チケットのことならチケットぴあチケットぴあ

こんにちは、ゲストさん。会員登録はこちら




ぴあトークバトル スポーツ快楽主義2008 VOL.62「~どうなる!? 2008Jリーグ~」
【 開催日/会場 】 3月3日(月) 日本サッカーミュージアム 1F「ヴァーチャルスタジアム」
特別協賛:
協力:社団法人 日本プロサッカーリーグ、日本サッカーミュージアム
3月8日(土)のJリーグ開幕の5日前に行われた今回の「ぴあトークバトル」。
鄭大世選手(川崎フロンターレ)、小宮山尊信選手(横浜F・マリノス)、徳永悠平選手(FC東京)を迎え、
会場は各チームのサポーターをはじめ、ファンで超満員となった。
今シーズンの目標や合宿中でのお笑いネタなどを2時間フル収録!

<ホスト>
水内猛(スポーツキャスター)
1972年神奈川県生まれ。旭高から'91年に三菱自動車工業(現・浦和レッドダイヤモンズ)入り。Jリーグ元年には、浦和で出場試合数18試合、7得点と好成績をおさめる。'96年ブランメル仙台(現・ベガルタ仙台)に移籍し、'98年に引退。現在はスポーツキャスターとしてテレビ・ラジオで活躍中。

<ゲスト>

鄭大世(川崎フロンターレ)
1984年、愛知県生まれ。朝鮮大学校初の現役プロサッカー選手として、2006年川崎フロンターレに入団。ずば抜けた身体能力と打点の高いヘディングを持つストライカー。2006年7月19日の鹿島戦でJリーグ初ゴールを挙げた。2008年2月に行われた東アジアサッカー選手権対日本戦にゴール。背番号16。

小宮山尊信(横浜F・マリノス)
1984年、千葉県生まれ。市立船橋高校を卒業後、順天堂大学に進学、2006年横浜F・マリノスに入団。左右から繰り出される制度抜群のクロスを武器に昨年は日本代表合宿メンバーに選出。2008年3月8日のホーム開幕試合対浦和レッズ戦では値千金の決勝ゴールを叩き出した。背番号13。

徳永悠平(FC東京)
1983年、長崎県生まれ。名門国見高校から早稲田大学へ進学。各世代での日本代表経験を持ち、在学中は9年ぶりに1部復帰の原動力となった。2003年からは特別強化選手としてFC東京でプレー。2005年にはスペイン、バレンシアの練習に参加し、2006年にFC東京に正式加入。背番号25。


後編
原:兵藤選手(慎剛、横浜F・マリノス)は元気でやってるの?
小宮山:元気です。
原:徳永選手(悠平)の早稲田大学の後輩だろ?
徳永:そうです。
原:飯でも誘ってやれよ。
徳永:はい。
原:明日、もう忘れてるな。
水内:兵藤選手(慎剛)を見た時に「そういえば原さん、言ってたな」なんて。誘ってあげてくださいよ。
徳永:はい。
水内:みなさん、関東のチームですから。
原:横浜F・マリノスは選手が結構若いよね。
小宮山:はい、若いです。
原:若いのが一気にね。
水内:高卒の選手もいる? ユース上がりか。
小宮山:高卒もいます。自分の下に20人ぐらいいます。
水内:そんなにいる? それは言い過ぎでしょ。
小宮山:20人はちょっと言い過ぎちゃった。
水内:広報の人が「いない、いない、いないよ小宮山!」って一生懸命言ってますよ。だって今、何歳?
小宮山:今年24歳です。
水内:20人はいないでしょ。でも、10人以上はいるよね。
原:確かに結構いるよな。どんどん活躍しておごってあげないと。若くて有望な選手がいっぱいいるよ。
水内:ぜひ20人分おごってあげてくださいね。
原:きょうの出演料でバーッと。
水内:そんなにもらえるんですか?
原:わかんない。選手はいっぱいもらってるんじゃないの?
水内:原さんもいっぱいもらってるんじゃないですか?
原:俺らはボランティアだからな。
水内:そうですよね。
原:Jリーグを盛り上げるというね。徳永選手(悠平)もちゃんとおごってあげないと。鄭選手(大世)は焼肉うまいところをぜひ教えて。
鄭:川崎に3軒はあります。
水内:そして「チーム内に、気になる選手やライバルがいる」。まず小宮山選手(尊信)。気になる選手なのかライバルなのか、どっちですか。
小宮山:気になる選手ですね。
水内:ちなみに誰ですか。
小宮山:誰と言うか、自分がサイドなので、サイドをやる選手はどういうプレーするのかなとか見てます。
水内:小宮山選手(尊信)はどっちかというと左じゃないですか。左でかぶりそうな選手っていうとどのあたり?
