。僕はテレビで見てますんで。
盛田:僕はサポーターの応援でも勝ってほしいですね。
水内:浦和のサポーターにね。
盛田:「エーッ」は無しで。
会場:笑い
盛田:応援でも勝つくらいの。レッズの赤が少なくて、紫が多いのを見てみたい。
水内:ぜひビッグアーチのバックスタンド、旗じゃなくて人で埋めたい。
盛田:よく知ってますね。
水内:せっかくいいスタジアムがあるわけですから。屋根さえ付ければワールドカップ開催できたんだから。ぜひ満員のサポーターで、ぜひお友達を誘って、1人1000人単位で。
会場:笑い
水内:あっという間に4万人ですから。ということで質問コーナーに移ります。まずは盛田選手への質問からお願いします。
客1:最近おすすめのラーメン屋を教えてください。
盛田:今、広島のラーメン屋に80軒近く行ってるんですけど。チェックとかはしないでだいたい頭で覚えているんですけど、最近なかなか行ってなくて。ケガもありいろいろあって。「かばち屋」っていうのは、何回も行ってて。選手はお世話になってます。ラーメンしかなくて、あとはご飯とか。ラーメンのカタ麺っていうのがおすすめです。
客2:ラーメン以外で好きな食べ物は何ですか。
盛田:結構いっぱいありますよ。餃子は好きですね。おいしい餃子の店を見つけまして、言いたくなかったんですけど「せいちゃん」というところです。
水内:槙野選手は好きな食べ物は?
槙野:僕ですか? クロワッサン。
水内:クロワッサン好き?
槙野:大好きです。
水内:じゃ遠征とか行って、ホテルとかにあると必ず食べるでしょ?
槙野:遠征に行って、ホテルの近くにデパートやパン屋があるとそこにも行って「あるある!」って。
水内:店で喜んでるんだ。じゃ、槙野選手にも質問がある方。
客3:ホームページ立ち上げの予定はありますか。
槙野:みなさんから立ち上げてくれという声が多ければ立ち上げたいと思いますけど、今は特に考えてないです。
水内:ネット系の方は?
槙野:バリバリですよ。コラムの方も書かせてもらったんですけど、みなさん読んでもらえましたか?
水内:トークショーのような場はなかなかないですから、ぜひホームページで話をきかせてください。ブログとかは?
槙野:やってます、やってます。
水内:じゃ、どっちかやります。アクセスカウンターがあっという間に100単位で上がっていくよ。
槙野:人のブログを見るのは好きなんですけどね。
水内:今シーズン中には。では、次の方。
客4:リフティングは最高何回くらいですか。
槙野:僕正直、こう見えてリフティング得意なんです。最近はやってませんけど、小学校の時は、僕の小学校は結構厳しくて、小学校1年は100回、2年は200回で、なぜか6年生は1000回できないとダメだったんですよ。
水内:1年生で100回できる?
槙野:それをクリアしないと、練習に入らせてもらえないんです。だから、小学校の時はリフティングできてましたけど、今はできないです。
水内:ちなみに盛田選手は?
盛田:僕は2回くらいです、多分。全然大丈夫。慣れるから。
水内:リフティングは確かに大事だし、ボールのつき方ってすごく大事なんだけど、サッカーの試合の中でどれだけ大事かっていうと、それほど大事でもないからね。ボールを蹴る感覚というのはすごく大事。友だちと2人でボールを蹴る練習とかすごくいいね。リフティングでウォームアップして、友達と練習して。少ないからっていじめられたりしないでしょ? 大丈夫、盛田選手だって得意じゃなかったっていうし、僕も正直言って100回できるようになったのは高校生になってからだし。いつの間にか100回くらいできるようになるんだよね。
槙野:50回とかできれば、あとはどれだけでもできますからね。
水内:そうそう。小学生のサッカースクール行っても、100回できればすごい。
槙野:だって今のサンフレッチェの練習でも、自主的にやっても落とす選手たくさんいますよ。ウェズレイでも落としますよ。
水内:彼はヘタそうだよね、リフティング。
槙野:上手いですよね。
水内:まぁ、ブラジル人だからね。
盛田:それだけかい。
水内:ブラジル人、誰でもうまいんだよね。マラドーナはアルゼンチン人だけど、グレープフルーツでリフティングしてたからね。食べ物を粗末にするなって。それぐらいやっぱり上手いからね。「盛田選手はリフティングができない」というコーナーになりましたけど。
司会:そろそろ終わりの時間が近づいて参りました。いかがでしたか、水内さん。
水内:僕ですか? すごく楽しくやらせていただきました。
司会:あっという間の2時間でしたね。それでは最後に選手のお二人から一言ずつお願いします。
盛田:槙野もよく喋ってくれたしね。最初は本当に表情が硬くて心配してたんですけど、みなさんが優しい目で見守ってくれて、僕らも楽しくできました。僕ら本職はサッカー選手なんで、ぜひスタジアムに応援に来てください。お願いします。
会場:拍手
槙野:剛平さんにサポートしてもらいながら、結構時間が早くて、僕もあと2時間くらい行けそうな感じですけども。みなさん、どうかわかんないですけどね。こういう顔してますけど、グラウンドの中ではピシッとやってますから、ぜひ試合を見に来て、応援してくれると本当に嬉しいです。今日はどうもありがとうございました。
会場:拍手
水内:では、最後に。
盛田:15日は何時からですか? 14時に来ていただいて、とりあえずレッズの応援を上回りましょう。
槙野:それでいきましょう。私服禁止で、紫の服を着て。選手が忘れても、サポーターが着てれば助かりますから。
会場:拍手
水内:もちろん二人にはピッチに立ってもらって。15日はみなさんぜひ応援に来てください。
司会:よろしくお願いします。それでは盛田選手と槙野選手に大きな拍手をお送りください。ありがとうございました。
会場:拍手
司会:背番号28番、槙野智章選手。そして背番号19番、盛田剛平選手でした。ありがとうございました。
水内:楽しかったですね。
司会:そうですね。とてもおもしろくて、みなさんも盛り上がってくださって。
水内:そうですね。すごくいい感じでした。アウェー感はなかったです。
会場:笑い
水内:前にジェフに行ったことがあるんですけど、ジェフは少しアウェー感があった。
司会:次は浦和レッズ戦ですね。
水内:そうですね。僕も知っている限りの情報は全部言いましたから。あんまり知らないっちゃ、知らないです。
司会:選手たちのピッチ上では見えない普段の姿が見られて。
水内:僕も槙野選手があんなに喋るとは思いませんでしたし。盛田選手があそこまでラーメンが好きだとは思いませんでした。好きとは聞いてましたけどね。
司会:そうなんですよ。
水内:ぜひみなさん、スタジアムに足を運んでいただいて、サンフレッチェの応援を。
司会:次回の浦和レッズ戦お待ちしています。今日はどうもありがとうございました。水内猛さんに大きな拍手をお送りください。
会場:拍手
司会:みなさんいかがでしたでしょうか。最後までおつきあいいただき、本当にありがとうございました。ナビゲートはサンフレッチェ広島スタジアムDJ寺沢知佳子でした。ありがとうございました。
会場:拍手

取材・構成/CREW 撮影/新関雅士

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