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NEWS
★12/17 いよいよ一般発売開始!東京:12/18(土) 10:00 大阪・新潟:12/19(日) 10:00
★11/18 千葉雅子・河原雅彦・古田新太よりコメント動画が到着!
★11/16 特集ページオープン


一流れ姉妹シリーズ、遂に完結! 明日もついでに捨てちゃいな!

2005年5月、青山円形劇場にて旗揚げした小劇場界の異色ユニット、 人生の機微に富んだ人情物語にシリーズ化して上演する、それが「真心一座身も心も」。 "座長"に村岡希美、"座付き作家" 千葉雅子、"座付き演出家" 河原雅彦、そして"にぎやかし" 坂田聡の4名で結成、 古き良き80年代の東映映画のように、ヴァイオレンスでそしてケレン味に溢れる作品を提示し、 小劇場ファンをはじめ、着々とファンを増やしてきました。

その「流れ姉妹」シリーズもついに今作品で堂々ファイナルを迎えます。 物語は、千葉雅子の演じる「たつこ」と村岡希美の演じる「かつこ」姉妹の関係を軸に展開していきます。 そして毎公演「たつこ」が恋する「ゲストラバー」と「かつこ」を凌辱する 「ゲストレイパー」を招くスタイルも「身も心も」の魅力のひとつです。 今回は、古田新太・池田成志というこの上ないビッグゲストをお迎えして、シリーズファイナルで有終の美を飾ります。 流れ続けてきた二人の姉妹の運命は…そして新たな愛を紡ぐ男との運命は…
真心一座身も心も、大注目の最終章。さらばたつことかつこ—。 乞うご期待!

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動画

千葉雅子・河原雅彦・古田新太よりコメント動画が到着


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今までのあらすじ
第一章
舞台写真放浪の姉妹、根上たつこと根上かつこ。姉たつこの傷害事件の身代わりで服役していた妹かつこ。 北の刑務所で心優しい看守谷村寛と元ヤクザの保護観察司末次優二に出会う。出所したかつこは、かつて自分を陵辱した男歌川英明(初代ゲストレイパー)に再会し、 すさんでいた彼の心に愛情をみつけて別れる。そして新大久保の診療所で消息不明の姉を思いながら暮らす。 谷村はかつこのために、たつこを捜しに沖縄へ向かう。沖縄では、闘牛舎に身を寄せたたつこがもぐりの獣医師五十嵐成道(初代ゲストラバー)に心惹かれるも、 谷村の出現で大立ち回りをする羽目に。五十嵐のはからいで再会する姉妹。定住者としての人並みの生活が待っているかと思いきや、 二人の宿命は背中合わせに旅立つことだった。
第二章
 舞台写真旅回り一座に加わって、姉を捜すかつこ。哀しい過去ゆえ不能に陥った座長松島力哉(二代目ゲストレイパー)に陵辱され、 また自分を追ってきた谷村が一座の女優と仲睦まじくしているのを見てしまい、一座を離れる決意をする。 たつこは北海道の警察で出会った気弱なサラリーマン岩崎雄三(二代目ゲストラバー)と、ひょんなことから島根の境港で数日ともに過ごすことになる。 心かよわす二人だったが、岩崎の好意に素直に答えられないたつこ。やがて、境港の路地で運命の再会を果たす姉妹。 母からの手紙を受け取っていたかつこは、たつことともに手紙の住所飛田新地へと旅立とうとする。そこへ末次優二が現れ、二人の後ろ暗い過去をあばく。 二人は十代の頃、虐待の母の首を絞めて山林に埋めた秘密を持っていたのだった。
第三章
舞台写真 殺したはずの母が生きていた!?真相を確かめようと、大阪へ向かうたつことかつこ。 大阪目前の車内で鞄をひったくられてしまい、激しく動揺したたつこは窃盗のあとを追い、姉妹は早くもバラバラに。 かつこは天王寺動物園前で姉を探していると、たつこの鞄を持った牧場主の男・鳥塚幸也(三代目ゲストレイパー)と出会い、 和歌山の牧場までついていく。牛の出産を手伝い、溶け込むかつこの目前に突然、母澄江(ゲストマザー)があらわれ奇跡の再会を果たす。 かつこに好意を寄せる鳥塚が一緒に暮らそうと告白し、安住の地を手に入れたかに見えたが、鳥塚の過去のトラウマを母が刺激したため、 かつこは陵辱され幸也は焼身自殺を遂げる。
舞台写真 一方鞄を必死に探すたつこは窃盗団一味に成り下がっていた谷村の導きで、アジトに踏み込む。 若きボスの男・美浜慎也(三代目ゲストラバー)に見込まれたたつこは、鞄をエサに振り回されながらも心を通わす。 それぞれ悲喜こもごもの日々を過ごし、やっと連絡のとれたかつことたつこは、幼い二人が過ごした小名浜で会おうと温泉ランドへ向かう。 鞄を手にしたたつこの目前に澄江も現れ、過去の因縁が爆発した二人は一騎打ち。 母の息の根を止めようとした寸前、かつこが鞄に隠されていた思い出の赤べこをとりだし、優しかった母の唯一の記憶を語り出す。 ひるむたつこだったが、澄江の記憶に嘘をみつけ、たつこが澄江の偽物と見破る。何者かによって遣わされた偽母は消える。 一部始終を見届けた慎也が風のように去って、再びあてどもない旅に出た姉妹。
 たつこの鞄に入っていた謎の手紙を手にした谷村が、刑務所の所長に刺され、末次が手紙を奪う。 倒れ込む谷村に不敵な微笑みをもらす末次。偽物の母の一件も末次の仕業なのか?姉妹の背後に大きな闇がせまるのだった…。