小宮山:左は田中裕介とか。サイド全部だと隼磨さん(田中)とか。自分にないものを見てます。
原:小宮山選手(尊信)は左利きじゃないんだよね。去年対戦して、最初はすごく左足がうまいから左利きなんだと思っていたら、右の方がいいシュート打つから。すごくイヤだよね、相手からすれば。
水内:それはそうですよね。
原:もっとアピールできると思う。いいものがあるし、去年新人王にはならなかったけど、現場で見ている感じでは小宮山選手(尊信)が取るかなと思ってたけどね。左足で縦に抜ける。右足でシュートも行ける。それをもっとアピールした方がいいんじゃないの。もっとできると思う。代表を見ても、加地選手(亮、ガンバ大阪)が左をやってたくらいだからね。
水内:確かに左ができる人が必要なんですよね。
原:チャンスだと思うな。今はストッパーをやってるみたいだけど、そこもできる、左もできる。右足もいいよね。俺、シュートを打たれて驚いちゃった。すごく印象に残ってる。もっと磨いていったらいいと思うよ。
小宮山:ありがとうございます。
原:応援してますよ。
水内:対戦相手の監督の印象に残るっていうのはすごく大事なことですよね、原さん。
原:そうそう。鄭選手(大世)のことなんか言いたくないもん。去年だいぶやられたから。チョンと蹴られたら入っちゃった。
水内:ダジャレですからね。ここ笑うところですよ。
原:でもね、この間の東アジア選手権で日本とやって(2008年2月17日、中国・重慶、日本1-1朝鮮民主主義人民共和国)、当然俺らは日本目線で見ているからイヤだね。
水内:イヤな相手ですよね。
原:日本人が少し忘れている強引さやパワフルさを持ってるよね。さっきも下から上がってきたって言ってるけど。俺らの頃みたいな、昔の人みたいな感じがあって、それを大事にというか、それをどんどん伸ばしてくれたら、「ジュニーニョ選手(川崎フロンターレ)もいいし、フッキ選手(川崎フロンターレ)もいいけど、鄭選手(大世)を見たい」という人も多いと思うよ。頭からでも何でも突っ込んでいくものね。相手が大丈夫かなと思う時もあるよ。
水内:フォワードは僕なんかもそうですけど、グラウンドがぬかるんでる方が「よ~し」と思ったりとかね。
原:重馬場に強いよね。
水内:そういうタイプの選手は、今フォワードにいないんですよね。
原:Jリーグも今はピッチがすごく良くなっちゃったんだけど、ちょっとボコボコになったらできないとかいうのが関係ないもんな。
水内:それを鄭選手(大世)は持ってる。
原:持ってる。それはイヤだよ、相手から見ると。
水内:そんな鄭選手(大世)が、まず気になる選手、ライバルは?
鄭:僕はやはり同じポジションの人は意識しますね。
水内:今すごくイヤな顔しながら言いましたけどね。「我那覇」って顔に書いてありましたよ。
鄭:いや、我那覇さんじゃないですね。
水内:でも実際、去年は我那覇選手(和樹)からポジションを奪う形で結果を残したと。
鄭:ラッキーな面も結構ありました。それでも苦労してやってきた甲斐があったなという感じですね。自分が試合に出るために貯金してきたものを放出できたかなと思います。
水内:今年はもちろん我那覇選手(和樹)の調子も良くなってきている。フッキ選手も入った。
鄭:代表でちょっと結果を出したけど、そんなの言ってられませんもんね。それは終わったことだから。チームの中では「代表で活躍した、だから何?」っていう感じですよね。我那覇さんの方が他の3人と連係が良かったら。そこらへんも初心に戻って、レギュラーを取りに行く闘志を見せてやっていきます。
水内:喋ってると段々と顔が恐くなってくるもんね。闘志が見えてますよ。
原:試合の時、恐いよ。
水内:良かったですね、俺ディフェンスじゃなくて。しかも当たらないし。徳永選手(悠平)は?
徳永:気になる選手なんですけど、やっぱり後輩の平山が気になる。
水内:いつも気になる?
徳永:気になりますね。
水内:今も気にしてる?
徳永:ちょっと気にしてますね。
水内:「あいつ飯、食ったかな?」とか?
徳永:そうですね。やっぱりだらしないから。
水内:だらしないですか?
徳永:だらしないですね。だらしないから本当に、こっちが心配してあげないと。
鄭:親みたいですね。
水内:親か彼女かという感じですけど。どんなところがだらしないんですか?
徳永:いや~、汚いですね。
水内:部屋はまず?
徳永:汚い、汚い。車の中も汚いですね。どこでもいいんじゃないですかね。車とかぶつけてもそのままだったりとか。
水内:気にしないタイプなんですね。徳永選手(悠平)は逆にそういうのを細かく気にする方?
徳永:部屋はきれいにしておかないと落ち着かないですね。
水内:でも、平山だけは気になると。
徳永:気になりますね、やっぱり。
水内:チームであんまり調子よくないかなとか。去年だったら原さんに怒られてるなとか。「あいつ大丈夫かな」とか、そういうのも気になる?
徳永:気になりますね。そこはちゃんと一緒に飯に行ったりとか。
水内:どういう話するんですか?
徳永:あんまり関係ない話。
水内:だよね。
徳永:そうですね。
原:確かに俺が平山選手(相太)に何か言ってる時に、徳永選手(悠平)がはじっこの方で聞いてるんだよ。そして、普段はやらない練習をやってるんだよね。
水内:残って待ってるわけだ。
原:それはあった。確かにあったような気がする。
水内:バレバレじゃないですか。
原:だけど徳永選手(悠平)は人のことを気にしないで、自分のことをやったらもっとよくなる。代表の合宿で指宿にも行ってたし。
水内:そうですよ。
原:見てると「もっとできるんじゃないの?」と思うよね。もっとアピールしたらいいんじゃないのかと思うね。平山選手(相太)のことは気にしないで自分のことやった方がいいよ。それをやれる力があるのにもったいないなというのがあるね。今は関係ないから言える。
水内:徳永選手(悠平)は今、独身ですよね。彼女はいらっしゃるんですか?
徳永:はい。
水内:平山選手(相太)は彼女いるんですかね?
徳永:いや、いないと思います。
鄭:平山選手(相太)が彼女なんじゃないですか?
水内:それは大丈夫ですね?
徳永:それは大丈夫です。
水内:平山選手(相太)に彼女ができたら心配?
徳永:いや、そんなことはないです。
水内:じゃあ平山選手(相太)に彼女を作ってもらうことだね。
徳永:そうですね。それが一番。
水内:徳永選手(悠平)のもとから離れてほしいね。
徳永:自立してもらった方が。
水内:いいお兄さんですね。他のチームに気になる選手やライバルなんています?
徳永:一昨日川崎フロンターレと練習試合したんですけど、3-0で負けて(2008年3月1日、等々力陸上競技場、川崎フロンターレ3-0FC東京)。前線が強かったですね、3人が。
水内:その時、鄭選手(大世)は?
鄭:先発で出させてもらいました。
水内:じゃ、ジュニーニョ選手とフッキ選手と3人で。
鄭:そうですね。
徳永:一人ひとりすごいんで。
水内:「何だよ!」っていう感じでしょ、ディフェンダーからすると。
徳永:きつかったですね。
水内:ディフェンダーの立場として、日本代表の合宿にも行ったりして、同じポジションの例えば加地選手(亮、ガンバ大阪)や駒野選手(友一、ジュビロ磐田)や内田(篤人、鹿島アントラーズ)、どうですか、実際にやってみて、彼らは。
徳永:人それぞれいいところがあって。そういうところで経験できて、また目標ができたので良かったです。
水内:ぜひ今シーズンも活躍して、代表に定着もね。
徳永:はい。頑張ります。
水内:頑張ってくださいよ。大学時代に早稲田大学の試合かな、川淵三郎さん(日本サッカー協会キャプテン)がベタ褒めしてました。僕が川淵さんのラジオのゲストに呼ばれて、前の日に西が丘サッカー場かどこかに見に行ったらしくて、「徳永が良かったんだよ、徳永が良かったんだよ」って。僕がゲストなのに、徳永選手(悠平)の話しかしないの。「徳永、やっぱりすごいんだ」っていう感じだったんだよね。それだけです。
会場:笑い
水内:鄭選手(大世)は他のチームでは?
鄭:他のチームではやっぱり、大卒の同級生のフォワードが気になりますね。
水内:同期は誰なんですか?
鄭:清水エスパルスの矢島選手(卓郎)と、FC東京の赤嶺選手(真吾)。去年や一昨年、彼らの活躍を僕は指をくわえて見ていたんです。得点シーンとか見ながら、「いいなぁ」って。そういうサッカーの情報番組は欠かさず見てましたね。
水内:それを刺激に。
鄭:そうです。同期が頑張っていて嬉しい反面、ちょっと悔しいんですよね、やっぱり。
水内:でも、それがないとね。
鄭:そうですよね。それがあるから「抜いてやろう、抜いてやろう」と。試合中そればっかり考えてます。
水内:逆にね。
鄭:彼らより1点でも多く入れると。向こうはのほほんと意識してないと思うんですけど、俺が一方的に「あいつらには負けたくない」っていうのがあるんですよね。
水内:原さん、赤嶺選手(真吾)はフォワードとしてそうですか。
原:矢島選手(卓郎、清水エスパルス)も赤嶺選手(真吾、FC東京)も、体を張って点を取るタイプだから、似てるかもね。
水内:そうですね。
原:そういうふうにJリーグで、みんなが高いレベルの競争をしてくれたらいいんじゃないの。外国人とはもちろん勝負しないといけないよね、ストライカーは。だけどやっぱり同期だったり、同じようなタイプには絶対負けないというのは大事だな。
鄭:競争心と向上心ですね。それがなきゃ、絶対やっていけないですからね、プロの世界は厳しいから。常に目の前のハードルを越えて行かなきゃ。永遠に、現役が終わるまで。
水内:辞めない方がいいよ。辞めちゃダメだよ。
鄭:辞めた後はお願いします。
原:行けるな。
水内:辞めちゃダメですよ。
原:でも、まだまだ行けるよな。
水内:もちろん。
原:今25歳でしょ、24歳?
鄭:24歳です。
原:でも伸びてるよね。やっぱりそういう気持ちがあるから。今言ったように、向上心とか負けたくないとか。それはプレーを見てるとお客さんがわかる。「この選手はこういうのがあるんだな」って。それはやっぱり鄭選手(大世)を見に行くお客さんは多いと思うよ。
水内:そうですよね。今シーズンはまたさらなるレベルアップをね。
鄭:去年を超えたいですね。
水内:去年は何得点でしたっけ?
鄭:去年はリーグ戦で12点です。
水内:じゃ今年は15点、20点くらいね。
鄭:そうですね。15点は行きたいですね。
水内:小宮山選手(尊信)は他のチームや選手とかは?
小宮山:他のチームでは高校の同級生や、大学で一緒にサッカーやってたりとか。
水内:どんな選手が?
小宮山:一緒にやってたのは徳永選手(悠平)とか。筑波大学だった藤本選手(淳吾、清水エスパルス)とか。同期だったら市立船橋高校の時の名古屋グランパスの小川選手(佳純)とか。
水内:やっぱりそれは意識する?例えば試合が終わった後に翌日の新聞で、メンバーに入っていたかどうかチェックする? あいつは出てるな、あいつはベンチだなとか。
小宮山:しますね。
水内:連絡を取り合ったりはするんですか?
小宮山:します。
水内:活躍した時はどうなんですか?