「大阪公演への意気込みインタビュー」

2005年に小劇場のツワモノたちによって旗揚げされたユニット“真心一座 身も心も”。惜しまれつつも迎えるファイナルには、古田新太が満を持してゲストに登場。大阪上陸への意気込みを、座付き演出家・河原雅彦とともに語る!

古田「オイラはもともと真心一座のファンで。やっぱりバカバカしいところがいいよね。第一章での粟根(まこと)の船上での陵辱シーンなんてゲッラゲラ笑ったから。そういうヒャッ!って笑えるところが一箇所でもあるとね、がぜん応援したくなるんですよ。もっと見せてくれ!みたいな。だから出たいなってずっと思ってたし、ファイナルに間に合ってよかったです。」

河原「ファイナルだから古田さんがゲストってわけじゃないんです。僕の中で真心一座はぼちぼち幕引きのタイミングなんじゃないかと思ってるときに古田さんが出てくれるっていうんで、「じゃあ終わり!」って。古田さんが終わらせた感じですね(笑)。」

古田「真心一座ってまた楽しませてもらおうと思ってるお客さんが多いから、毎回ハードル高いよね?」

河原「そうなんですよ。毎回お決まりがある大衆演劇的なものを目指していたから、そのお決まりの期待に応えて行くって楽ではないですよね。でも損得勘定なく好きで始めたことなんでなおさら、自分たちが面白くないと辛いし(苦笑)。続けなきゃっていう義務になってしまうとちょっと大変だから、5回(再演含む)で終了っていうのはいい頃合かもなあと思ってます。」

古田「お決まりといえば、ゲストレイパーによるかつこ(村岡希美)への陵辱シーン。このシリーズにおける陵辱シーンってハレの場で、今回もすごく面白いシーンになってると思う。オイラはレイパーだけど、気持ち的にはラバー気分で楽しいんだよね。今までの荒ぶった男たちと違って、ノーブルでソフィスティケイテッドされたレイパーだから(笑)。」

河原「やられるかつこも今までと違う。シリーズを通じて、かつこというキャラクターがほんとに強くなったなと感じますよね。」

古田「あのシーンが終わった後、「ハァ~、ハァ~」って希美ちゃんの方が荒ぶってるんだよ(笑)。カッコいいよね。」

河原「さすが座長!」

古田「でまあ、いよいよ大阪公演となるわけだけど。大阪には一章と三章で行ってるんだっけ? だから観たことある人たちはわかってると思うんだけど、笑いに貪欲な大阪の人たちが十分笑えるオモシロを厳選して作りましたんで、ぜひとも笑いに来ていただいて……。でも最終的には泣かそうと思ってます。」

河原「シーンがポンポン変わるし、笑っているうちにいろんなことが進んでいくのが一番いい気がするんですよ。でも基本は人情芝居だから、芯の部分は外れないように、そのバランスをとりながらのお芝居なんですよね。」

古田「コントじゃないから、喜劇として観られたいよね。(藤山)寛美さんや渥美(清)さんのような人たちがやってたみたいに、お客さんはゲラゲラ笑っているうちに最後キュンとなったりするっていうのが、真心一座の目指すところではないかなと思います。
チケット・公演情報

2011年1月27日(木)~2月6日(日) 本多劇場

料金:7,000円(全席指定・税込)
※受付は開演の60分前、開場は開演の30分前。
※未就学児童はご入場をお断りしております。

2010年12月18日(土)10:00よりチケット発売

公演・チケット情報

2011年2月11日(金・祝) ~ 13日(日) 森ノ宮ピロティホール

料金:S席 7,500円 A席 5,500円(全席指定・税込)

2010年12月19日(日)10:00よりチケット発売

公演・チケット情報

2011年2月17日(木) ~ 22日(火) 吉祥寺 前進座劇場

料金:7,000円(全席指定・税込)

2011年1月16日(日)10:00よりチケット発売

公演・チケット情報

2011年2月26日(土)・27日(日) 新潟市民芸術文化会館 劇場

料金:4,000円(全席指定・税込)

2010年12月19日(日)よりチケット発売

公演・チケット情報



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