小宮山:活躍した時はむしろしないで、何かやっちゃった時に連絡します。
水内:同世代がいるとやっぱり気になりますよね。代表に入っていくと、それも気になるんじゃないですか。
小宮山:なります。「自分も頑張ろう」って。
水内:次の質問は「開幕戦の相手は、戦いやすい」。鄭選手(大世)は「戦いやすい」という相手ですけども迷ってますよね。東京ヴェルディですよね。
鄭:東京ヴェルディです。J2から今年昇格してきて、まだ未知数じゃないですか。J1にいたチームだったらある程度特徴とかもわかるんですけど、ヴェルディに関してはまだ対戦したことがないので。だから、どっちかわからないですね。
水内:そうですよね。メンバーもフッキ選手がいなくなって。
原:新しいダービーじゃないけど、前は東京ヴェルディは川崎にいたし(2000年までヴェルディ川崎として神奈川県川崎市を本拠地としていた)、フッキ選手は去年まで東京ヴェルディにいたし。
鄭:うちのフランシスマールも東京ヴェルディに行ったじゃないですか。
原:そういう因縁の対決ですよね。
水内:ホームゲームだよね。
鄭:そうです。等々力で試合します。
水内:東京ヴェルディも等々力競技場で試合した選手がもう何人いるかという。今はいないですよね、多分。哲さん(柱谷哲二、東京ヴェルディ監督)くらいですよね。懐かしいなと思うかもしれないですけど。でも、昇格してきたチームって少しやりづらいですよね。
鄭:そうですね、勢いもあるだろうし。簡単には勝たせてくれないですよね。下克上みたいな意気込みで来てるから。
水内:原さんはこの対戦は、どういう点に注目されてますか。
原:今言ったように、いろんな因縁がからんでますから、むしろ昔だったら東京ヴェルディに対して川崎フロンターレが挑んでいったのが、今はまるっきり反対になってる。ただ東京ヴェルディも今年J1 に復帰してきて、すごく強い気持ちでぶつかってくると思う。相手が川崎フロンターレだから。失うものはないから、おもしろい試合になるんじゃないの。
水内:そうですよね。簡単じゃないですよね。
鄭:試合中にそういう選手一人ひとりの闘志が見えたらおもしろいですよね。
水内:あそこは監督が一番闘志ありますからね。
鄭:プレーヤーより声を出したりして。
水内:ホント恐いですからね。飲んでる時もちょっと恐かったりしますからね。徳永選手(悠平)は「戦いやすくはないだろう」と答えていますが。相手はヴィッセル神戸ですね。ヴィッセル神戸はどうですか。
徳永:選手もまた補強してきて、いい選手がが入ってきているんで、やりづらいなという気持ちがあります。
水内:ちなみに去年の対戦成績を覚えてる?原さん、ちょっと待ってくださいね。
原:忘れてると思う。
水内:ホーム&アウェイありますよね。
徳永:ホームで勝ちました。
水内:ちなみに何対何とかは?
徳永:1点差だったと思うんですけど。
水内:アウェイは?
徳永:同点・・・引き分けですかね。点数は覚えてないです。
水内:原さんいかがでしょうか?
原:ホームは勝ったよ(2007年9月1日、国立競技場、FC東京3-1ヴィッセル神戸)。アウェイは相手のゴールが入ってたんだけど入ってないって判定されて0-0で引き分けたっていう(2007年4月28日、ホームズスタジアム神戸、FC東京0-0ヴィッセル神戸)。
会場:笑い
原:今年は金南一選手(キムナミル)が入って、鈴木選手(規郎)がFC東京から行ったでしょ。大久保選手(嘉人)が開幕は出られないけど、左サイドの古賀選手(誠史)と鈴木選手(規郎)、左足だけはあるよね、あの2人。
会場:笑い
原:ボッティ選手(ヴィッセル神戸)というのはすごくいい選手だし、レアンドロ選手(ヴィッセル神戸)も速いから。徳永選手(悠平)は多分、鈴木選手(規郎)あたりと当たるというのもおもしろいよね。近藤選手(祐介)も去年は神戸にいたのがFC東京に。それもおもしろいよね。いい試合になるんじゃないの。
水内:徳永選手(悠平)は鈴木選手(規郎)が左サイドで出てきたらやりやすいですか。
徳永:あんまり気にしないですね。
水内:ただ向こうの方が気にしてるかもしれないね。そうでもない?
徳永:そうですね。規郎の方がやりづらいと思います。うちのホームでやるから。
水内:そうですよね。サポーターのバックがありますからね。確かに決して簡単ではない相手ではありますよね。でも、勝ちますよね。
徳永:はい、勝ちます。
水内:そこでまた3秒くらい考えたらどうしようかと思った。小宮山選手(尊信)はホームでレッズ戦ですね。「戦いやすいだろう」と。「楽勝だ」と。言ってない?
小宮山:楽勝とは言ってないです。
水内:どうですか。戦いやすいと思います?
小宮山:強いのはわかってるので、戦いやすいんじゃないかと思います。
水内:去年はどうでしたっけ?
小宮山:引き分け(2007年5月27日、埼玉スタジアム、横浜F ・マリノス1-1浦和レッズ)と、負け(2007年9月22日、日産スタジアム、横浜F ・マリノス0-1浦和レッズ)。
水内:そうですよね。ホームで負けたんだね。
小宮山:はい。
水内:どうでしょう、今度の開幕戦はたぶんセンターバック?
小宮山:わからないですけど。
水内:ディフェンダーの可能性が高いわけですよね。
小宮山:そうですね。
原:それ、レッズとして聞いてるんじゃないの?
水内:いやいやいや。今度の木曜日に収録があるんで。
原:ほらな。そこらへん、誤魔化しておいた方がいいよ。
水内:そんなんじゃない。
原:すぐ切り替えて、あっちへ行くと、「この間、小宮山がこう言ってました」って。
水内:そんなことない。
原:「これは間違いないでしょう」って切り替えて。
水内:それはないです。土曜日に解説が入ってますから。
原:ほらな。
水内:エジミウソン選手(浦和レッズ)と高原選手(直泰、浦和レッズ)が2トップに入ると思うんですけど、その2人はどうですか。
小宮山:ノーコメントで。
会場:笑い
原:いいね。
水内:いろいろ教えてあげようと思ったのに。でも、そんなに苦手意識はない?
小宮山:はい。
原:去年テレビで見たけど、横浜F・マリノスは浦和レッズのホームでいい試合してたよね。
水内:すごいいい試合でしたね。
原:やりやすいと思う。みんな燃えるよね。ホームだし、浦和からサポーターも大勢来るから。一番注目されるカードかな。やっぱりお客さんは入るだろうからね。横浜F・マリノスもそこで勝つと今年上昇していけるし。そこで小宮山選手(尊信)が1、2点、右足と左足で入れてくれるとね。やっぱり三都主選手(アレサンドロ、浦和レッズ)よりは小宮山選手(尊信)だなと。
水内:三都主選手(アレサンドロ)の右足はどうにもならないですからね。
会場:笑い
原:両方蹴れるんだから。そういう部分をちょっと出しちゃおう。
水内:そして「対戦するのが楽しみなチームがある」。これもみなさんYESですが。小宮山選手(尊信)は今シーズンはどこが楽しみですか。
小宮山:今までやってきたチームメイトが多いチームは楽しいですね。あとは大学の同期とか、高校の時の知り合いとかは楽しみです。
水内:じゃ、結構多いんじゃないですか。
小宮山:そうですね。
水内:特にこのチームというのはあります? こいつには負けたくないみたいなのがあると思うけど。
小宮山:右サイドの選手が知り合いだとモロに当たるので、特に。
水内:FC東京ね。「多分、俺じゃないな」って顔して、徳永選手(悠平)。入って来い、こっちにしっかり。そういうマッチアップを含めてね。鄭選手(大世)は?
鄭:僕はやっぱり浦和レッズ、ガンバ大阪、そのあたりとやるのが楽しみですね。
水内:そこで勝つ負けるで全然違ってきますからね。
鄭:それこそ何も失うものはないんで。当たって砕ければいいだけなんで。
水内:砕けちゃダメなんじゃない?
鄭:それ、最近よく突っ込まれるんです。「当たって砕けろ」が口癖なんで。「砕けたら勝てないよ」って。
会場:笑い
鄭:あと、自分の地元の名古屋グランパスとか。名古屋のホームでやる時はすごく楽しみですよね。知り合いとかいろいろ来てくれるんで。
水内:そういうのはありますよね。徳永選手(悠平)はどこか楽しみなチームはありますか。
徳永:やっぱり強いチームですね。浦和レッズとかガンバ大阪とか、川崎フロンターレも強いし。
水内:今、横浜F・マリノスは入れなかったよね。
徳永:あと横浜F・マリノス。いっぱいありますよ。
水内:それは、強いチームとやって勝つのが楽しいという意味ですよね。
徳永:やっぱり強いチームとやって勝ったら自信になるし。はい。
水内:「スカパー!でライバルや自分の試合をチェックする」。みなさん、家にスカパー!は付いてないということでしたね。徳永選手(悠平)は角度が悪いと。
原:それはプレーの話? ボールのもらい方とか?
会場:笑い
水内:スカパー!のアンテナの角度の位置ですよね。
徳永:はい。
原:アンテナはね、今は大丈夫。e2 by スカパー!にして、アンテナを立てて。今は地上デジタル放送でしょ。そのチャンネルで800チャンネルとか801チャンネルとか。それで行けるよ。
水内:どうですか、徳永選手(悠平)。
徳永:はい。でも知識がないんで、あんまりそういう難しいこと言われても。
水内:ちなみに平山選手(相太)はメカに強いとかはないんですか?
徳永:多分ないと思います。
水内:それも困るね。じゃ、自分のプレーを見る機会はあるんですか。機械じゃなくてね。
徳永:わかります、わかります。チームでミーティングとかで見ることが多いですね。
水内:それを借りて見せてくださいとか、そこまではしない。
徳永:はい。
水内:鄭選手(大世)は?
鄭:スカウティングビデオで見るくらいですね。あとは自分のビデオをファンの方がDVDに焼いてくれるんですけど、それはあんまり見ないですね。
水内:あげた人がいたらどうするんですか。「見ろよ!」みたいな。
鄭:それはありがたく保存させてもらってます。現役引退した時のために。
水内:そうそう。あとで見ると、結構ね。
原:懐かしいよな。
鄭:写真みたいなものですよね。写真と一緒で撮るのが面倒臭かったり、見るのが面倒臭かったりするけど、時間が経つと懐かしく思えますよね。
水内:小宮山選手(尊信)は自分のプレーを見ます? 結構見る?
小宮山:そんなに見ないですけど、スカパー!に入ろうかなと思ってて。
水内:もう開幕しちゃうよ。すぐ契約手続きしないと。
原:これ終わったらすぐにスタッフ紹介するよ。
水内:偉い人まで紹介するから。徳永選手(悠平)は海外サッカーとか見ます?
徳永:そうですね。僕も原さんが好きだから。
水内:原さんが解説しているのは見るんだ。
徳永:それで僕もよく見るようになりました。
水内:鄭選手(大世)は?
鄭:たまに夜中にチェルシーとか、イングランド・プレミアリーグのサッカーをやってるじゃないですか。あれを見たら、僕たちはまだまだだなと思いますよね。全然違いますもん。玉際の取りに行き方とか、僕たちもそのレベルをどんどん埋めていかなくちゃと思いますよね。見ていただく方を楽しませるようになりたいですね。
水内:それがね、スカパー!に入るとすぐ見られるんだよ。生放送、生放送。
鄭:いいですね。駆けつけます。
水内:小宮山選手(尊信)は海外サッカーは?
小宮山:最近クラブハウスにたくさんDVDがあるので。
水内:それを気にして見たりとか。
小宮山:そうですね。
水内:いいプレーを見て、イメージを膨らませることも大事ですからね。そして「まだ人に言ってない今シーズンの目標がある」。これはみんなNOということですね。では、人に言った目標でもいいんで、今シーズンの目標を。鄭選手(大世)から。
鄭:僕はリーグ戦15得点、そしてリーグ戦以外の公式戦でも点を取って、合計20得点。あとは今、北朝鮮代表でワールドカップアジア3次予選を戦ってるんですけど、そこを突破して最終予選に行きたい。
水内:3次予選、相手はどこでしたっけ?
鄭:トルクメニスタン、ヨルダン、そして韓国。
水内:韓国の試合が今度の3月26日に。
鄭:はい。多分、中国でやると思うんですけど。
水内:先ほど原さんとも話していたんですけど、楽しみですよね。
原:それを見に行った方がおもしろいよ。
水内:ちょっと特別な一戦になりますよね。
鄭:そうですね。歴史的にも重きを置く一戦になると思います。僕たちもお互いに感情を剥き出しにしてやるんじゃないですか。ガチガチで。負けられないですよ、それは。
水内:やはりワールドカップ予選はすごく気持ちが違いますか。
鄭:そうですね。僕はプロになって全ての試合がすごく大事なんですけど。その中でも代表戦といったら国の威信もかかってるし、自分が負けて悔しいとか、そんな悠長なことを言ってられなくて、人生を賭けて戦いますね、その試合は。
水内:逆に言えば、今年は楽しみな試合がたくさんありますね。
鄭:代表で活躍することというのは、国民全員が期待していることなんで。活躍したら反響が違いますね。今回の東アジア選手権では、それがすごく楽しかったです。川崎フロンターレの試合で点数を入れたりしても反響あったんですけど、それでも代表で、しかも日本戦で点を入れることによって、すごい反響がありましたね。
水内:得点の一瞬、「おい、鄭大世!」って言ったサッカー解説者は大勢いると思いますけど。
鄭:日本の知り合いとかに、「あんまり日本をいじめないでよ」って。もう5~6人に言われました。
水内:原さん、あの時は試合をご覧になっていたと思いますけど。
原:見てたよ。ヒールになってたよね、日本から見ればね。でも、そのぐらいイヤだったし、彼のプレーは気持ちが伝わってくるというかね。今年はケガしないで、川崎フロンターレでも北朝鮮代表でも頑張って。ワールドカップ最終予選で日本と同じ組になるかどうか。またそこで戦ってもらいたいなと思うし。
水内:徳永選手(悠平)は今シーズンはどんな目標を?
徳永:僕はディフェンダーなんであまり具体的な数字とかないんですけど。チームで活躍して、それでまた代表に招ばれるようになったらいいなと思います。
水内:得点はあまり意識しないんですか。アシストとか。
徳永:そうですね。まぁ、点も取れればいいんですけど。あんまり簡単ではないんで。
水内:ちなみに去年は?
徳永:ゼロです。得点ゼロ。
水内:アシストとかは?数えてないか。
徳永:そうですね。今年はちょっとは増えるように頑張っていきたいです。
水内:1点取ったら去年を超えるわけだからね。
徳永:簡単ですね。
水内:でも、取るチャンスがなかなかないからね。
徳永:そうですね。
水内:小宮山選手(尊信)は?
小宮山:僕は去年、点を取れなかったんで、今年は点を取りたいです。
水内:お互い取れてないということで、意識しながら競い合って欲しいですね。矢島選手(卓郎、清水エスパルス)とかが点を取ったら悔しいなと思いながらね。小宮山選手(尊信)は、徳永選手(悠平)を意識しながら。徳永選手(悠平)は、小宮山選手(尊信)を意識しながら。それは楽しみですね。ここにいる方も「小宮山は点取ったけど、徳永は点取ったかな?」と勝手に思っていただければいいと思いますけど。そして「今シーズンは、優勝する!」。これは力強くみなさんYESを上げていただきました。徳永選手(悠平)、去年は何位でしたっけ? 原さんが見てますけど。覚えてない?
徳永:・・・10何位だと思います。
水内:いくつだっけ、13位?
原:12位だな。
徳永:12位です。
水内:混戦でしたからね、真ん中あたりは。最後の方は結構固まっていた部分もありましたから。今シーズンは優勝?
徳永:優勝を目標に。でも、そう簡単ではないので、とにかく優勝争いをする順位のところまで行きたいです。
水内:常にそこにいるというのも大事ですよね。
徳永:そうですね、はい。
水内:鄭選手(大世)は?
鄭:去年はすごく悔しい思いをしたので、ヤマザキナビスコカップも、天皇杯も。それに今年はいい選手も加入してきたんで、満を持してぜひタイトルを奪りたいですね。みんな個人個人がその意識を持っていると思います。曖昧な気持ちの人はいないし、試合に出ている人も全員が今年は絶対優勝するぞという気持ちを持っているんで、今年は絶対行かなきゃいけないですね。
水内:選手のコメントが変わってきましたね。川崎フロンターレの選手はね。
鄭:そうですね。それを常に視野に入れてるから。そういう目標を掲げることによって、すごくいい刺激になっていると思います。去年の悔しさもそうだし、今年は絶対優勝したいです。
水内:最初はACLもあったりして、それも含めて少しリズムが崩れたのかなという気もしましたけどね。今年はACLもないですし、関塚監督(隆)も何年目?
鄭:6年目です。そろそろタイトルが欲しいという感じですね。
水内:監督が一番思ってますよね。
鄭:熱望してますけど。
水内:小宮山選手(尊信)は、もちろん横浜F・マリノスも優勝に絡んでいきたいですよね。
小宮山:はい。いい選手がたくさんいるんで。
水内:知ってる、知ってる。
原:結構いるよ、横浜F・マリノスは。
小宮山:そういう順位にいつもいないのがおかしいので、今年はぜひ優勝争いしたいです。
水内:去年も一時期すごい強い時があったのにね。8-1(2007年8月11日、日産スタジアム、横浜F ・マリノス8-1横浜FC)とか。
鄭:大島選手(秀夫)が4点入れて。
水内:あの時は本当にすごかったよね。確かにすごいサッカーしてたよね。
鄭:やってても勢いがすごかったですもん。試合中これは勝てないと思いました。
水内:よく走るし、シュートを打てば入るし。
鄭:みんな追い越して, 追い越して。
水内:それが何で勢いがちょっと落ちちゃったのかな?
小宮山:それがわかってたら、多分落ちなかったと思うんですけどね。
水内:でも, 落ちちゃったじゃない。
小宮山:はい。逆に聞きたいです。
水内:周りからの意見を。そうねぇ。まぁ、長続きしないよね。あれを90分間はね。
原:疲れちゃうから。
水内:相手に研究されるとね。
原:ただ相手が少し弱気になると、爆発的に点を取るチームだったよね。で、接戦にちょっと弱かったかな。FC東京でも勝ったくらいで(2007年10月6日、味の素スタジアム、FC東京2-1横浜F ・マリノス)。大勝ちするわりに、接戦の時に1点取られたりとか。
水内:勝ち切れない。そして、最後の質問「優勝できなかったら罰ゲームを受ける覚悟がある」。鄭選手はあるということですね。ではまず、「受けたくないよ」という2人。
徳永:内容にもよりますね。
水内:「何をする」って書いてないからね。
徳永:はい。
水内:鄭選手(大世)、逆にどこまでならやります?
鄭:いやぁ、それはもう。おいしいから。若手芸人顔負けのリアクション取りますよ。
水内:「やりま~す!」みたいな。
鄭:「エ~~~ッ!」みたいな。「エッ俺?!」って言いながら笑いながら。
水内:確かに罰ゲームの内容にもよりますよね。小宮山選手(尊信)も罰ゲーム次第で。
小宮山:そうですね。
水内:決めましょうか。
鄭:提案してください。
水内:原さん何かありますか? 優勝できなかったら、このうちの必ず2人は罰ゲームを受けなきゃいけないわけですからね。
原:焼肉をおごる。
水内:僕らはおごってもらうだけでしょ?
原:それいい。それはいい罰ゲームだな。
水内:聞いてる人たちは全然楽しくないですけど。
原:この3チームが、例えばリーグ戦がフロンターレで、ナビスコカップが、とみんなが優勝した場合は俺らがおごる。じゃ、それは俺がおごるわ。
水内:そうですね。リーグとは書いてないですもんね。先輩ですからね。じゃ、僕が一番おいしいじゃない。
原:それはないだろう。
鄭:そしたら僕が店選びます。
水内:4つのタイトルのうち、この3チームがどれか取るっていうのはね。
原:でも、そうやってほしい。
水内:それぐらいの気持ちを持って僕らも応援したいですし。大丈夫ですか?
徳永:大丈夫です。
水内:平山選手(相太)を連れて来なくていいからね。
徳永:大丈夫です。
水内:もし「来たい」って言ったら、連れてきてもいいけど。
徳永:わかりました。
原:平山におごらせる。
水内:わかりました。では、ぜひそういう罰ゲームを受けないようにみんなが優勝してハッピーになれれば、原さんがおごってくれるということで、11の質問でした。
日々野:それではここからは会場からの質問コーナーに移ります。
客1:徳永選手(悠平)、結婚のご予定は?
徳永:はい。したいです。
水内:さっき彼女がいるって言ってましたよね。
徳永:はい。
水内:その彼女としたいんですか?
徳永:できればしたいですね。
水内:じゃ、近いうちに?
徳永:できれば。
水内:とか言って、明日発表とかしないでよ。
徳永:はい。大丈夫です。
水内:発表できれば、今言っていただいた方がいいし。
徳永:まだそういうのはないです。
水内:具体的ではない。
徳永:はい。
水内:その彼女は何ていう方なんですか?
徳永:それはまた改めて。
水内:なんか意味深ですね。楽しみです。今年?
徳永:できればしたいです。
水内:じゃその時は、ぜひみなさん拍手だけでも送ってあげてください。
客2:鄭選手(大世)は先ほどの質問でファンからもらった試合のDVDを見てないということだったんですが、僕、多分10枚ぐらいあげてると思います。本当に見てないんでしょうか?
鄭:まさか本人が来てないだろうと思ってた、そのまさかが起こってしまいました。
会場:笑い
鄭:実際はちょっと話を盛りあげて話してますけどね。若手芸人ばりに。
水内:見てるよね、DVD 。
鄭:もちろん見てます。早送りしたりとかはしてますけど。
原:そういうのって、後で効いてくるよね、ホントに。選手の時って自分のを見たい気持ちもあると同時に、ちょっと見たくないところもあったりして。でも、見てるよね。
鄭:実はめっちゃ見てます。
水内:確かに現役を辞めた時にそれが宝物で、テレビ局の人からもらった写真とか、探してもなかなか出てくるもんじゃないですからね。どんどんこれからも鄭選手にDVDをあげてください。
客3 :小宮山選手(尊信)は去年日本代表候補の合宿に行って、その時に気づいたこと、感じたことがあったら教えてください。
水内:わかるでしょ、今の質問。
小宮山:はい。
水内:通訳した方がいいかなと思って。すごくちゃんとした質問でしたよ。
小宮山:その時は午前中の練習がなくなって練習も短くて、練習2回くらいと試合1回で短かったんですけど、普段は堅実なプレーで上がっていったりすることが多かったんですけど、アイディアをどんどん出すように言われて。敵も味方もびっくりするようなアイディアを出すようにと言われたのがすごく印象的で。あと、練習でもものすごく走ったので、やはり特に日本人は運動量を多く出さないと勝てないし、自分もまだ運動量が足りないので、そこはあの合宿で改善しなくてはいけないなとすごく思いました。
水内:素晴らしいお答えですよ。課題が見つかったということですよね。
小宮山:そうです。
日々野:あっという間の2時間でした。早かったですよね。
水内:貴重な話を聞けましたね。
日々野:最後にみなさん、それぞれに一言ずつお願いします。
水内:まず徳永選手(悠平)。いかがでした、トークバトルは。
徳永:楽しかったです。また機会があればやりたいですね。
水内:何か言い残したことがあったら。
徳永:今日は寒い中をありがとうございました。
水内:鄭選手(大世)、いかがでしたか。
鄭:僕は就職活動の一環として今日参加させていただきました。
水内:辞めちゃいけない。ずっと現役やらないと。
鄭:アピールできたかどうか、あとで感想とか聞きたいですけど。すごく楽しく司会していただいて、自然体で喋れたと思います。僕たちのプライベートとか、楽しい面も見せられてよかったです。
水内:ありがとうございました。って、僕がお礼言ってどうする。そして、小宮山選手(尊信)。
小宮山:初めてだったんですけど、すごく楽しかったです。また機会があればやってみたいです。
水内:ぜひ今シーズンもみなさん頑張ってください。ベストイレブンに入る3人ですから。原さんはいかがでしたか。
原:平日の夜にこれだけ多くの人が来てくれて、ありがとうございます。選手は選手の立場で、我々は我々の立場でJリーグを盛り上げていって、Jリーグのレベルが上がれば日本のサッカーも強くなるし、北朝鮮代表も強くなるし。そうやってみんなでいいサッカーを作り上げていって、映像の人は映像の人で頑張ってもらって、みんなで盛り上げていきたいね。みんなサッカーが見たいし、感動する試合を多く見たいし。3選手には愛情を持って厳しくいきたいと思います、辛口で。その時はこの会場に来た人は「あぁ、あそこで言ってたな」と。でも、ここで出会ったのも何かの縁ですから、この3人は今年頑張ってくれるんじゃないの。
水内:よりブレイクしていただいて。
原:ブレイクしてほしいね。そして、焼肉をおごってあげたい。そういう気持ちはあります。今日は本当にありがとうございました。
日々野:本当に今日はいろいろお話しいただきましてありがとうございました。もう一度みなさんに盛大な拍手をお送りください。
会場:拍手
日々野:あっという間でしたね。
水内:ずっと座りっぱなしだったので、ちょっと疲れてますね。サッカー選手ってあんまり座り慣れてないんで。
日々野:いかがでした、水内さんから見た3選手は。
水内:実は3人とも初対面なんですよ。先ほど控え室でもたいして会話も弾まず。そんなことはないですけど、いろんな話をさせてもらいました。また1対1と違って同世代で、原さんもいたので、多少リラックスして喋っていただけたんじゃないかと思います。
日々野:楽しくてあっという間でしたね。
水内:お客さんもたくさん来ていただいて。楽しかったですか?
会場:拍手
日々野:それでは最後に、水内さんの期待することを一言お願いします。
水内:選手がプレーをするのはもちろんですが、Jリーグを盛り上げるのはみなさんだと思います。応援しているチームの近くのスタジアムに行くことが多いと思いますけど、アウェイに行けない時はぜひスカパー!でご覧いただきたいと思います。たくさんゲームを放送していますので。みなさんは本当にサッカーが好きな方だと思うので、自分の応援するチームだけでなくても、今日会った選手たちを個人的に応援してみるのも応援のし甲斐があるかと思います。僕も原さんも違った立場ですけど、スカパー!の番組をやっていますので、ぜひご覧いただければと思っております。今日はみなさんお疲れ様でした。
日々野:本日のホスト役、水内猛さんでした。そして、ナビゲーター日々野真理でお送りしてまいりました。どうもありがとうございました。
会場:拍手

取材・文/CREW  撮影/新関雅士

→前編へ